2016年5月7日21時37分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後3時前、東根市一本木にある建設会社の資材置き場で、建設作業員の男性(68)が工事現場の足場に使う鉄パイプの束の下敷きになっているのを、同僚が見つけた。
男性は全身を強く打ち、その後、死亡が確認された。
警察によると、男性は当時、トラックの荷台に積んでいた鉄パイプを備え付けられたクレーンを使って下ろす作業に、1人であたっていたという。
1本の鉄パイプは、長さが4m、重さがおよそ10kgあり、男性が倒れているのが見つかった際、周りにはおよそ40本の鉄パイプが散乱していたという。
警察は、作業中、誤って鉄パイプがクレーンから落下したとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『パイプの下敷きに 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025130921.html?t=1462654662522
(2016年5月19日 修正1 ;追記)
2016年5月8日付の山形新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
男性は上半身を圧迫されており、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性はクレーン付きトラックの前方に倒れており、うつぶせになった上半身に鉄パイプ(1本の重さ約10kg、長さ4m)が無結束で40本ほど乗っていた。
荷下ろし中に鉄パイプが崩れて、下敷きになったとみられる。
男性は午前10時ごろから、車のクレーンを使って1人で鉄パイプを荷台から下ろす作業をしていた。
作業を終えるころになっても連絡がとれなかったため、同僚が現場を訪れ、鉄パイプの下敷きになっている男性を見つけた。
クレーンを使った荷下ろしでは、束ねた鉄パイプを2本のワイヤーで吊って移動させるが、発見時は1本が外れた状態だったという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。