(1/3から続く)
9月9日18時52分に産経新聞からは、大多喜町で倒れた木を伐採中の男性が起き上がった根の部分に挟まれて死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時20分ごろ、千葉県大多喜町紙敷の山林で、隣接する民家に住む清水さん(男性、87)が、倒れた杉の木の伐採中に木の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警勝浦署によると、木は台風の影響で根元から倒れ、伐採処理中に突然、根の部分が起き上がって清水さんが挟まれたとみられるという。
https://www.sankei.com/affairs/news/190909/afr1909090031-n1.html
9月9日11時33分に産経新聞からは、世田谷区で風にあおられた女性が外壁に頭をぶつけて死亡したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前5時20分ごろ、東京都世田谷区大原の路上で、「女性が倒れている」と110番通報があった。
警視庁によると、50代女性が転倒して外壁に頭をぶつけたとみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。
付近の防犯カメラには、女性が突風にあおられてよろめく姿が写っていたといい、警視庁では台風15号の影響があったとみて詳しい状況を調べている。
https://www.sankei.com/affairs/news/190909/afr1909090017-n1.html
9月10日17時32分にNHK千葉からは、君津市の製鉄所で煙突が倒れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日の台風の影響で千葉県君津市にある鉄鋼大手の日本製鉄の君津製鉄所で高さおよそ70メートルの煙突が倒れるなどの被害が出ました。
NHKのヘリコプターが君津市の上空から撮影した映像では、工場の煙突が折れて工場内に倒れているのが確認され、製鉄所の作業員が設備の状況を確認していました。
日本製鉄によりますと、倒れた煙突は、鉄を作る工程で出るガスや水蒸気を排出するための設備で、君津製鉄所は、溶かした鉄の強度を高めるための2つのラインのうち1つのラインが操業を停止しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190910/1080007150.html
9月9日8時54分に読売新聞からは、千葉市で最大瞬間58mの風が吹いたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風15号の影響で、気象庁によると、最大瞬間風速が千葉市中央区で9日午前4時28分に57・5メートルなど各地で観測史上で最も強い風が吹いた。
千葉県木更津市では午前2時48分に49・0メートル、成田市で午前5時36分に45・8メートル、東京・羽田で午前3時27分に43・2メートル、神奈川県三浦市で午前1時33分に41・7メートルを観測した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190909-OYT1T50014/
9月13日22時31分にNHK千葉からは、停電解消に今後2週間以上かかる地域もありそうだという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は、台風15号の影響で千葉県内で続いている停電について、13日夜、記者会見を行い、千葉市内や市原市などでは3日以内におおむね復旧できる見込みだとする一方、館山市や鴨川市などでは広範囲にわたって甚大な被害が出ていることから、2週間後の今月27日までにおおむね復旧することを見込んでいると明らかにしました。
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https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190913/1080007442.html
9月13日18時22分にNHK千葉からは、停電解消が長引いている原因について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風15号による停電で復旧作業が難しいとされる地域の1つ、君津市久留里周辺では折れた電柱の上に、飛ばされた家屋の屋根が覆いかぶさっていて撤去が必要なほか、多数の倒木で電線に被害が出ています。
東京電力は、こうした複数の原因が重なっていることが復旧に時間がかかる理由の1つとしています。
住宅が多くある君津市の久留里市場では、台風15号の強風の影響で、2本の電柱が倒れ、その上に風で飛ばされた家屋の屋根が覆いかぶさり、電線も垂れ下がっています。
東京電力は12日から屋根を取りのぞく作業に取りかかりましたが難航し、13日は新たに地元の土木業者も参加して作業を再開しました。
垂れ下がった電線は「幹線」と呼ばれる付近一帯に電気を流す比較的太い電線で、復旧しないと一帯の停電は解消しないということです。
作業員は、電線を誤って切ってしまわないように慎重に作業を進め、クレーンで屋根をつり上げながら、バーナーなどを使って屋根を細かく切断し、取り除いていました。
またこの「幹線」につながる電線のうち2キロあまり離れた山の中を走っている電線には倒れた複数の木が接触して被害がでています。
こちらも倒木を取りのぞかないと、電線の修理ができず、時間がかかっているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190913/1080007426.html
9月15日20時13分にNHK千葉からは、千葉市で通電火災とみられる住宅全焼事故が起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時ごろ、千葉市中央区川戸町の住宅から火が出ていると、近所の人から消防に通報がありました。
火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟が全焼し、この家に1人で住む89歳の男性が足にけがをしました。
警察と消防によりますと、この男性は、台風のあと数日間、自宅を離れて避難し、停電が復旧したため、15日、自宅に戻って電気ブレーカーを入れたところ、数時間後に火が出たと話しているということです。
警察と消防は、停電の復旧に伴って、破損した電気配線や電気器具などから火が出る「通電火災」の可能性もあるとみて、注意を呼びかけています。
「通電火災」は、建物や電気機器の内部の損傷によって、長時間たってから起きる可能性もあるため、今回の台風のように、建物の被害が大きい場合は特に注意が必要です。
消防などは、停電の復旧後に電気ブレーカーを入れる前に、配線などの状態を十分確認してほしいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190915/1080007576.html
(3/3へ続く)
(2019年10月5日 修正1 ;追記)
2019年10月3日13時49分にNHK千葉から、君津製鉄所で煙突が倒壊したのは製鋼工場で、今も休止中という下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本製鉄は、先月の台風15号の影響で、千葉県の「君津製鉄所」にある製鋼工場で高さおよそ70メートルの煙突が倒壊するなどの被害が出ました。
製鋼工場は、鉄をつくる工程の中でも中核的な設備で、君津製鉄所では主に自動車向けの製品の材料を生産していましたが、台風の被害を受けて日本製鉄は2つある製鋼工場のうち煙突が倒れた工場の稼働を停止しています。
日本製鉄は、復旧の作業を急いでいますが倒れた煙突の修復などに時間がかかることから、工場の稼働を少なくともことしの年末まで休止するということです。
その上で、稼働を再開する時期については、安定して生産ができるかどうかの試験期間が必要なため、年明け以降になるとしています。
日本製鉄では、工場の稼働を停止している間は在庫や国内のほかの製鉄所での生産量を増やすなどして対応し、影響を最小限に抑えたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20191003/1080008183.html
(ブログ者コメント)
以下は、倒れた煙突の映像。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。