『紙と布で作った間仕切りを避難所に設置』
(2016年4月24日13時41分 NHK NEWS WEB ;趣旨・要約)
熊本市内の避難所で、避難者のプライバシーを保つため、世界的建築家が考案した紙と布で作った間仕切りを設置する作業が行われた。
間仕切りは、世界的な建築家として知られる坂茂さんが考案した。
24日午前、避難所となっている熊本市中央区の帯山西小学校で設置作業が行われ、坂さんやボランティアの人たちが組み立てを行った。
間仕切りは、紙で作った高さ2mほどの支柱の間に白い布製のカーテンを張ったもので、坂さんたちは体育館の中に、周囲の人の視線を気にしなくて済む2m四方の空間を60、作り出した。
この避難所では、教室や運動場で避難生活を送る人たちの一部を、今月28日以降、間仕切りを設けた体育館に移すことにしている。
6歳と8歳の子どもがいる母親は、「避難所での生活は周囲に気を遣って、自分も子どももストレスを感じます。間仕切りはプライバシーがある程度保たれるのでいいと思います」と話していた。
設置を行った坂さんは、「避難所での生活を嫌がって体調が悪くなる人を減らすために、多くの避難所に早く間仕切りを設置していきたい」と話していた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160424/k10010496391000.html
(ブログ者注記)
骨組みの組み立ては、まるで賞状入れのように、2つの筒同士をスポッとはめ込む方式。
これなら、素人でも簡単に組み立てられるだろう。
『過密解消へ3避難所を新設 カーテンで仕切り 益城町』
(2016年5月3日20時46分 産経新聞 ;趣旨・要約)
地震で大きな被害を受けた熊本県益城町は、3日、避難所の過密状態を解消するため、3カ所を新設した。
プライバシーに配慮し、町内の避難所では初めて、カーテンで世帯別のスペースを区切った。
町内12カ所の避難所には、約4900人が身を寄せており、新たな3カ所は計116人分。
町は、移動希望者を募っている。
町の防災計画は、総合体育館を2千人分の避難所として指定していた。
ところが、体育館内のメーン施設が被災して使用できず、約630人がロビーや廊下、階段などで生活。駐車場も車とテントで約650人が寝泊まりしている。
他の施設も過密状態にあり、支援に入っている医師団から対策を求められていた。
新たに臨時指定した3カ所は、男女共同参画センターと公民館分館2カ所。公民館分館の1カ所以外は、水道が復旧していない。
http://www.sankei.com/affairs/news/160503/afr1605030027-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。