2017年8月12日0時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月12日10時45分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後4時半頃、東京都千代田区丸の内のビル工事現場で、いずれも内装工の男性作業員3人が転落したと、工事関係者から119番があった。
3人は病院に搬送されたが、全員死亡が確認された。
警察は業務上過失致死容疑を視野に、工事関係者から当時の状況について事情を聞いている。
警察幹部によると、工事現場では当時、5階のエレベーター設置用に吹き抜けとなっている部分で、内壁の基礎工事が行われていた。
50歳代の作業員が鉄製の床板を足場に作業していたところ、床板が突然外れ、床板とともに地下3階部分まで転落。
別の作業をしていた40歳代の2人も巻き込まれたという。
室内作業だったため、いずれも安全帯や命綱を付けていなかった可能性があるという。
東京消防庁によると、5階から地下3階までの落差は約25mだった。
現場はJR東京駅の西約300mにあるオフィス街の一角。
ビルは2015年11月に着工し、東京会館などの跡地に、地上30階地下4階の商業施設の建設が進められている。
完成は18年10月の予定。
出典
『ビル工事現場、3人転落死…床板が突然外れる』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170811-OYT1T50067.html?from=ycont_top_txt
『転落死亡事故3人の身元判明 東京・丸の内の建設現場』
http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120011-n1.html
8月11日22時49分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、50代の男性作業員は、5階部分で壁の基礎部分を造る作業中、エレベーターを通す縦穴の上に足場として置いていた1~2畳分くらいの鉄板とともに、約25m下の地下3階部分まで落下した。
40代の男性作業員2人は、この際に巻き込まれたとみられるという。
出典
『ビル工事現場の5階から地下3階に転落、3人死亡 東京』
http://www.asahi.com/articles/ASK8C63BJK8CUTIL00S.html
8月14日12時5分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人とともに落下した鉄板の足場に、耐重量を大幅に超える重さの作業車が載っていたことが、警視庁への取材でわかった。
同庁は、重量オーバーが事故原因の疑いがあるとみて調べている。
3人は当時、工事現場5階部分で作業にあたっていたとみられる。
エレベーターを設置予定の場所が縦約2.9m、横約2.7mの空洞になっていたが、この穴を塞ぐように鉄板を数枚並べて設置し、足場として使っていた。
耐重量は150kgほどだったという。
当時、この足場の上で、Tさんが重さ約630kgの高所作業車に乗って内装工事をし、Iさん、Kさんは近くで作業をしていたとみられる。
警察は、作業車の重みで足場が外れ、3人が約36.5m下の地下3階まで落下したとみている。
出典
『足場に作業車、耐重量を超過か ビル工事現場転落死』
http://www.asahi.com/articles/ASK8G324NK8GUTIL009.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。