本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月22日9時26分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がガス釜排気口のレイアウト写真とともに、ネット配信されていた。
21日午後2時40分ごろ、中津川市阿木の公園「中の島公園ふれあいの里」で、そば打ちを体験していた近くの市立阿木高校の生徒12人と教諭4人、講師役の男性(65)の計17人が頭痛などを訴え、病院に運ばれた。
全員が一酸化炭素(CO)中毒と診断された。
男性は1週間から10日間の入院が必要で、生徒と教諭はいずれも軽症。
釜が不完全燃焼した疑いもあり、中津川署は詳しい原因を調べている。
市によると、別の生徒2人が病院で受診したが、そのまま帰宅したという。
警察などによると、生徒35人と引率の教諭7人は同日午後1時30分ごろから、同公園内の施設「総合交流ターミナル」で、地元の住民グループ「阿木村づくり塾」の会員7人からそば打ちを教わっていた。
室内のガス釜でそばをゆでるための湯を沸かしていたところ、生徒から「気分が悪い」との声が上がり、換気をしたが、相次いで頭痛などを訴えた。
男性は搬送時には歩くことが困難な状態だったという。
事故発生前、「ガスの調子が悪い」と連絡を受けて駆け付けたガス会社の男性社員(62)によると、ガス釜の排気口(直径約20cm)の上にそばつゆを温めるための鍋が置かれていたという。「排気口がふさがれ、不完全燃焼を起こしたのでは」と指摘している。
同校によると、そば打ち体験は授業の一環で、18年目を迎えた恒例行事。22日は通常通り授業を行う予定。
出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120222/201202220926_16321.shtml
また、2月24日20時23分にNHK岐阜から、「ガス警報器の音を教員が切る」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガス警報器が鳴ったにもかかわらず、引率の教員が警報器を止め、授業を続けていたことが分かった。
中津川市などによると、授業の開始直後にガス警報器が鳴ったもののガス漏れを確認できず、気分が悪くなった生徒もいなかったことから引率の教員が警報音を止め、そのまま授業を続けま。
しかし、30分後に再び警報音が鳴ったため、生徒を避難させたという。
また、設備に異常はなかったが、排気口の上に鍋が置いてあったということで、市は空気の出口がふさがれたことから不完全燃焼を起こしたのではと見ている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083259241.html
(ブログ者コメント)
□ガス釜の写真を見ると、いかにも物を置いてくれといわんばかりの排気口。
メーカーは、物がおけないように筒の先端を斜めにするなどの工夫が必要ではないだろうか?
□鳴ったガス警報器は、可燃性ガス用だったのだろうか?
一酸化炭素用だったなら、もっと細かくチェックしたような気がする。
室内でガス釜を焚く、これぐらいの規模の設備であれば、一酸化炭素や酸欠対応の警報器も設置することが望まれる。
□ガス会社の社員は、排気口に鍋が置かれていることに気付いたなら、なぜ、その時点でどけるよう指示しなかったのだろうか?ガス燃焼のプロだろうに。
□それにしても、教員ともあろう人が警報器の意味を軽くみていたのは残念だ。
(2012年3月2日 修正1 ;追記)
2012年2月23日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、排気口に円筒状の容器がかぶせてあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は22日、事故原因の究明とガス施設の安全が確認されるまでの間、料理体験室を使用禁止にした。
市などによると、事故は室内を閉め切って体験室の大きなガス釜でそばをゆでていた際に起きた。
釜の排気口に円筒状の容器がかぶせてあったため、不完全燃焼で一酸化炭素が滞留したとみられており、警察はガス業者に立ち会いを求め、現場を調査して原因の究明を進める。
また、2012年2月25日11時10分には岐阜新聞から、警報音が42~45秒鳴り続けると自動遮断弁が落ちるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は「警報が2度鳴ったことは事実。1度目で誰が、なぜ止めたのか把握できていない」とした。
また調査の結果、「事故のあった施設のガス感知器は「警報音が42~45秒間鳴り続けると、ガスボンベの自動遮断弁が落ちるようになっていた」と説明した。
出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120225/201202251110_16349.shtml
(ブログ者コメント)
□写真で見ただけでは分からなかったが、排気口には円筒状の容器がかぶせられていたとのこと。
とすれば、警報を軽んじたこと以外、正規の使用方法をしていなかったという、管理上の問題点も浮かび上がってくる。
一体、誰が何の目的で、そのような設備にしたのだろうか?
