2016年5月30日18時21分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後0時5分ごろ、愛知県刈谷市の自動車ブレーキメーカーA社刈谷工場で爆発が起きたと119番があった。
工場2階でガス爆発が発生し、20~40代の男性従業員4人が負傷した。うち3人は軽傷で、1人は重傷の可能性があるという。
同社によると、従業員らは当時、ブレーキ部品の塗装ラインの「乾燥炉」で、不調だった排気ダクトを修理していた。
何らかの原因でガス爆発が起き、従業員は一時、全員が避難。工場は全面的に停止した。
同社によると、他の生産ラインは無事で、31日に操業を再開する見込み。
破損した塗装工程は、別の工場で代替する。
出典
『A社子会社でガス爆発=4人負傷、塗装ラインで-愛知』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016053000351&g=soc
5月30日19時25分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、爆発が起きたのは、4階建ての工場の2階部分にある製品に塗料を塗る工程で、近くにいた21歳から43歳の男性社員4人が、飛ばされた物が当たるなどしてけがをし、病院に搬送された。
このうち、21歳の男性はけがの程度が重いという。
調べによると、爆発が起きた工程では、30日朝、塗料を使う機械に不具合が起きて動かなくなったため、修理を行っていたという。
警察は、機械から出た可燃性のガスが排気ダクトの中にたまり、何らかの原因で引火して爆発した可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『自動車関連工場爆発 4人けが』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160530/5721861.html
5月31日付で毎日新聞中部版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
A社刈谷工場で30日発生した爆発事故で、爆発したのは塗装した部品をガスの熱で乾かす乾燥炉で、けがをした作業員らは、いずれも乾燥炉の修理中だったことが、警察などへの取材で分かった。
警察や同社などによると、負傷したのは21〜43歳の男性作業員4人で、1人が腰の骨を折ったとみられ、3人が軽傷だった。
工場では車のブレーキの関連部品を製造しており、爆発は、塗装工程を行う2階の乾燥炉で発生した。
乾燥炉に不具合があり、作業員らはこの日朝から排気ダクトを修理していた。
出典
『愛知・刈谷の車部品工場爆発 爆発は乾燥炉 作業員修理中』
http://mainichi.jp/articles/20160531/ddq/041/040/020000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。