2019年11月25日23時35分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月、千葉県市川市の青果店で毒のある植物をニラと間違えて販売し、購入して食べた家族3人がおう吐などの症状を訴えていたことが分かりました。
保健所は業者に回収を命じるとともに、買った人は絶対に食べないよう注意を呼びかけています。
千葉県によりますと、今月21日、市川市の住民から、「青果店で購入したニラを家族3人で食べたら全員がおう吐した」と、市川保健所に連絡が入ったということです。
保健所が調査したところ、市川市東菅野の青果店「T屋」で今月11日から14日ごろにかけてニラとして販売されたものが有毒のスイセンだったことが分かったということです。
これは青果店近くの雑木林で刈り取られたもので、市川保健所は25日、販売業者に回収を命じましたが、9束のうち5束が回収できていないということです。
千葉県は、このスイセンを買った人は絶対に食べないこと、もし、おう吐などの症状が出ている場合には、すみやかに医療機関を受診するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191125/k10012191051000.html
11月25日23時19分に産経新聞からは、残った料理からスイセンの有毒成分が検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県衛生指導課は25日、同県市川市の八百屋で有毒のスイセンとみられる植物がニラとして販売され、購入客のうち調理して食べた女性3人が嘔吐(おうと)したと発表した。
店主が近くの雑木林でニラと間違えて採取してきた物で、県は回収を命じた。
同課によると個人経営の店で、11月11~14日ごろ、店頭で9束販売した。
吐いた3人は家族で、食べたその日のうちに気分が悪くなった。
命に別条はないという。
連絡を受けた保健所が調査し、残った料理からリコリンなどスイセンに含まれる有毒成分を検出。
他にも食べた客がいるが、現時点で健康被害は確認されていない。
植物は「新鮮やさい」などと書かれたテープが貼られ売られていたという。
https://www.sankei.com/affairs/news/191125/afr1911250040-n1.html
11月26日20時13分にNHK千葉からは、スイセンは青果店店主が雑木林で見つけて採取してきたものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県市川市の青果店でニラと間違えて販売された9束のスイセンのうち5束は、午後6時半現在、まだ見つかっていません。
スイセンには有毒成分が含まれていることから、保健所では引き続き、購入した人は絶対に食べないよう呼びかけています。
千葉県によりますと、今月21日、市川市の住民から「青果店で購入したニラを家族3人で食べたら、全員がおう吐した」と、保健所に連絡が入りました。
“ニラ”は、うどんに入れて食べ、食後まもなく症状が出たため、スイセンによる食中毒を疑って連絡を行い、病院には行かなかったということです。
スイセンを販売したのは、市川市東菅野の青果店「T屋」で、80歳の経営者が近くの雑木林を通りかかった際に生えていたスイセンをニラだと思い込み、刈り取って販売したということです。
この店でこうした販売を行ったのは、今回が初めてだと話しているということです。
スイセンは、今月11日から14日にかけ、1束100円の価格で合わせて9束が販売され、保健所からの連絡を受けた店側が店頭に回収を知らせる張り紙をしたところ、3束を購入した1人が申し出ました。
しかし、残る5束の行方は午後6時半現在、いまだに分かっていないということです。
スイセンは球根のある多年生の植物で、有毒成分のアルカロイドを含むため、誤って食べた場合には30分以内におう吐や下痢、頭痛などの症状が出ることがあるということです。
千葉県は、このスイセンを買った人は絶対に食べないことと、もし、おう吐などの症状が出た場合には、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20191126/1080009165.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは過去に、一般人が間違えた事例以外、秋田市のスーパー産直コーナーで販売されていた事例1件も紹介している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。