本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年6月22日8時3分に静岡テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大雨による河川の増水などで最大約13万6000世帯に避難勧告が出された浜松市で、21日、市内に開設された25カ所の緊急避難所の一部について、市民から「氾濫の恐れがある川を渡らないと行けない」などの苦情が市に相次いだ。
市は、避難所の利用に居住地域の縛りはなく、安全な行動を選択してほしいと説明するが、市民に災害時の避難行動が十分に認識されていない状況が浮き彫りになった。
市東部を流れる安間川は、正午すぎ、氾濫の危険が迫った。
市は、流域の東区笠井、長上、和田の各地区と南区飯田地区の計約2万7000世帯に避難勧告を出した。
市が開設した避難所は市立与進小と和田小で、いずれも川の西側。
川の東側に住む高齢の男性は、「危険な場所を通って避難しなければならないのは矛盾しているのでは」と、疑問を投げかけた。
市危機管理課によると、安間川以外の流域からも同様の苦情が多数寄せられたという。
避難勧告は流域全体に出しているため、個別の居住環境にまでは対応していない。
担当者は、「必ずしも(市が開設した)避難所に行かなければいけないものではない。建物の2階に避難するなど、状況に応じた個人の判断が重要」と話す。
ただ、「まだ説明が足りないのかもしれない」、とも受け止め、「情報を誤って認識して危険な場所に近づかないよう、平時から避難行動の在り方を周知したい」と話した。
出典
『「危険な川渡るのか」 避難所移動で苦情 浜松』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/372712.html
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プロフィール Profile
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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