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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20176222014分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6221936分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午後2時ごろ、留寿都村にある「ルスツリゾート」にある遊園地で、修学旅行のため訪れていた青森県弘前市立千年小学校に通う6年生の11歳の男子児童が大型遊具から落ちた。

警察によると、児童は後頭部を打ったほか、ひざに擦り傷を負い、けがの程度は軽いという。


児童は22日、6年生の児童と教員、あわせて58人で遊園地を訪れ、警察によると、ほかの児童と一緒に「バイキング」と呼ばれる、船の形をして前後に大きく揺れる大型遊具に乗っていて落ちたという。


当時、児童は3人で腰掛けるシートの最後尾の端に座っていて、安全バーでシート全体を固定していたということだが、安全バーから体がすり抜け、15cmほど下の遊具の乗り場に落ちたという。


これまでの調べに、児童は「背中がかゆく、片手を離したところ、雨でぬれていた足が滑って、下に引っ張られるように抜け落ちた」と話しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。

 

ルスツリゾートの運営会社によると、事故があった「バイキング」は、船の形をして前後に大きく揺れる大型の遊具で、最も高いところで地上約6mまで上昇する。
定員は40人で、利用する際に年齢の制限はないが、身長は1m10cm以上という条件があるという。


ルスツリゾートの遊具を管理する部署によると、男子児童が落ちたのはブレーキがかかってからで、揺れはなくなってきていたが、遊具が下向きになったときに、男子児童の体が胸の付近に固定されていた安全バーからすり抜けてしまったという。

 

出典

大型遊具から落ち男子児童けが

http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170622/4505111.html 

遊園地の「バイキング」から男児転落、軽傷 北海道

http://www.asahi.com/articles/ASK6Q65F2K6QIIPE02K.html 

 

 

6221712分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

バイキングは停止する途中だった。

 

事故時に乗っていたのは、男児と他の児童2人の計3人だけだった。

横一列に並び、男児は端に座っていた。

 

安全バーは金属製で、頭上から胸にかけて下ろし、一列で共有するタイプだった。

 

出典

『乗り物バイキングから転落 修学旅行の小6男児けが 北海道、ルスツリゾート』

http://www.sankei.com/affairs/news/170622/afr1706220029-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像では、アナウンサー?が事故の再現をして見せていたが、それによると、座席の右端に座っていた児童が斜め右前方の船外に向けて足からスルリと抜けた模様。

 

 

 

(2017年10月28日 修正1 ;追記)

 

201710261213分に読売新聞から、事故調査報告書が公表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は25日、遊具が転落を防止する構造になっていなかったことが原因などとする事故調査報告書を公表した。

 

報告書では、安全用の手すりでは体が完全に固定されない上、座席横にある乗降口にも扉などがなく、こうした構造が事故につながったとした。

 

同省によると、同遊園地は8月から、座席の片側を金属製の柵で塞ぎ、乗降口にチェーンを付けるなどの再発防止策を講じて運転を再開した。

 

また、同型機が北海道や栃木、愛知などの計19遊園地に設置されていることから、同省は9月、同様の対策を講じるよう、各遊園地側に指導した。

 

出典

『ルスツ遊園地事故「転落防げない構造」報告書』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171026-OYT1T50028.html 

 

 

1025140分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書によると、乗り物の安全バーが体を完全に固定する構造になっていなかった。

座席には滑り止めも装備されておらず、乗り物の出入り口には扉がついていなかった。

報告書は、こうした構造が事故につながったと分析している。

 

国交省によると、製造元が同じで同型の乗り物と、構造が似ており転落する恐れがある遊具は、北海道、宮城、新潟、東京、福井、静岡、愛知、兵庫、広島、岡山、熊本など、18都道県の27遊園地にある。

 

同省は、ルスツリゾートを含むこれらの遊園地に対し、自治体を通じて、乗り物の出入り口に扉や柵を設置するなど再発防止策をとるよう指導した。

 

出典

「海賊船」に構造上の問題 27遊園地に対策指示 国交省

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22674300V21C17A0CC0000/

 

 

1025日付の北海道新聞紙面には、事故時の状況に関し、やや分かりやすい記事が下記趣旨で掲載されていた。

 

運行時には席に座った乗客の前に水平の安全バーが下りてきて、乗客が安全バーを掴むことで転落を防ぐ仕組み。

 

しかし、乗客が体勢を崩した場合、座席と安全バーの間から体がすり抜け、座席前方の床へ滑り落ちる恐れがあった。

 

床部分は左右両側に転落防止用の柵などがなく、男児はここから遊具の外側へ落ちた。
高さは約30cmとみられる。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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