本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年7月23日18時13分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『在宅酸素療法、火災が5年で24件…22人死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160723-OYT1T50070.html?from=ycont_top_txt
肺の病気のため酸素吸入をする在宅酸素療法が原因とみられる火災が、この5年間で計24件あり、患者22人が死亡したことが、一般社団法人「日本産業・医療ガス協会」のまとめでわかった。
吸入中の喫煙が原因となるケースも多く、同協会や厚生労働省は、近くで火を使わないように呼びかけている。
在宅酸素療法では、主に、酸素濃縮装置から鼻につないだチューブを通し、酸素を吸入する。
長年の喫煙が原因で肺が酸素を取り込みにくくなる慢性閉塞性肺疾患(COPD)や、肺結核の後遺症の患者ら、約16万人が受けている。
同協会のまとめによると、2012~16年6月に患者宅で起きた火災は、14年の7件を最多に、計24件あった。
(ここまで295文字 / 残り184文字は有料)
(ブログ者コメント)
○在宅酸素療法の火災危険性は、過去に本ブログで何件か紹介済。(高濃度酸素カテゴリー参照)
○厚生労働省HPに平成28年7月1日付で、報道発表資料が掲載されていた。
『在宅酸素療法における火気の取扱いについて』
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003m15_1.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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