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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013219731分に読売新聞から、同日944分にNHKさいたまから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

インフルエンザ予防用として首にぶら下げて使う携帯型の除菌剤でやけどを負う事故が今月に入って6件続いており、消費者庁で商品をテストしたところ、薬剤の成分が皮膚に障害を与える恐れがあることがわかった。
消費者庁は18日、「ダイトクコーポレーション」が販売する空間除菌剤「ウイルスプロテクター」について直ちに使用を中止するよう、注意喚起した。


同庁によると、この商品は「首から掛けると、塩素成分で周りのウイルスや菌を除去する効果がある」とうたって先月下旬に発売、約70万個が市場に出回っているという。

袋には、漂白剤として使用する次亜塩素酸ナトリウムの錠剤が入っており、汗などで溶けて皮膚に触れ、やけどの被害が出ているという。今月2日には、千葉県の幼児が胸に1か月以上のやけどをした。  


厚労省は、既に同社に自主回収を促している。

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130218-OYT1T01389.htm?from=ylist

http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106657401.html?t=1361308349947



(ブログ者コメント)

 

kis-netで調べた次亜塩素酸ナトリウムの特性は下記。

次亜塩素酸ナトリウムの液をなにかに浸み込ませて錠剤にしているのかもしれない。

・無色透明な液体

・殺菌剤、漂白剤、水処理剤などに使用

・空気、熱、光などにきわめて不安定で放置すると徐々に有効塩素を失う

・液が長時間皮膚に接触すると刺激作用があり、皮膚炎、湿しんを生じる。目に入ると角膜が侵される。経口摂取および吸入により毒性を示す。 

http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp





(2013年3月31日 修正1 ;追記)

20133291831分に共同通信から、二酸化塩素を用いた別の商品でも同様な事故があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

首に掛けるだけでウイルスなどを除去できるとうたった「ウイルスプロテクター」を使用した人がやけどを負う事故が報告されている問題で、消費者庁は29日、同様の「除菌」効果をうたった他の複数商品でも計11件の事故情報が寄せられたとして注意を呼び掛けた。


消費者庁によると、新たな事故情報があったのは、次亜塩素酸ナトリウムを含むウイルスプロテクターとは異なり、二酸化塩素を用いた商品。
「ズボンのポケットに入れていたら化学熱傷で皮膚がただれた」など、いずれもやけどをしていた。
消費者庁はこれらの商品名を公表していない。 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032901002399.html


(ブログ者コメント)   

 

kis-netで調べた二酸化塩素の特性は下記。

・室温で黄または黄赤色の気体。赤黄色のガスあるいは澄赤色の結晶。

・不快臭、強酸化性。

・水、水蒸気とは有毒、腐食性のガスを発する。

・分解性は水、光、熱に不安定。

・吸入に対し強い刺激で毒性あり。加熱すると分解し、塩素ガスを発する。

http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp

 




(2013年5月1日 修正2 ;追記)

2013430206分に毎日新聞から、類似3商品にも問題ありというテスト結果が、下記趣旨で写真とともにネット配信されていた。

首から下げるだけでウイルスなどを除去できるとした除菌用品「ウイルスプロテクター」を使った人がやけどを負う事故が発生している問題で、国民生活センターは30日、同様の商品について行ったテストの結果を発表した。
6商品のうち3商品で、皮膚が赤くなったりかさぶたができたりするなど「中等度の刺激性」がみられた。

対象は複数のインターネット通信販売などで入手できる6商品。
商品を動物の皮膚に張り付けて24時間おいたところ、ティエムシィ「ウイルスガード」、ザッピィ「Space Washer」、ERA Japan「ERA空気除菌グッズ」の3商品で、赤みやかさぶた、脱毛が見られた。

6商品には、刺激作用のある二酸化塩素、亜塩素酸塩、亜塩素酸ナトリウムが含まれていた。
同センターは「薬剤の成分が外に出てくる穴などが体に触れると、化学やけどのおそれがある」として、肌に強く触れるような使い方を避け、乳幼児や高齢者は使わないよう呼びかけている。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130501k0000m040049000c.html




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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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