2022年10月4日2時6分にYAHOOニュース(信越放送)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
長野県上田市で3日、県が発注した川の土を除去する工事で、クレーンが転倒する事故がありました。
事故があったのは上田市中央東の矢出沢川(やでさわがわ)で、きのう午後1時半ごろ、川に堆積した土を除去するためにクレーンで重機を降ろす際、クレーンが川側に転倒しました。
けが人はいませんでしたが、広告の看板が曲がるなどの被害が出たということです。
上田建設事務所によりますと、クレーンを支えていた駐車場の地盤が陥没したということで、コンクリートの舗装の下に空間があった可能性があるとしています。
現場は国道18号の矢出沢川橋の横で、建設事務所では原因を究明して再発防止策を検討し、地元に説明した上で工事を再開したいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b0b12bfacfdb1b597543d3412ad7bd77bba36e7
(ブログ者コメント)
写真を見ると場所は市街地みたいなところで、川のすぐ横の駐車場にクレーンを停めていた。
川に向け地盤の土砂が流出していた可能性も考えられる。
(2022年10月13日 修正1 ;追記)
2022年10月12日21時26分にYAHOOニュース(長野放送)からは、舗装の下に川が増水した際にできたとみられる空洞があった、建設事務所は事故原因を3つ挙げたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
長野県上田建設事務所は原因と再発防止策を発表しました。
また、工事は地元住民に説明したうえで再開するとしています。
【動画で見る】工事中に20mのクレーン横倒し コンクリート舗装の下に空洞
クレーン車の店転倒事故は3日午後1時半ころ、上田市中央東の矢出沢川橋付近で洪水対策のため河川内の堆積土を除去する工事中に起きました。
上田建設事務所によりますと、高さ約20メートル、16トンの吊クレーン車で3トンのバックホウを河川内に降ろす際、クレーンを支えていた地盤が沈下して川側へ転倒したということです。
けが人はいませんでしたが、広告看板が曲がるなどの被害がありました。
コンクリート舗装の下には空洞が確認され、川が増水した際に護岸の下に水が流れ込み出来たものではないかとみて今後、調査を行います。
上田建設事務所は事故の原因を3点挙げています。
・クレーン設置位置の安全確認が不十分であった
・関係労働者に対する作業手順の確認は、現場での口頭による確認のみになっていた
・「慣れ」や「過信」による関係労働者のヒューマンエラー
これらのことを踏まえ、再発防止策として、今後は作業計画書の作成、安全技術指導の徹底、また、空洞調査を行い、その範囲を特定したうえで、敷鉄板敷設などの転倒防止対策を実施するとしています。
工事は今後、地元住民に説明したうえで再開する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/60da9907d03208b9271bf177c4139fdd62cc90d0
(ブログ者コメント)
今回報じられた映像を見て感じたこと。
鉄板を敷いていれば防げたか・・・?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。