『配送遅れ、水・食品など品薄=被災地で営業再開-スーパー、コンビニ』
(2016年4月18日18時15分 時事ドットコム)
熊本地震の被災地では、本震から2日たった18日、一時休業していたスーパーやコンビニの営業再開が進んだ。
ただ、道路の寸断や渋滞などで、店舗への商品配送は通常より時間がかかる状況で、被災者の需要が多い飲料水や食品を中心に、店頭の商品は品薄がちとなっている。
イオン傘下の食品スーパー、マックスバリュ九州は、16日に10店以上あった熊本県内の休業店舗が、18日には3店に縮小。
営業再開店舗では、被災者らが始業前から列を作ったが、「配送の遅れから欠品もある」(社長室)という。
同県内で大型スーパーも運営するイオンは応援の社員を派遣し、正確な需要量の把握に努めている。
コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンは、熊本県内の加盟店からの商品発注量が、17、18両日は通常の3~4倍に増加。
同県内の弁当・総菜工場は被災し操業を休止しているが、福岡県など隣県の工場をフル稼働させ、配送車両を増便し対応している。
ローソンは、熊本県内の店舗141店のうち、135店が営業。
全店に供給する食品を確保したが、「道路が通れず、商品を持って戻ってくる配送車両もある」(広報)という。
ファミリーマートも店への配送が難航し、「熊本の配送センターに商品は集まっているのだが」(広報)と頭を悩ませている。
被災した食品メーカーでは、山崎製パンが熊本工場(熊本県宇城市)の操業を17日に再開。品目を絞り、生産効率を上げている。
ビールやミネラルウオーターなどを製造する九州熊本工場(同県嘉島町)が操業停止となったサントリーホールディングスは、商品供給を補うため、本州など他の工場で増産態勢を組んだ。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041800684&g=keq
『<熊本地震>6日ぶり営業再開、住民次々 スーパーやコンビニ 一歩ずつ日常へ』
(2016年4月21日11時45分 西日本新聞)
熊本地震の被災地は、ガソリンなどの品薄状況がほぼ解消され、スーパーやコンビニエンスストアなどでも商品が並び始めた。
21日朝、土砂災害で多数の死者が出た熊本県南阿蘇村に隣接する同県高森町高森のショッピングセンターが6日ぶりに店を開くと、待ちわびた住民が次々に入ってきた。
南阿蘇村の主婦河内さん(78)は、「野菜や牛乳を買いに来た。電気、水が、復旧したので家で調理したい」と話し、ほっとした様子だった。
震災直後、周辺の商店は軒並み閉まったが、徐々に物流も回復してきた。
この日、ショッピングセンターには、市場で買い付けた鮮魚や野菜果物が並んだ。
出入り口では、張り紙で「地震が起こったらすぐに駐車場に避難してください」と呼び掛け、店内には「大震災お見舞い申し上げます。みんなで頑張りましょう」と書かれた看板も。
高森町の「ローソン阿蘇高森店」の壁には、「おにぎり お弁当 サンドイッチ 大量入荷しました」の手書きの紙が張られた。
19日から、おにぎりと弁当、パン類は、地震前のように届くようになった。
住吉オーナー(36)は、「やっと落ち着いてきた。あとは余震が収まるのを願うだけだ」と強調した。
熊本県内では、現在、ガソリンスタンドもコンビニも、9割以上が営業しているという。
南阿蘇村災害対策本部近くのガソリンスタンド「JA阿蘇 久木野SS」も、19日に営業を再開した。
一時は給油待ちの車列ができたが、間もなく解消した。男性店員(21)は、「営業再開できてほっとしている」。
同県阿蘇市では、ファミリーレストランや焼き肉店も営業を始めるなど、被災地は一歩ずつ日常を取り戻しつつある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00010010-nishinp-soci
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。