2015年12月29日19時39分に朝日新聞から、『風力の発電能力、初めて原発抜く コスト減、普及後押し』というタイトルで、下記趣旨の記事が年間推移グラフ付きでネット配信されていた。
世界の風力発電施設の発電能力は、今年、4億KWを超え、原発を初めて上回ることがわかった。
発電コストが大幅に下がり、普及を後押ししている。
今月の国連気候変動会議(COP21)で採択された「パリ協定」に基づき、各国は温暖化対策として再生可能エネルギーを増やす方針を示しており、風力発電もさらに拡大しそうだ。
風が吹く時にだけ発電する風力は、稼働率が30%程度で、80%近い原発に比べ、実際の発電量は約3分の1程度とみられる。
ただ、世界風力エネルギー協会(WWEA)は、風力の発電能力が、2030年には20億KWに達すると見込む。
いまの傾向が続けば、発電量でも、風力が原発を超える可能性がある。
WWEAの6月末時点の集計で、風力の発電能力は3億9293万KW。
風力発電の専門誌「ウィンドパワーマンスリー」が27日に発表した今年末時点の見通しでは、4億1496万KWに達するという。
一方、世界原子力協会によると、原発は12月1日時点で、3億8225万KWとなっている。
同誌によれば、国別で今年最も風力発電施設を増やしたのは中国で、1932万KW。次いで米国594万KW、ドイツ385万KW、インド314万KWの順となっている。
日本の増加は6.4万KWだった。
市場の拡大と技術革新によって、風力の発電コストは下がってきている。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によると、昨年は1KWあたり6~9セント(約7~11円)で、火力発電の4.5~14セントと並んでいる。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASHDT41F8HDTULZU009.html?iref=com_rnavi_srank
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