ブログ内検索 Site Search
アーカイブ Archive
最新記事 Latest Articles
最古記事 Oldest Article
2018年8月24日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で6日、作業員1人にプルトニウムが付着する汚染事故があったことが、原子力規制委員会などへの取材で判明した。
汚染検査でプルトニウムが作業員のあごから5ベクレル、作業着のひざから33ベクレル、それぞれ検出された。
既に除染し、健康に影響はなく、内部被ばくもなかったとしている。
機構では、昨年6月にも大洗研究所(茨城県大洗町)で作業員5人が内部被ばくした事故が発生。
管理体制の不備が問われそうだ。
事故があったのは、研究炉などで使うウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料を製造していた作業室。
半面マスクや鉛製エプロンを着用、放射性物質を密閉された状態で取り扱う「グローブボックス」という設備を使って作業した。
その後の調査で、グローブボックスに腕を差し入れるゴム部分に小さな穴を確認、ここから内部のプルトニウムが飛散したという。
グローブボックス前の床面では42ベクレルのプルトニウムが検出された。
作業終了後の検査で1人の汚染を確認。
他に数人が作業していたが、汚染はなかった。
出典
『汚染事故 作業員にプルトニウム付着 茨城・東海村』
https://mainichi.jp/articles/20180824/ddm/012/040/043000c
(ブログ者コメント)
グローブボックスは様々な分野で使われているが、密閉性キープが一番の要点。
この研究所では、どういった頻度・方法で密閉性を確認していたのだろうか?
また、なぜ穴が開いたのだろうか?
一方、メーカーなどから出されている管理上の注意点は?
調べた範囲では、情報は見つからなかった。
2018年8月25日7時47分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前10時30分ごろ、岐阜市野一色の県総合医療センターで「ドーンという音がした」と、近所の男性から消防に通報があった。
同センターによると、磁気共鳴画像装置(MRI)内を循環して冷却する液体ヘリウムが爆発的に気化し、MRIがある建物の外に設置されているヘリウムガス排気口から白煙が出た。
けが人はいなかった。
同センターによると、液体ヘリウムが何らかの原因で圧力が下がったとみられる。
排気口を通じて白煙が排出した。
建物の外壁が白煙の化学反応により、縦20cm、横50cmにわたり剥がれたという。
MRIは装置内部が壊れた。
同センターは「調査を継続し、来週前半には復旧したい」としている。
出典
『MRI異常か、破裂音と白煙 県総合医療センター』
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180825/20180825-68472.html
2018年8月25日7時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風20号の暴風雨により、神戸市や明石市など兵庫県内の5市で、火災発生を知らせる「自動火災報知設備」(自火報)の誤作動が計206件あったことが、消防への取材で分かった。
台風などの災害時には、救助にも多くの人員が必要となるため、消防関係者は「誤作動が多いと、災害対応に影響が出かねない」と危惧する。
自火報は熱や煙を検知し、建物内にベルなどで周知。
消防法は、一定面積以上の共同住宅や店舗、重要文化財などに設置を義務付けている。
台風が兵庫県に接近した23日午後8時以降の12時間で、神戸124件、明石52件、西宮16件、尼崎10件、姫路4件の誤作動があった。
自火報が作動し、実際に火災が起きていたのは1件だけだった。
感知器はマンション通路の天井などにあり、外気に触れる場所も多い。
各市の消防は、
▽暴風雨で内部に水が入り、ショートした
▽装置に染み込んだ水が内部で霧状になり、煙と誤認した
などが原因とみている。
明石市消防局の担当者は、「自火報が作動すれば、出動して安全を確認する。誤作動が相次ぐと、救助や火災対応に影響が出かねない」と話す。
西宮市消防局は、外気に触れる場所に設置する場合は、防水機能のある装置を薦めているという。
消防庁は、「これほど多い誤作動は初めて聞いた。各自治体が、建物の管理者と適切な対策を考えてもらいたい」とした。
出典
