2018年9月4日20時22分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、装備一式の写真付きでネット配信されていた。
JR東日本は4日、新幹線車内のセキュリティー向上策として、車掌らが使うために車内に積み込む防護盾や防刃服(ベスト、手袋)を公開した。
今年6月に東海道新幹線「のぞみ」車内で起きた乗客殺傷事件を受けたもので、運転台や車掌室など、1編成あたり3カ所に配備する。
これとは別に、車掌ら乗務員はフラッシュライトと催涙スプレーを携帯する。
新幹線駅や在来線主要駅には、さすまたや防刃服を配備する。
血圧計や止血用具などの医療器具とともに、年内には配備を済ませる予定という。
防護盾はポリカーボネート樹脂製で、狭い車内でも使えるサイズに設計し、中型(縦80cm、横50cm)と小型(縦50cm、横30cm)の2種類を用意。
長さ1.3mの警戒杖は、不審者との距離を保つために使う。
JR東海やJR西日本も、東海道・山陽新幹線に、同様の護身用具や医療器具を搭載する方針だ。
出典
『新幹線に盾や防刃服配備へ JR東、乗客殺傷事件で対策』
https://www.asahi.com/articles/ASL945QJRL94UTIL02W.html
9月4日18時54分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東海道新幹線の車内で乗客が襲われ3人が死傷した事件を受け、JR東日本は、新幹線の車内に防護用具を配備すると発表した。
JR東日本では、乗務員や警備員が新幹線の車内で不審者に対応することを想定し、防護用の盾や防刃ベストなどを年内に配備する。
東海道新幹線の事件では、車掌が座席シートを外して身を守ったが、JR東日本の新幹線はシートが取り外しにくいことから、一部を外しやすい構造に変えるという。
出典
『JR東日本、新幹線車内に防護用具を配備へ』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3464027.html
(ブログ者コメント)
今年7月には、JR東海が護身用品を新幹線車内に常備するという情報を本ブログで紹介している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。