2016年2月7日20時8分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時半ごろ、幌延町の天塩川に架かる橋の建設工事現場で、工事関係者のワゴン車が突然、爆発し、原形をとどめないほどに壊れた。
この爆発で、近くにあったプレハブ小屋の壁の一部も吹き飛ばされるなどして、室内にいた36歳の作業員の男性が軽いけがをした。
警察や消防によると、ワゴン車の荷台には、業務用のアセチレンガスのボンベが数本、積まれていて、当時、このうち2本にホースをつないで、車の外で溶接作業が行われていた。
警察は、何らかの理由で漏れたガスに引火した可能性があると見て、爆発原因の特定を進めるとともに、当時の安全管理に問題がなかったかについても調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160207/5710991.html
(ブログ者コメント)
○映像を見ると、バンパーらしきものが10~20mほど飛ばされており、車体はワゴン車かどうか判別不能なほどメチャメチャに壊れていた。
思うに、雪が降るなどの理由で、窓やドアをほぼ閉め切っていたのかもしれない。
○車に積んでいたボンベが爆発した事例は、最近では下記。
今回のように車体が判別不能なまで壊れていたか気になり、当時の報道を確認したところ、佐伯市の事例では、ワゴン車は後部バンパー付近に壊れた跡がみられたものの、車体は健全で窓ガラスも割れていないように見える。
報道されてはいないが、今、考えるに、事故当時は後部ハッチを全開にしていて、そこから爆風が抜けたのかもしれない。
残る2事例は、写真では状況が確認できなかった。
2015年11月24日掲載
2015年11月17日 大分県佐伯市のアパート駐車場で防犯カメラの動力源に使う水素を水素が入ったボンベから予備ボンベに移し替え中、爆発して1人重傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5400/
2015年3月4日掲載
2015年2月24日 秋田県大館市で溶接用ボンベを積んでいたほろ付きトラックの荷台に作業員が上がった直後?に爆発、4人死傷、漏れたガスがほろの中に充満していた模様 (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4664/
2013年6月19日掲載
2013年6月13日 志摩市の林道でトラックの荷台に積まれたLPGボンベが爆発し、吹き飛ばされて全身やけどの重傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2951/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。