『火災報知器 兵庫県内で誤作動206件、雨水侵入か』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201808/0011575186.shtml
(ブログ者コメント)
本ブログでは、過去にも火災報知器誤作動事例を紹介しているが、これほど多い誤作動は初めてだ。
2018年8月24日18時5分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、損傷前後の写真付きでネット配信されていた。
神戸海保は24日、神戸市兵庫区の和田岬で灯台の頂上部がなくなったと発表した。
台風20号による高波でさらわれたとみて、調査している。
海保によると、コンクリート製の神戸和田岬防波堤灯台(高さ11.5m)。
台風通過後の24日午前、職員が巡回中に気づいた。
頂上部に取り付けていたLED灯器(高さ1.5m)や太陽光パネルが土台ごと消え、見つかっていない。
出典
『台風の波でさらわれた? 灯台の頂上部消える 神戸』
https://www.asahi.com/articles/ASL8S52PXL8SPIHB02M.html
8月28日7時39分に産経新聞westからは、LED灯器が仮復旧されたという下記趣旨の記事が、復旧前後の写真付きでネット配信されていた。
神戸海保は27日、台風20号の影響で頂上部のLED(発光ダイオード)灯器などが土台ごとなくなっていた神戸市兵庫区の神戸和田岬防波堤灯台を仮復旧したと発表した。
予備のLED灯器を設置し、同日夜から稼働させた。
灯台はコンクリート製で、高さ約11.5m。
神戸港付近を航行する船舶に位置を知らせるもので、24日に県内を縦断した台風20号によって、LED灯器や太陽光パネルなどが土台ごと消失していた。
同保安部によると、灯台のすぐ下にLED灯器などが落下しており、高波によって破損した可能性があるという。
出典
『台風20号で土台ごと消失した神戸・和田岬の灯台、仮復旧』
http://www.sankei.com/west/news/180828/wst1808280011-n1.html
8月27日17時26分にNHK兵庫からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
新たな照明は予備品だが、以前と、明るさや光が届く距離は変わらないという。
電源となる太陽光パネルは、今後、取り付ける予定
出典
『台風で損壊した灯台が仮復旧』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20180827/2020001464.html
2018年8月24日16時32分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前8時前、淡路市の「北淡震災記念公園」で、園内に設置された風車が支柱の根元から倒れているのを住民の通報で駆けつけた市の職員が見つけた。
公園を所有する淡路市によると、風車は風力発電用のもので、公園に必要な電力を供給するため、平成14年に市が設置した。
支柱は高さが40m近くあり、長さ20mの羽根が3枚取りつけられていた。
総重量は100トン余りに上るということだが、設計上は風速60メートルまで耐えられる構造になっているという。
23日、職員が帰宅した際には風車に異常は見られなかったということで、市では台風20号による強風で倒れたとみて調べている。
神戸地方気象台によると、淡路市では23日夜10時すぎに28.6メートルの最大瞬間風速を記録していた。
この風車は、去年5月に落雷のため送電の設備が故障し、それ以降、発電はしていなかったということで、市は風車を撤去することにしている。
出典
『淡路市で風力発電用の風車倒壊』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20180824/2020001443.html
8月24日11時7分に産経新聞westからは、倒れた風車を含め、台風20号の被害写真がネット配信されていた。
出典
『台風20号 風力発電支柱倒壊、熊野川氾濫、マンション屋根剥がれ落下…爪痕各地で』
http://www.sankei.com/west/news/180824/wst1808240047-n1.html
8月28日11時22分に産経新聞westからは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
台風20号の影響で北淡震災記念公園(兵庫県淡路市小倉)横の風力発電用の風車が倒壊した事故。
