本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年10月26日12時43分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
風呂や台所などに取り付けられたガス式や石油式の給湯器などのうち、10年以上使っている製品の事故が相次ぎ、この5年間で2人が亡くなっていることから、NITE=製品評価技術基盤機構は10年を目安に点検するよう呼びかけている。
NITEによると、ことし3月までの5年間にメーカーから報告があったガス式や石油式の給湯器や風呂釜、乾燥機などの事故は715件にのぼっていて、このうち435件は10年以上使用していた製品による事故だった。
特に深刻なのが、内部にゴミがたまって不完全燃焼を起こすケースで、この5年間に一酸化炭素中毒で2人が死亡している。
このほか、配管のつなぎ目からガスが漏れて引火したり、配線が切れてショートし火災につながったりするなど、購入した時には問題がなくても、部品の劣化などによって事故になるケースが相次いでいるという。
こうした製品は「特定保守製品」として、メーカーが登録した利用者に点検の時期を知らせる制度があるが、登録する人は38.7%にとどまっているという。
NITEリスク評価広報課の穴井課長は、「点検には費用がかかりますが、事故を防ぐために製品を登録し、10年を目安に点検を受けてほしい」と話している。
出典
『給湯器等劣化で5年間に2人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171026/0002649.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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