2015年12月29日19時21分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月29日20時46分に西日本新聞から、12月30日8時59分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時半すぎ、雲仙市国見町にあるそば店の駐車場で、観光バスから火が出ていると、巡回中の警察の交通機動隊員から警察に通報があった。
消防車3台が出動し、火はおよそ30分後に消し止められた。
当時、バスには運転手と一部の乗客あわせて9人が乗っていたが、すぐに避難したため、けがはなかったという。
警察によると、昼食を終えた乗客8人が乗り込み、バスの運転手がエンジンをかけたところ、突然、爆発音がして、トランクルームやバッテリーがある中央部の車体下部付近から火が出たということで、警察が出火原因を調べている。
このバスは、長崎市の警備会社が熊本県への1泊2日の慰安旅行のため貸し切り、社員とその家族あわせて27人が参加していて、そば店での昼食を終えて出発するところだったという。
乗客の男性は、「バスに乗ろうとしたら煙が出ていて、一気に炎が出た。いきなり燃えたのでびっくりしました」と話していた。
また、別の乗客の男性は、「バスに乗っていたら煙のにおいがしたので、急いで降りました。運転手が荷物置き場を開けたら煙が上がっていて、しばらくするとドンと音がなり火が上がり始めました」と話していた。
バス会社の出発前の点検で、車体に異常はなかったという。
運転手は、「バッテリーが爆発したのではないか」と話しており、警察が詳しい原因を調べている。
この観光バス(定員45人)を運行していた「L社」は、「担当者が出火現場にいるため詳細を把握しておらずコメントできない」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034697201.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/215737
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151230-OYT1T50011.html
(ブログ者コメント)
今回事例の原因は不明だが、バッテリーの液量が不足していた場合、内部で発生した水素に着火し爆発することがある旨、電池工業会のHPに記されている。
http://www.baj.or.jp/frombaj/10.html
ただ、観光バスともなれば、バッテリーの液量は定期的にチェックしていると思うのだが・・・。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。