現在、設置者である淡路市などで原因を調べているが、島内では再生可能エネルギーの活用が積極的に進められ、風力発電は20基以上が設置されている。
各市の担当者は、再発防止を視野に、推移を見守っている。
淡路市商工観光課によると、倒壊した風車は平成14年4月に同公園に隣接する敷地で稼働開始。
当初は公園に必要な電力を供給していたが、昨年5月に電気系統が故障し、それ以降は稼働していなかった。
風車は風速60メートルまで耐えられる構造で、強風時には羽根の角度を変えて風を逃がすことができる。
担当者は、「(角度を変える)安全装置は使える状態にあった」としているが、倒壊時に角度が変わっていたかは「不明」という。
発電施設を管轄する経済産業省は、原因究明のため24日、職員を派遣し現地調査。
追加調査も検討している。
台風が接近した23日、淡路市の最大瞬間風速は28.6メートルだった。
土木・建築関係者のなかには、「強度や風速の誤差を加味しても、その状況で倒れるというのは、構造設計上の常識からも疑念を持たざるをえない」との声もある。
淡路県民局によると、今回倒壊した分を含め、島内には6カ所で計25基の風車がある。
いずれも平成14年以降に稼働したもので、「農と食」「暮らし」「エネルギー」の3つの持続を目標とする「あわじ環境未来島構想」に合致する再生可能エネルギーとして、主に島の西部から南部にかけて建設されている。
洲本市では、同市五色町都志で1基が稼働。
14年に運用が開始された装置で、一般家庭約600世帯分の年間消費電力に相当する約200万KWHを発電している。
台風20号の際には、メンテナンス業者から「羽根の角度を変えて回転を停止する」との連絡があり、通過後も、特に異常はなかったという。
南あわじ市では、計17基が設置。
同市環境課によると、市と民間での第三セクターで運用されている同市阿万西町の風車では、台風が接近する前日に遠隔操作で回転停止の状態に移行し、トラブルはなかったという。
同市の担当者は、「今回の事故を受け、改めて調査を行う予定はないが、事故原因が新たに判明した際には対応を協議して、今後の維持管理に生かしたい」と話している。
出典
『台風20号で倒壊、淡路島の風車、風速60mに耐えられるはずが…構造設計に疑念、原因調査』
http://www.sankei.com/west/news/180828/wst1808280043-n1.html
(ブログ者コメント)
産経新聞west掲載写真などを見ると、基礎が支柱にくっついたまま倒れている。
そして、その基礎はといえば、支柱より1周りか2周り太い程度。
また、その破断面は大きな凹凸もなく、平らに見える。
風車の基礎にしては小さすぎるのでは?
そう思い、風車の基礎はどの程度のものかネットで確認すると、どのメーカーでもかなり大きな基礎を施工し、その上に支柱を接合している模様。
以下は鹿島建設の例。(ページの下から3分の1程度に掲載)
https://www.kajima.co.jp/tech/g_warming/wind_power/ground/index.html
これらの情報から考えると、接合部から倒壊したのかもしれない。
ただ、風車の損壊トラブルは本ブログでも多数紹介しているが、支柱が根元からスッポリと倒れた事例は初めてだ。
設計風速の半分程度の風で倒れたということで、運用上の問題以外、設計or施工不良ということも考えられる。
2018年8月24日12時38分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風20号による強風で、兵庫県西宮市西宮浜4のマンション(14階建て)では、屋上に敷設していた防水用のウレタン素材が約10m四方にわたり剥がれ、駐車場に落下。
乗用車3台の窓ガラスが割れるなどした。
警察によると、けが人はなかった。
居住者の男性は、「雷のようなドカーンという音がして、驚いた」と話した。
出典
『台風20号 マンション屋根剥がれ落下 兵庫・西宮』
https://mainichi.jp/articles/20180824/k00/00e/040/249000c
8月24日9時20分に朝日新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
強い台風20号の影響で、兵庫県西宮市西宮浜4丁目では、14階建てマンションの屋上部分が幅数10mにわたってはがれ、真下の駐車場に落ちた。
消防によると、24日午前0時15分ごろ、住人から119番通報があった。
車数台が壊れたが、けが人はいないという。
