2017年7月9日12時26分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時45分ごろ、大阪市西区の京セラドーム大阪で、外野中堅付近の5階席から鉄パイプが落下、約18m下のグラウンドで午後1時開始の試合前にストレッチをしていたプロ野球オリックスの中島内野手(34)にワンバウンドで当たった。
鉄パイプは長さ約2m、重さ6kgで、広告看板取り付けのための作業をしていた作業員が誤って落としたという。
球団によると、グラウンドでは当時、中島内野手をはじめ、オリックスの選手が練習中だった。
練習は一時中断し、現場は騒然となった。
中島選手は担架には乗らずに自力でベンチ裏に下がり、歩いて近くの病院に向かった。
右腰から背中にかけての打撲と診断されたが、午後1時からのロッテ戦はベンチ入りした。
客席にファンも入っておらず、惨事には至らなかったが、オリックスの玉川・事業本部副本部長は、「安全確認については気をつけていたが、申し訳ない。今後はこのようなことがないよう、全ての作業を見直し、再発防止策を含めて対処していきたい」と語った。
出典
『試合前練習中に5階客席から鉄パイプ落下 オリックス選手にあたる 京セラD』
http://www.sankei.com/west/news/170709/wst1707090033-n1.html
7月9日19時45分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時ごろ、大阪・西区の京セラドーム大阪で、オリックスの選手たちがロッテとの試合前のウォーミングアップを行っていたところ、グラウンドから17mの高さの外野の5階席から、長さ2mほど、重さ6kgほどの鉄パイプが落下し、バウンドして中島選手に当たった。
中島選手は、病院で検査を受けた結果、右腰から首にかけての打撲と診断された。
試合は予定通り午後1時過ぎに始まり、中島選手はベンチ入りしたが、出場しなかった。
球団によると、当時、ドームの5階席ではスポンサーの横断幕を設置する作業を行っていて、業者が鉄パイプを運んでいる最中に誤って落としたという。
オリックス事業本部の玉川副本部長は、「ふだんは、下に人がいないかなど、安全を確認しているが、きょうはその確認が出来ていなかった。再発防止に向けて作業の工程を見直し、二度とこのようなことがないようにしたい」と話していた。
出典
『オリックス選手に鉄パイプ落下』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170709/5008281.html
7月9日11時14分にスポーツ報知からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日に行われるオリックス―ロッテ戦(京セラD)の試合前練習の最中に、オリックスの中島内野手(34)の腰付近に鉄パイプが当たり、一時騒然となった。
鉄パイプは約2mで重さは約6kgほど。
スポンサーの看板を設置中の、球団が委託した業者の作業員が5階席で作業していたところ、誤って落としたという。
中島は外野の中堅付近で、トレーナーとストレッチを行っている最中だった。
鉄パイプが落下する音に気付いたトレーナーが、慌てて中島をその場からどかせたが、鉄パイプは一度地面にワンバウンドし、中島の右腰から右首付近に当たった。
選手や関係者らが「担架!」と叫び、練習は一時中断。
現場は騒然となったが、中島は担架には乗らずに自力で歩いてベンチ裏に下がり、大阪市内の病院に向かった。
現場に居合わせた別府ブルペン担当コーチは、「『ガランガラン』と音がして、気付いたらパイプが目の前に迫っていた。上から落ちてくるなんて思ってもみない」と恐怖を語った。
出典
『【オリックス】中島に鉄パイプが落下、病院へ…京セラドーム一時騒然』
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170709-OHT1T50096.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。