2016年2月8日付で毎日新聞大阪版夕刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月8日13時26分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時6分ごろ、大阪(伊丹)空港発新千歳行き全日空771便(ボーイング777−300型)が離陸直後、客室内に煙状のほこりが充満した。
同機は緊急事態を宣言し、約10分後、大阪空港に着陸した。
火災などは起きておらず、乗客445人と乗員13人にけがはなかった。
国交省大阪空港事務所などによると、同機は午前9時5分に離陸。
約1分後、高度約150mの上空で、客室後方で異音が発生し、煙状のほこりが機内に充満したという。
同社が着陸後に点検した結果、空調用の配管の断熱材が破損していた。
空気が客室内に送り込まれる時に、断熱材が繊維状のほこりのようになって混じり、客室の足元付近にある空気が通る穴から霧のように吹き出てきたらしい。
客室内には、断熱材のかけらが飛び散っていた。
乗客の兵庫県の女性(66)は、「客室の後方から、白いほこりのようなものが漂ってきた。雪が舞っているような感じだった。何が起きたか分からず、怖かった」と話した。
千葉県の女性(66)は、「かいだことのない異臭が充満し、すぐにマスクをした。乗客もざわつき始め、子どもの泣き声も聞こえた」と不安げに話した。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160208/ddf/041/040/011000c
http://this.kiji.is/69282082671740408?c=39546741839462401
2月8日12時33分にNHK関西NEWS WEBから、2月8日15時3分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時ごろ、大阪空港を出発し新千歳空港に向かっていた全日空771便のボーイング777-300型機から、「客室の後ろの方で煙のようなものが出ている」という連絡が管制に入った。
全日空機は大阪空港に引き返して緊急着陸し、乗客を降ろした。
全日空によると、乗客445人と乗員13人にけがなどはないという。
乗客の男性は、「びっくりするくらい大きな音が鳴り、熱風とともに綿ぼこりが雪のように舞って息苦しくなった。こんなことは初めてで、一時はどうなるかと思った」と話していた。
全日空が調べたところ、客室で出たのは煙ではなく、配管の断熱材の一部が細かいほこりのようになって一部のダクトから噴き出したことがわかったとして、詳しい原因を調べている。
全日空は、「原因が分からず、安全を第一に考えた」と説明している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160208/5727181.html
http://www.asahi.com/articles/ASJ283QQSJ28PPTB002.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。