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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201712111745分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

つくば市にある筑波大学で、建物どうしをつなぐ連絡通路にある長さおよそ17mの屋根が落下しているのが見つかった。

けが人はいなかったが、大学では詳しい原因を調べるとともに、ほかの連絡通路などに異常がないか確認を進めることにしている。


大学によると、10日午前8時前、講義室などが入った建物どうしをつなぐ連絡通路の屋根が壊れ、一部が落下しているのを警備員が見つけたという。


大学が調べたところ、落下したのは長さおよそ17m、幅2m余りの鉄筋コンクリート製の屋根で、昭和50年に建設されたものだという。


この影響で、連絡通路に置いてあったパイプいすや建物の扉のガラスなどが割れる被害が出たが、当時、現場付近には誰もおらず、けが人はいなかった。


また、屋根と建物の壁をつないでいた鉄筋が切れた状態で、直前に、警備員が「ドーン」という大きな音を聞いているということで、大学が詳しい原因を調べるとともに、構内のほかの連絡通路などに異常がないか確認を進めることにしている。


これについて筑波大学では、「落下した屋根をできるだけ早く撤去し、安全を確保するための対応を進めていきたい」と話している。

 

出典

筑波大で屋根落下 けが人なし

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20171211/1070001051.html 

 

 

1213日付の茨城新聞紙面には、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。

 

建物に接続する片方の屋根が約2m下の渡り廊下に落ちた。

10日午前7時45分ごろ、「ドーン」という大きな音に警備員が気付いた。

 

この渡り廊下は1975年に建設された。

3年に1度の頻度で定期点検しており、2015年10月の時点では、異状は見つからなかったという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像によれば、屋根は片方の建物にはつながったままで、もう一方の建物側が落下している。

そして落下した建物側の壁には、両端におのおの何本かの鉄筋跡が見えている。

幅は2mではなく4mに近いような感じだ。

 

 

 

(2017年12月24日 修正1 ;追記)

 

20171221652分にNHK茨城から、緊急点検結果、3か所で落下の恐れがあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を受けて、大学が学内にある77か所すべての連絡通路などを緊急点検した結果、学生宿舎の2階部分と3階部分の渡り廊下など合わせて3か所で、壁との接合部分に亀裂や隙間があることがわかったという。


このため大学は、これら3か所で渡り廊下が落下するおそれがあるとして、周辺を立ち入り禁止にした。


大学では今後、学内のすべての連絡通路などについて、改めて専門業者に依頼して調査することにしていて、安全性に問題があれば、撤去も検討するという

 

出典

筑波大屋根落下 他3か所おそれ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20171221/1070001141.html 

 

 

 

(2018年5月26日 修正2 ;追記)

 

20185242035分に産経新聞から、ボルト腐食が原因だったが鋼板で覆われていたため定期点検で発見できなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5241655分にNHK茨城からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

事故の原因は、屋根を固定するボルトが経年劣化し重みを支え切れなくなったためとする調査報告書を、筑波大が24日、公表した。

 

筑波大によると、通路は建物の2階部分を結んでおり、昭和50年に建設された。

屋根は鉄骨造りで長さ17.5m、幅4.5m、重さ13.6トン。

 

建物の壁と接合するため、鉄製のボルトが4カ所に計20本打ち込まれていたが、片方の建物側で雨水などによって腐食が進み、破断したり細くなったりしているものが複数あった。

 

屋根は3年に1回点検していたが、接合部分が鋼板で覆われ、目視で確認できなかった。

 

筑波大は、同様にボルトで重さを支えている連絡通路の屋根などの安全性を調べる。

 

出典

『ボルト劣化で通路屋根崩落 昨年12月、筑波大の事故』

http://www.sankei.com/affairs/news/180524/afr1805240032-n1.html

筑波大の屋根落下は腐食が原因

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180524/1070002661.html 

 

 

525日付で茨城新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同大は事故後、内外の専門家ら10人で原因を調査し、報告書にまとめた。

 

このほか同大は、学内の連絡通路や渡り廊下計77カ所を点検中。

うち1カ所の安全を確認し、2カ所を撤去した。

残り74カ所のうち、崩落箇所と同じような構造の3カ所を優先して点検している。

 

出典

『接合ボルトが腐食 屋根崩落 筑波大 原因を発表』

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15271672320763 

 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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