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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013591926分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前、倉敷市の水島コンビナートの路上で運搬作業をしていた30代の作業員の男性が倒れ、熱中症の疑いで病院に搬送されたが、症状は軽いという。


9日午前11時ごろ、倉敷市の水島コンビナートの「JX日鉱日石エネルギー水島製油所B工場」の正面の入り口付近の道路上で工場の作業員が数人で運搬作業をしていたところ、このうちの30代の作業員の男性が倒れた。
消防によると、この男性は「手がけいれんしている」と訴え、熱中症の疑いで病院に搬送されたが、症状は軽いという。


倉敷市では11時の気温が23℃で、午後には26℃まであがって夏日になった。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024463331.html?t=1368133648867



(ブログ者コメント)

 

○さほど高くない気温でも熱中症になる可能性がある、そんな事例として紹介する。

 

○一方、5月14日には、長野県と兵庫県で複数の人が熱中症で搬送されていた。

5月、それも中旬にこんなにも多発するのは、珍しいことではないだろうか?

そう感じていたところ、「5月の熱中症 急な気温上昇に体が慣れず」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20135141423分 朝日新聞) 

暑さに体が慣れない今こそ熱中症にご用心。

ここ数日、早くも最高気温が30℃を超える真夏日を記録したところもあり、熱中症とみられる症状で搬送されたケースも出ている。

環境省は、各地の「暑さ指数」を表示するサイトを開設。救急の専門家は「学校行事などで無理をしないように」と注意を呼びかけている。


5月に入り、各地で熱中症とみられる症状で救急搬送される人が相次いだ。
国立環境研究所
や各地の消防への取材によると、5月に入ってから少なくとも42人が熱中症で搬送された。

埼玉県で10日、滑川町でマラソン大会に参加していた男子高校生6人が体調不良を訴え、3人が搬送された。

群馬県でも同日、明和町の80代の男性が自宅から救急搬送され、病院で軽度の熱中症と診断された。

長野県では9日、いずれも畑仕事をしていた80代の男女ら2人がそれぞれ熱中症の疑いで病院に運ばれた。


栃木県
消防防災課の青木副主幹は、「普段であれば5月下旬以降に救急搬送の情報が寄せられるが、今年は例年よりも早く注意を呼びかけたい」と話す。


消防庁
によると、熱中症による救急搬送は毎年、梅雨明け時期が最多となることが多い。昨年は7月末の1週間に全国で9千人余りが搬送された。5月28日~6月3日の週にも297人が運ばれた。


一般的に熱中症の患者は高齢者が多いが、「この時期は、屋外で学校行事やスポーツを行う若い人こそ、注意が必要。急に気温が上がるため、体が慣れていない」と昭和大学の三宅康史教授(救急医学)は話す。「調子が悪くなっても子どもは言い出しにくい。指導者側は子どもたちが訴え出やすい環境をつくり、無理をさせないことが大事だ」としている。


環境省
は熱中症の予防のために、外出や運動を控えたりするなど日常生活の指針となる「暑さ指数」の予測値(全国841地点)の発表を始めた。

暑さ指数は気温に加えて湿度や日差しも考慮した数値。従来は6月からの発表だったが13日からに前倒しした。予測値は環境省のウェブhttp://www.wbgt.env.go.jp/で見ることができる。

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201305140072.html


5月14日に長野、兵庫で起きた発症事例は下記。

5141954分 NHK長野)

14日の県内は日中、各地で気温が上がり松本市や飯田市などで最高気温が30℃以上となる真夏日となり、県内では4人が熱中症の疑いで病院に運ばれ、このうち1人が意識不明の重体となっている。
このうち小諸市大久保では14日午後2時40分ごろ、88歳の男性が散歩中に倒れたと家族から消防に通報があり、佐久市内の病院に搬送された。
消防によると、男性は熱中症の疑いと見られ、意識不明の重体という。
このほか、大町市では午後1時ごろ80代の男性が自宅前で倒れて病院に搬送されたほか、松川村で50代の男性が、駒ヶ根市でも60代の女性が病院に運ばれた。
消防によると3人はいずれも体温が上昇するなど熱中症の疑いがあるということだが、命に別状はないという。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014570891.html?t=1368566266865


5142040分 神戸新聞)

兵庫県内では14日、熱中症とみられる症状による救急搬送が相次いだ。神戸新聞社のまとめでは、県内で計9人。
小野市内の小学校では午後3時ごろ、運動会の練習中に5年と6年の女子児童2人が搬送。いずれも軽症という。同市教育委員会は、熱中症に注意するよう各学校に通知文を出し、予防のためのリーフレットを配った。
また、豊岡市では午後0時半ごろ、商業施設で80代の買い物客の女性が気分が悪くなり、熱中症の疑いで搬送された。
このほか、神戸市内で屋外にいた20代男性ら3人、上郡町で80代女性1人、三木市と加東市でも各1人が搬送された。
環境省などは、こまめな水分補給と適切な休憩を呼び掛けている。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201305/0005988446.shtml

 





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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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