2017年6月26日17時4分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後1時前、大阪・此花区にあるテーマパーク、ユニバーサル・スタジオジャパン(USJ)の敷地内で「何かが燃えた」と消防に通報があった。
警察や消防によると、映画「ハリー・ポッター」の世界を再現した人気アトラクションにある利用客用のロッカールーム内にあった携帯電話の充電器から煙が出て、一時、室内に充満したという。
利用客は全員、外に避難し、けが人はいなかった。
USJによると、床に落ちていた充電器に客の足が当たった際に火花と煙が出て、従業員がすぐに消しとめたという。
この影響で、アトラクションは1時間余りにわたって営業を取りやめた。
煙が出た充電器はリチウムイオン電池が使われていたということで、警察と消防が原因を調べている。
消防によると、大阪や東京では、リチウムイオン電池が使用された充電器から火が出るなどのトラブルが相次いでいる。
大阪市消防局によると、大阪市内では去年6月、リチウムイオン電池を使った充電器を床に落とした際に出火するなど、去年1年間で14件の火災が報告されている。
また東京でも去年12月に、走行中のJR山手線の車内で乗客が持っていたリチウムイオン電池使用の充電器から煙が出て、一時、運転を見合わせるトラブルが起きている。
消防によると、リチウムイオン電池を落とすなどして何らかの圧力がかかったり、充電の際に電気が過剰に流れたりすると、火が出るケースがあるという。
大阪市消防局予防課の橋本担当係長は、「リチウムイオン電池はとても便利だが、使い方を間違うと火災につながり、非常に危険だ。使うときは、充電しすぎないように気をつけると同時に、電池が熱くなるなど異常を感じたときは使用を控えてほしい」と話していた。
出典
『USJ人気アトラクションで煙 利用客一時避難』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170626/k10011030721000.html
6月26日21時3分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後0時15分ごろ、大阪市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の、「ハリー・ポッター」エリアのロッカールームで、床に落ちていた携帯電話の充電用電池から煙が上がり、付近に充満した。
100人以上がアトラクションの順番待ちをしており、一部が中断。
煙は従業員が消火器ですぐに消し止めて、けが人はなかった。
警察によると、ロッカールームにはアトラクション利用者が荷物を預けていた。
電池はリチウムイオン電池で、客の足に当たって火花が出て、直後に煙が上がった。
USJ広報室によると、大きな混乱はなく、午後1時半ごろにアトラクションを再開した。
出典
『USJ 充電用電池発煙騒ぎ 消火器で消し止め、けがなし』
https://mainichi.jp/articles/20170627/k00/00m/040/020000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。