□産業現場でも、しばしば、設備本来の用途から外れて使用して事故を起こすことがある。
設備を改造したり本来の使用目的を逸脱して使用する場合は、事前に十二分に安全性を検討する必要がある。
21日午後2時40分ごろ、中津川市阿木の公園「中の島公園ふれあいの里」で、そば打ちを体験していた近くの市立阿木高校の生徒12人と教諭4人、講師役の男性(65)の計17人が頭痛などを訴え、病院に運ばれた。
全員が一酸化炭素(CO)中毒と診断された。
男性は1週間から10日間の入院が必要で、生徒と教諭はいずれも軽症。
釜が不完全燃焼した疑いもあり、中津川署は詳しい原因を調べている。
市によると、別の生徒2人が病院で受診したが、そのまま帰宅したという。
警察などによると、生徒35人と引率の教諭7人は同日午後1時30分ごろから、同公園内の施設「総合交流ターミナル」で、地元の住民グループ「阿木村づくり塾」の会員7人からそば打ちを教わっていた。
室内のガス釜でそばをゆでるための湯を沸かしていたところ、生徒から「気分が悪い」との声が上がり、換気をしたが、相次いで頭痛などを訴えた。
男性は搬送時には歩くことが困難な状態だったという。
事故発生前、「ガスの調子が悪い」と連絡を受けて駆け付けたガス会社の男性社員(62)によると、ガス釜の排気口(直径約20cm)の上にそばつゆを温めるための鍋が置かれていたという。「排気口がふさがれ、不完全燃焼を起こしたのでは」と指摘している。
同校によると、そば打ち体験は授業の一環で、18年目を迎えた恒例行事。22日は通常通り授業を行う予定。
出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120222/201202220926_16321.shtml
また、2月24日20時23分にNHK岐阜から、「ガス警報器の音を教員が切る」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガス警報器が鳴ったにもかかわらず、引率の教員が警報器を止め、授業を続けていたことが分かった。
中津川市などによると、授業の開始直後にガス警報器が鳴ったもののガス漏れを確認できず、気分が悪くなった生徒もいなかったことから引率の教員が警報音を止め、そのまま授業を続けま。
しかし、30分後に再び警報音が鳴ったため、生徒を避難させたという。
また、設備に異常はなかったが、排気口の上に鍋が置いてあったということで、市は空気の出口がふさがれたことから不完全燃焼を起こしたのではと見ている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083259241.html
(ブログ者コメント)
□ガス釜の写真を見ると、いかにも物を置いてくれといわんばかりの排気口。
メーカーは、物がおけないように筒の先端を斜めにするなどの工夫が必要ではないだろうか?
□鳴ったガス警報器は、可燃性ガス用だったのだろうか?
一酸化炭素用だったなら、もっと細かくチェックしたような気がする。
室内でガス釜を焚く、これぐらいの規模の設備であれば、一酸化炭素や酸欠対応の警報器も設置することが望まれる。
□ガス会社の社員は、排気口に鍋が置かれていることに気付いたなら、なぜ、その時点でどけるよう指示しなかったのだろうか?ガス燃焼のプロだろうに。
□それにしても、教員ともあろう人が警報器の意味を軽くみていたのは残念だ。
(2012年3月2日 修正1 ;追記)
2012年2月23日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、排気口に円筒状の容器がかぶせてあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は22日、事故原因の究明とガス施設の安全が確認されるまでの間、料理体験室を使用禁止にした。
市などによると、事故は室内を閉め切って体験室の大きなガス釜でそばをゆでていた際に起きた。
釜の排気口に円筒状の容器がかぶせてあったため、不完全燃焼で一酸化炭素が滞留したとみられており、警察はガス業者に立ち会いを求め、現場を調査して原因の究明を進める。
また、2012年2月25日11時10分には岐阜新聞から、警報音が42~45秒鳴り続けると自動遮断弁が落ちるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は「警報が2度鳴ったことは事実。1度目で誰が、なぜ止めたのか把握できていない」とした。
また調査の結果、「事故のあった施設のガス感知器は「警報音が42~45秒間鳴り続けると、ガスボンベの自動遮断弁が落ちるようになっていた」と説明した。
出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120225/201202251110_16349.shtml
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□写真で見ただけでは分からなかったが、排気口には円筒状の容器がかぶせられていたとのこと。
とすれば、警報を軽んじたこと以外、正規の使用方法をしていなかったという、管理上の問題点も浮かび上がってくる。
一体、誰が何の目的で、そのような設備にしたのだろうか?
□産業現場でも、しばしば、設備本来の用途から外れて使用して事故を起こすことがある。
設備を改造したり本来の使用目的を逸脱して使用する場合は、事前に十二分に安全性を検討する必要がある。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。