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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015122019分に朝日新聞から、『傷だらけの橋、撤去か補修か・・・笹子トンネル事故3年』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

笹子トンネル事故から3年の今も、中日本高速道路(本社・名古屋市)の安全対策は終わらない。
高速道路の上を横切り、地元自治体が管理する跨道橋は、管内12都県に約1千本。
老朽化が進む中、維持か、撤去かの対応が迫られている。

東名阪道にかかる、三重県桑名市の3本の市道跨道橋。
側壁に並ぶ「引っかき傷」は、同社が昨年6月にリフレッシュ工事で応急処置をした跡だ。
桑名市への同社の説明では、浮いたコンクリートを落とし、露出した鉄筋にさび止めをした。
「仕上げ」で樹脂などをかぶせても風雨ではがれる恐れがあり、当面の安全対策としては問題ないという。

管理者の市も、定期点検をする。
3本とも、2009年度時点で機能に支障はないが、寿命を延ばすなら措置が望ましいという判定だ。
担当者は、「早く修復するに越したことはないが、限られた予算で優先順位をつけざるをえない」と話す。

3本は建設から40年経つが、市管理の橋610本のうち「50年超」は、13年時点で約4割。
損傷や通行量をふまえた10年間の修繕計画が昨年度に始まり、3本の優先順位は17、22、23と高めだが、それでも、17年度からで計約2千万円かかる。

天井板が崩落した笹子事故を受け、国の指示で全国のトンネルなどで緊急点検があったが、高速道路にかかる跨道橋は対象外だ。

会計検査院は、跨道橋について、13年、管理する地元自治体の予算不足もあり、点検が不十分と指摘。また、天井板同様に、不要なものは撤去すべきだと提言した。

そこで国土交通省は、今年5月、撤去費用について、これまでの国と自治体に加え、高速道路会社も分担する新たな枠組みを打ち出した。
そのモデルになりそうなのが、山梨県西桂町だ。

来年度、中央道にかかる町内の橋2本を、「将来多額の補修費がかかる」として撤去する。
住民は使わなくなり、農作物を食い荒らすシカなどが通るため、10年以上前に柵を設けた。
国交省や町によると、計約2億円の撤去費用を中日本高速も分担する方向。
中日本高速が加われば、町の出費は約7千万円から約5千万円に減る。年間の土木工事費が5千万円ほどの町にすれば大きな差だ。

ただ、桑名市の跨道橋は両側にニュータウンが広がり、簡単に撤去とはいかない。
犬の散歩をしていた年配の女性は、「高速道路に物が落ちたら大変だけど、上を渡る分には困らない。直すにもお金がかかるし……」と話す。


ピー、ピー、ピー。夜間通行止めにしたトンネル内に、高所作業車の警報ブザーが響く。
大型テレビ大の照明を、ヘルメット姿の作業員が2人1組でつかむ。ぐっと腰を入れ、揺れがないかの確認に約1分。作業車はそのまま約3mの高さで次の照明へと動いた。

東海環状道の柿田トンネル(岐阜県可児市)で、中日本高速が10月に行った緊急点検に同行した。
笹子事故をふまえた安全対策で、同社は、今年度までの3カ年計画を策定。
だが、8月に東名高速の宇利トンネル(愛知、静岡県境)で照明落下事故が起きたため、管内で緊急点検をしている。

同社が「想定外」とした宇利での照明落下は、その後の調査で、天井への留め具が塩素や硫黄などでさびて腐り、折れたためとわかった。
塩素は凍結防止剤に、硫黄は排ガスに含まれる。
2年前の定期点検で「異常なし」から腐食が急に進んだとされる理由は不明だ。

柿田では、照明651個を「定期点検より少し厳しめの基準」(保全担当者)で2晩かけ調べ、異常なし。
緊急点検は、管内約400の全トンネルが対象で、来年6月には終えるという。

並走する3カ年計画の柱は、「二重の安全対策」だ。
トンネル内で落下する可能性のある物はできるだけ外し、外せない照明などはワイヤで巻き付ける。
同社の宮池社長は、「インフラを扱う者として安全は永遠の課題。想定外の潜在リスクにも対応していく」と話している。

    
〈跨道橋〉

高速道路で分断された一般道など道路をつなぐ橋は、全国に約4500本。
12年度の会計検査院の調べでは、うち約630本で点検が一度もされていなかった。
国は14年に道路法施工規則を改正し、双眼鏡での目視でなく、触診できる距離まで近づく5年ごとの点検を義務化。
各高速道路会社と地元自治体の情報共有体制づくりも進める。


出典URL

http://digital.asahi.com/articles/ASHCY3TBBHCYOIPE007.html?rm=490

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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