本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年12月12日17時21分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
政府は、最大で5km離れた場所でもサリン、VXなどの有毒ガスを特定できる検知器を、国内で初めて導入する方針だ。
2020年東京五輪・パラリンピックに向けたテロ対策の一環。
18年度予算案に1台分の購入費用を盛り込み、総務省消防庁が首都圏の消防本部に配備する。
将来的には、配備先を全国20の政令指定都市に広げることも検討する。
現在は、携行型の検知器が各都道府県に少なくとも1台配備されている。
ただ、有毒ガスが発生した場所に消防隊員が近づく必要があり、二次被害の恐れがあった。
新たな検知器を使えば、安全を確保しながら分析が可能になる。
検知器は海外製で、1台約6000万円。
特殊な赤外線カメラを使って数秒以内にガスの成分を検出し、登録されている約50種類と照合して特定、汚染範囲が画面に表示される。
テロのほか、工業地帯での有毒物質の監視にも役立つという。
出典
『毒ガス5キロ先まで検知 政府が東京五輪へテロ対策強化で新機材導入へ』
http://www.sankei.com/affairs/news/171212/afr1712120045-n1.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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