2018年9月7日21時4分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県警察本部は、5日、機動隊が射撃訓練をしていた際、拳銃の部品の一部を破損し、部品から「トリチウム」という放射性物質を含むガスが漏れ出したことを明らかにした。
県警や原子力規制庁は、漏れ出した量は微量で、人体や周辺環境への影響はないとしている。
県警によると、5日、博多区にある機動隊の訓練場で、射撃訓練を行っていた機動隊員が拳銃の照準を定めるための「照星」と呼ばれる部品を工具で調整していたところ、この部品の一部にひびが入り、中から「トリチウム」という放射性物質含むガスが漏れ出したという。
県警によると、部品には、夜間でも照準を定めやすくするために発光する性質があるトリチウムを含むガスが使用されていたという。
県警から報告を受けた原子力規制庁によると、漏れ出した量は微量で、仮に全て体内に取り込んだとしても、人体に影響のないレベルで、周辺の自然環境への影響もないという。
警察は、「今後、このような事案がないよう、原因究明を行うとともに、部品の取り扱いのあり方について検討したい」としている。
出典
『機動隊拳銃から放射性物質漏れ』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180907/0002206.html
9月7日21時45分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県警警備課によると、5日午後0時15分ごろ、福岡市博多区の機動隊総合訓練場で、機動隊員が拳銃の照準を合わせる部品を工具で調整中に過って破損。
通常なら白く光る照準部品が光らなかったため、内部からトリチウムを含むガスが漏れたと判断した。
放射線障害防止法に基づき、漏出は原子力規制委員会に報告したという。
出典
『拳銃から放射性物質漏出 訓練中に誤って破損 福岡県警』
https://www.asahi.com/articles/ASL976HSTL97TIPE03L.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。