2017年12月5日18時30分にYAHOOニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁気象研究所とJR東日本は5日、山形県内で発生する竜巻などの渦を伴う突風を探知するシステムを開発したと発表した。
従来の竜巻情報に比べ、予測進路など精密な情報提供が可能で、19日から同県内の列車の運転規制に活用する。
2005年12月25日、山形県庄内町のJR羽越線で特急列車が突風を受け転覆し、38人が死傷する事故が発生。
気象研とJRが対策を研究してきた。
その結果、同県庄内地方で冬季に突風が吹く際、上空に直径数km以下の雨雲の渦ができていることなどを突き止めた。
新たなシステムでは、レーダーの観測情報を基に、突風をもたらす可能性がある渦を自動的に特定し、進路や最大風速を予測する。
JRは情報を基に、秒速33m以上の突風が予測される地域の列車に対し、最大10分前に停車を指示する。
システムの対象区間は、羽越線五十川~女鹿間と陸羽西線余目~清川間。
出典
『突風探知システムを開発=運転規制に活用―気象研、JR東』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171205-00000100-jij-soci
12月5日18時5分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日19時1分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は5日、雨粒の動きから空気の渦を探知するドップラーレーダーを使い、突風がどこで吹くかを予測し、列車の運転に危険が及ぶ場合、事前に止める新たな運転規制システムを19日から羽越線などで導入すると発表した。
羽越線では2005年12月、山形県庄内町で暴風雪の中、走行中の特急が脱線し、5人が死亡、33人がけがをする事故が起きた。
局所的な突風が原因とされ、事故の再発防止策として、JR東が予測技術の実用化に取り組んでいた。
ドップラーレーダーによる列車の運転規制は、世界初となる。
JRによると、レーダーが日本海上空で突風の原因となる空気の渦を直接捉えて突風の進路や強さを予測し、運行を管理する指令室に情報を送信する。
ドップラーレーダーは、JR羽越本線の五十川~女鹿間、JR陸羽西線の余目~清川間を含む半径30kmの範囲をカバーできるということで、今月19日から「突風」が多く発生する冬の期間、運用される。
出典
『突風予測、事前に列車停止 JR東、羽越線などで導入』
https://this.kiji.is/310703689479472225?c=39546741839462401
『JR東日本 「突風」探知の新レーダー活用』
http://www.news24.jp/articles/2017/12/05/07379678.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。