1階に住むMさん(63)は、「雷のようなドーンという音がした。風が強く外に出られなかったので、朝見て驚いた。20年以上ここに暮らしているが、こんなことは初めて。経験したことのない風の強さだった」と話した。
出典
『台風でマンションの屋上はがれ落下 兵庫、車数台壊れる』
https://www.asahi.com/articles/ASL8S2QVTL8SPIHB002.html
(ブログ者コメント)
台風で屋根が飛んだという事例はしばしば耳にするが、マンション屋上の防水シートが剥がれた事例は珍しいので、紹介する。
2018年8月24日付で茨城新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前8時40分ごろ、桜川市富谷の「S鉱業」の砕石場で「爆発音がした」と、近隣住民から警察や消防に通報があった。
警察などによると、爆薬庫で爆薬の積み込み作業をしていた男性従業員(32)と連絡が取れず、行方不明となっている。
警察と消防は、男性を捜索するとともに、事故の状況などを調べている。
周辺では、爆発の衝撃により、住宅など約40軒で窓ガラスが割れるなどの被害があった。
警察などによると、男性は同社から委託を受け、火薬の管理などを行う別の会社の作業員。
コンクリートブロック製の爆薬庫周辺で1トントラックを使い、午前8時半ごろから、一人で爆薬の積み込み作業をしていたとみられる。
砕石場では、現場から離れた場所で、ほかに7人が作業していたが、全員無事が確認された。
現場では、コンクリートブロック製の爆薬庫が跡形もない状態だった。
1トントラックもエンジン部分のみを残し、大破した。
このほか、近くの雷管庫のトタン屋根の一部が破損した。
爆薬庫は高さ約3.2m、幅と奥行きが約3.6m。
壁の厚さは約20cmだった。
県によると、砕石場は広さ約49万m2。
S鉱業は、アスファルトの合材やコンクリートの骨材に使う砂岩を砕石している。
消防によると、周辺の住宅など約40軒で窓ガラスが割れるなどの被害があったが、けが人はいなかった。
現場はJR水戸線岩瀬駅から北に約3km。
周辺に住宅の集落がある地域。
出典
『砕石場爆発 1人不明 桜川 爆薬庫、積み込み作業』
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15350255550047
8月23日23時3分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や県の発表によると、男性は、爆薬庫から爆薬を敷地内の別の場所までトラックで移動させる作業を行っていたとみられる。
出典
『火薬を移動中に爆発か、トラック大破…1人不明』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180823-OYT1T50048.html
8月23日10時27分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事が爆発現場の航空写真付きでネット配信されていた。
200~300m離れた近隣住宅の窓ガラスが割れているという。
出典
『砕石工場で爆発事故か 作業員1人と連絡とれず』
https://www.asahi.com/articles/ASL8R3CJ7L8RUJHB006.html
8月26日付で茨城新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察と消防などは25日、事故後に行方不明となっている男性(32)を捜索したが、発見には至らなかった。
今後も捜索を続けるとともに、事故原因を調べる。
男性は、同社から発破作業などを委託された「E破砕土木」(埼玉県秩父市)の社員。
23日は午前8時半ごろから、コンクリートブロック製の爆薬庫周辺で、1トントラックを使い、1人で爆薬の積み込み作業をしていたとみられる。
E破砕土木によると、男性は入社後、18歳で火薬類取扱責任者の資格を取得し、発破作業などに従事。
S鉱業の砕石場では、10年以上働いているという。
出典
『砕石場爆発、男性なお不明 桜川、捜索活動続く』
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15351949202825
2018年8月22日21時14分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島市の化学工場で発がん性があるとみられる化学物質を扱う作業を担当していた元従業員の男性がぼうこうがんを発症したとして、徳島労基署が労災として認定したことが、関係者への取材でわかった。
