2021年3月29日19時53分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎市のF造船長崎工場で29日午前、移動中の高所作業車から男性作業員が転落する事故がありました。
男性は意識不明の重体です。
KTN記者 「こちらの工場の入口を入ってすぐ、あちらに見える車両から転落したものとみられます」
事故があったのは長崎市末石町のF造船長崎工場です。
警察と消防によりますと、29日午前9時前、神奈川県の40代の男性作業員が高所作業車を移動させるため、籠に乗って操縦していたところ、約6メートル下の地面に転落しました。
作業車の右のタイヤが脱輪し、不安定な状態となり、放り出されたとみられるということです。
男性は通報から約40分後に長崎市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63189051ce7de93d50ded17b54140cba286bc72
(ブログ者コメント)
6m高さにあるカゴに乗ったまま高所作業車を移動させていたと読める報道だが、そのような危険含みの走行ができる高所作業車があるのだろうか?
疑問に思い、調べてみたところ、そのような車もあるとのことだった。
以下は当該情報。
(㈱アイチコーポレーション HP ;解決Q&A)
■Q37 作業床を上げたまま移動(走行)ができる車両
高所作業車(垂直昇降型)の中には、作業床を上げたまま移動(走行)ができる車両がありますが、法的な問題はないのでしょうか?(O.M さん)
A37-1
取り扱い説明書にて作業床を上げたままでの移動(走行)を認めている高所作業車については、作業床を上げたまま移動(走行)しても法的問題はありません。
これは「高所作業車構造規格」で定められた安定度(転倒に対する安全性)及び強度を満たしているためです。
ただし、道路上で作業を行う場合には、所轄の警察署より道路使用許可が必要になります。
これは車検登録済み(ナンバー付)の高所作業車を使用して、走行しながら作業する場合でも同様に必要となります。
(メールキャビン編集部)
https://www.aichi-corp.co.jp/service/faq アカスミ
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。