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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018829日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8732/

 

 

(2019年3月3日 修正1 ;追記)

 

2019225日付で神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

事故原因を究明する同市の専門家会議(事故調査委員会)の第3回会議がこのほど、東京都内で開かれた。

 

同会議は原因について、「風車に電源が供給されず、強風を逃がすための安全機能が働かなかった」と結論付けた。

 

管理体制が市や第三セクター、保守点検事業者などに分かれ、「責任の所在が不明確だった」とも指摘した。

 

同会議は、事故発生当時に主電源が切られていたことを調査で確認。

強風発生時に「風車を風向に正対させる」「羽根の角度を変えて風圧を弱める」などの安全機能が働かなかったとした。

 

そのため、強風を受けた風車に過度の回転が発生。

「風圧に耐え得る基礎設計荷重を上回ったため、基礎部分から倒壊した」と結論付けた。

 

風車は2017年5月、経年劣化などにより故障し、運転を停止。

その後、強風時の安全対策として電源を数回入れたが、18年1月以降は「切」の状態だった。

 

電源が切られていた理由については、所有者の市と、風車を含む公園の指定管理者、保守点検業者など管理体制が5団体にまたがっており、「電源に起因するリスクが共有されず、誤認識が重なった」とした。

 

調査結果を受け、淡路市の担当者は、「風車は19年度中に解体撤去する計画だったこともあり、安全対策の認識が甘く、危機管理意識が薄かった」と話した。

 

今回の調査結果は3月11日、経産省に報告される。

 

出典

『淡路の風車倒壊、原因は電源停止 安全機能働かず』

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012097287.shtml

 

 

2251841分にNHK兵庫からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

風車はおととし、落雷のため故障し、事故の半年以上前には電力の供給が停止されていたことが関係者への取材で分かった。


この風車は、風の吹く方向に風車の羽根を向けたり、風が強い場合、羽根の角度を調整して回転を抑える制御機能があったが、電力が供給されないため、この機能も停止していた。


専門家会議は、制御機能が働かないため、台風の強風を受けて羽根が強く回転しすぎてしまい、その力に耐えられなくなって倒壊した可能性が高いという調査結果をまとめた。


電力の供給を停止したのは、管理者の認識不足のためだったという。

(以下は音声のみの情報)

 

風車の運転は淡路市だが、毎月の点検は一般財団法人に委託、年に一度の点検は民間業者が行っていた。

 

専門家会議は、情報の共有が十分にできておらず、電力の供給を停止する時に電源を切ってはいけないという重要な情報が伝達されていなかった可能性を指摘している。

 

市の幹部によると、風車の仕組みや運営方法を理解している職員は1人しかいなかった。

 

出典

風車倒壊 電力供給停止が原因か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190225/2020003186.html 

 

 

 

(2019年3月7日 修正2 ;追記)

 

201937日に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によると、風車は2017年5月に故障してプロペラの回転が止まった。

発電できなくなったこともあって、市は同年9月、風車の撤去方針を決定。

 

倒壊の危険性を認識していなかったため、取り壊す目標時期を20年度末と設定していた。

 

今回の事故を受けて聞き取り調査をした結果、昨年1月から風車の電源が「切」の状態だったことがわかった。

 

運転責任者で、同公園指定管理者の第3セクター「ほくだん」は、「風車は故障しているので電源は『切』にしておくべきだった」との認識だったという。

 

事故当時の風速はわかっていないが、北東へ約3.7km離れた施設では,8月23日午後11時に最大瞬間風速58mを記録。

同公園でも相当強い風が吹き、プロペラが動き出したと想定されている。 

 

人為ミスも指摘されている。

 

設置者の市と運転責任者のほくだん、保守点検業者、風車製造会社などの管理体制が多階層に及び、「風車の制御に対する誤認識が重なり、長期間の電源停止が生じた」としている。

 

出典

電気切れ制御できず、回転数急上昇し風車倒壊か

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190303-OYT1T50103/

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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