労災が認定されたのは、大阪市に本社がある化学メーカー「新日本理化」の徳島市の工場で勤務していた元従業員の70歳の男性。
この工場の元従業員で作る団体によると、男性は平成4年から10年以上、工場に勤務し、発がん性があるとみられる化学物質の「オルト−トルイジン」を扱う作業を担当していたという。
工場を退職したあと、一昨年ぼうこうがんと診断を受け、労災を申請していたが、21日、徳島労基署から認定を知らせる連絡が男性にあったという。
男性を支援する「職業がんとたたかうオルトートルイジンの会」の川上代表委員は、「無事に認定され、感謝しています。ほかの元従業員にとっても、今回の認定は心強いものだと思う」と話していた。
一方、新日本理化は、「事実関係がわからないので調査中です」としている。
徳島労基署は、「個人情報保護の観点から、請求の有無も含めて、回答を差し控えます」と話している。
出典
『化学工場の元従業員に労災認定』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180822/0005528.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは福井市の工場で5人がオルトートルイジンにより膀胱ガンを発症した事例を2015~16年に紹介している。
2018年8月23日付で毎日新聞石川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
配電工事など作業中の事故を防ごうと、事故を疑似体験して学ぶ北陸電力の研修会が22日、同社小松支店(小松市栄町)であった。
同社と関連会社の社員ら53人が、電柱から落ちて宙づりになった状態などを体験し、次の仕事に向けて気を引き締めた。
同支店は、2012年度から年に1回、研修会を開催。
作業中の事故では、電柱からの落下などが多い点に着目し、体験メニューを組んでいる。
事故で体が受ける衝撃や、地面に落ちないよう電柱などに体を固定する安全帯の大切さなどを実感し、「何がどれほど危険か」を感じてもらうという。
この日は、最初に教材DVDを見た後、
▽高さ約1mからあおむけの姿勢でマット上に墜落
▽ヘルメットをかぶった頭上に鉄ボルト(長さ約12cm)が落下
▽計器の取り換え工事中にショートが起き、火花が散る
などの5つの体験をした。
高さ約1mで宙づりになる体験では、地面への落下を防ぐ安全帯を、腰の正しい位置に着けた場合と誤って腹に着けた場合の違いを体験。
同社社員のKさん(男性、24歳)は、「腹に着けると痛みもある。正しい安全対策が必要だと再認識できた。研修後すぐに行う作業でも、しっかりと対策をしたい」と話した。
【ヘルメット不可欠 記者も学ぶ】
記者も体験させてもらった。
背中からマットに倒れ込む「墜落」では、自分の体重によって落下の衝撃が増すことを実感。
「頭への落下物」は想像よりも衝撃が大きく、頭を守るのにヘルメットが不可欠だと知った。
また、一般家庭用の電圧よりも低い30ボルトの感電実験では、「しびれを感じる」と事前に知らされても、思わず「ぎゃっ」と声が出た。
事故の衝撃を知ることは、作業者自身だけでなく周辺の人を守る訓練にもなると、身をもって感じた。
出典
『北陸電力 宙づり、気を引き締め 作業中事故を疑似体験 研修会で「安全対策再認識」』
https://mainichi.jp/articles/20180823/ddl/k17/040/235000c
(ブログ者コメント)
同支店での研修会開催情報は、2015年8月にも本ブログで紹介スミ。
ただ今回は、被験者が腰のあたりに装着した安全帯で宙づりになっている写真が掲載されていた。
こういった「胴ベルト型」安全帯は2022年から、5m以下の低所作業を除き、使用禁止になるので御注意を。
詳細は下記報道(解説図付き)参照。
(2018年3月8日18時 日本経済新聞)
厚生労働省は、高所作業で墜落を防ぐために労働者が着用する安全帯について、ロープなどを構造物に回して身体を支える「U字つり」など従来型の製品の使用を、2022年1月から原則、禁止する。
法令上の製品名称も、「安全帯」から「墜落抑止用器具」に改める。
6m75cmを超える高さで作業する場合は、原則、肩や腰、ももなど身体の複数箇所をベルトで支持する「フルハーネス型」の製品の使用を義務付ける。
死亡災害全体の3分の1を占める建設業に対しては、ガイドラインを作成して、より基準を厳しくし、5mを超える高さでフルハーネス型の使用を求める。
