2016年2月4日19時35分にABC NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月4日18時21分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前、大阪市天王寺区の住宅で81歳の女性がコロッケを調理中、油が飛んで出火し、夫とみられる男性が死亡する火事があった。
近くの小学校では、児童30人が煙を吸うなどし、病院に搬送された。
火事があったのは、天王寺区大道にある2階建ての木造住宅で、およそ80m2が焼けた。
隣の住人は、「居間から火柱が2mぐらい上がっていた。水をかけようが手を付けられない状態」と話している。
当時、女性が天ぷら油を使ってコロッケを揚げていた際、油が飛び火が出たとみられ、警察に対して女性は、「火をかけたまま、いったん台所から離れ、戻ると炎が上がっていた」と話している。
女性は、布団をかけて火を消そうとしたものの収まらず、助けを求め外に出たという。
台所付近には女性の夫とみられる男性が倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認された。
この火事による煙がおよそ150m離れた小学校にまで影響し、6~11歳の児童あわせて30人が頭痛や吐き気など不良を訴え、病院に運ばれたが、いずれも症状は軽いという。
市教委によると、児童らは、授業中に煙が入ってきたため、窓を閉め切った教室内で待機していたが、煙の臭いで気分不良を訴える児童が相次いだという。
出典URL
http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_008_20160204008.html
http://www.sankei.com/west/news/160204/wst1602040074-n1.html
(ブログ者コメント)
○都市部の小学校、6~11歳の児童という点から考えると、1つの教室だけではなく、複数の教室で何人かずつが体調不良を訴えた、ということかもしれない。
○本件、どの程度の濃さの煙、臭いがどのくらいの時間、教室内に漂っていたのか分からないが、ブログ者は、東日本大震災時の大川小学校事例と相通じるところがあるのかもしれないと感じた。
大川小学校事例では、避難すべきかどうかの議論が長引いて校庭に留まっていたため、多数の児童が津波に巻き込まれた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。