忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(11/23)
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/18)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
(11/15)
(11/14)
(11/14)
(11/13)
(11/13)
(11/13)
(11/12)
(11/12)
(11/12)
(11/11)
(11/11)
(11/10)
(11/10)
(11/09)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[7873]  [7872]  [7871]  [7870]  [7869]  [7868]  [7867]  [7866]  [7865]  [7864]  [7863

2017121271分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

メタンガスを空気や光などと反応させることで、製造が難しい液体燃料のメタノールを効率よく作り出すことに大阪大学のグループが成功したと発表した。
クリーンエネルギーとして注目される液体燃料の幅広い分野での活用につながる技術として注目されている。


これは、大阪大学高等共創研究院の大久保敬教授らのグループが会見を開いて発表した。


メタノールは二酸化炭素の排出が少なく、エネルギー効率も良いため、自動車の燃料や燃料電池など、幅広い分野での活用が期待されているが、製造するには、メタンガスを高温や高圧で処理する大規模な設備が必要なことなどが課題となっていた。


今回、グループでは、電子機器の洗浄などに使われる「フルオラス溶媒」という液体に注目し、この液体にメタンガスを溶かして空気や光などと反応させたところ、高温や高圧にしなくても、従来より効率よくメタノールが作り出せることが分かったという。


また、この方法では、副産物として塩ができるだけで、二酸化炭素やそのほかの有害物質などは、一切、排出されないという。


研究を行った大久保教授は、「石油が枯渇してくれば、こうした技術が必ず生きてくる。ガスを単に燃やすのではなく、液体燃料にすることで、さらに有効活用が期待できる」と話している。

 

出典

効率よくメタノール製造の新技術

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171212/3439951.html 

 

 

12112134分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

天然ガスの主成分である「メタン」を、運搬しやすくエネルギー効率が高い「メタノール」に変換する新たな手法を大阪大の研究チームが開発し、11日、発表した。

 

メタンからメタノールへの変換効率は、従来の技術では1%に満たなかったが、新手法では14%に達するといい、燃料だけでなく、樹脂などの原料としても活用が期待される。

独化学誌(電子版)に論文が掲載された。

 

大阪大の大久保敬教授(光化学)らは、特殊な溶液の中でメタンと空気中の酸素などを反応させ、メタノールを作り出す手法を開発した。

 

メタンからメタノールを作る従来の手法は、高温・高圧の条件で反応を進める必要があったが、新たな手法は常温・常圧で可能で、省エネにつながるという。

 

メタノールは常温では液体のため、運搬しやすい。

大久保さんは、「今後、変換効率をさらに上げ、工業プラントでの実用化をめざしたい」と話している。

 

出典

『メタンガスからメタノール、効率的な変換法を開発 阪大』

http://www.asahi.com/articles/ASKDC54VWKDCPLBJ002.html 

 

 

1212日付で化学工業日報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪大学の大久保敬教授らの研究グループは、常温常圧で高効率にメタンガス(CH4)と空気(酸素)からメタノールを合成する酸化反応法を開発した。

 

炭素とフッ素のみで構成されたフルオラス溶媒と水の二相反応系による空気酸化で、光照射によって活性化した二酸化塩素(ClO2)を作用させる。

 

フルオラス溶媒で生成したメタノールとギ酸は速やかに水相に移行するため、メタノールの二酸化炭素(CO2)や一酸化炭素(CO)への変換を防ぐ。

 

収率は、メタノール14%、ギ酸85%と、ほぼ100%。

メタンハイドレートなどから液体燃料や有用な化学物質を得る新たなプロセスにつながることが期待される。

 

出典

阪大 メタン・空気からメタノール合成

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/12/12-32029.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]