建設業で普及している、1本のベルトを胴回りに巻き付ける「胴ベルト型」については、一定の条件を満たした製品のみ、使用を認める。
フルハーネス型は落下距離が比較的長いので、3~4m程度の高さから墜落すると、着用者が地面に衝突する恐れがある。
そのため、建設現場の5m以下の低所作業では、安全性を強化した胴ベルト型の使用を認める。
厚労省は2018年3月2日に、労働安全衛生法(安衛法)の施行令と規則などを改正するための政省令と告示の改正案を公表。
一般からの意見を募ったうえで、同年4月に改正令などを公布し、19年2月から施行する。
改正が実現すれば、従来型の安全帯を製造する企業への影響が大きくなることから、施行日から半年間の経過措置を講じる。
施行日の19年2月1日から7月31日までの経過期間に製造した従来型製品については、21年末までの使用を認める。
経過期間後の19年8月からは、従来型製品を、事実上、製造できなくなる。
安衛法令では、労働者の墜落を防止するため、2m以上の高所で作業する場合は作業床や柵などを設けるよう規定している。
そのうえで、作業床などの設置が困難な場合の代替措置として、安全帯の使用を認めている。
しかし従来型の安全帯は、墜落時に胴回りに巻き付けたベルトがずり上がることで胸部や腹部が圧迫されたり、ベルトから身体がすり抜けて地面に落下したりする恐れがある。
製品を着用した労働者が死亡する事故も発生している。
そのため、厚労省は安全帯の規制の見直しに着手。
「墜落防止用の保護具の規制の在り方に関する検討会」(座長:豊澤康男・労働安全衛生総合研究所所長)が17年6月、高所作業時の墜落抑止用器具を原則フルハーネス型とする報告書を作成。
労働政策審議会(会長:樋口美雄・慶応義塾大学教授)も18年2月、高所作業時のフルハーネス型製品の使用を原則とする「第13次労働災害防止計画」をまとめている。
出典
『高所作業の安全帯、22年から従来型を使用禁止』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27845690Y8A300C1000000/
2018年8月22日16時20分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前3時半ごろ、北九州市小倉北区中井の市道で、風で飛ばされて道路に広がっていたネットの上で、ミニバイクが滑って転倒した。
この事故で、ミニバイクに乗っていた50代の男性が肩に軽いけがをして、市内の病院で手当を受けた。
北九州市によると、このネットは、ごみ集積所に出されたごみ袋の上にかぶせて使うもので、近所の人の話では、ごみ袋が出されていない時には歩道上にある電柱に巻きつけているという。
気象台によると、この時間、北九州市では台風の接近に伴い強い風が吹いていて、現場からおよそ20km離れた北九州空港の観測地点では、午前3時半前に20.1メートルの最大瞬間風速を観測していた。
出典
『風で飛来のネットの上で滑りけが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20180822/5020001316.html
2017年1月19日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報として掲載します。
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6669/
(2018年8月27日 修正3 ;追記)
2018年8月21日20時15分に神奈川新聞から、元役員らが不起訴になったという下記趣旨の記事が、かぶれ状況の写真とともにネット配信されていた。
茅ケ崎市で2016年9月に開催されたスタンドアップパドルボードの国際大会で配布されたTシャツを着た選手らの皮膚に炎症が生じた問題で、横浜地検は21日までに、Tシャツの製造過程で有害な薬剤を使用したとして業務上過失傷害の疑いで書類送検された京都市の薬剤開発会社の元役員(68)と社員(36)を、不起訴処分とした。
不起訴の理由は明らかにしていない。
20日付。
2人は、床の殺菌などに使われる薬剤を安全確認が不十分なままTシャツのプリントの色合いを良くする前処理剤として製作業者に販売。
着用した選手ら107人に化学熱傷などを引き起こして重軽傷を負わせたとして、17年10月に茅ケ崎署に書類送検された。
大会実行委員会などによると、Tシャツは選手やスタッフらに計363枚配布された。
大会初日に着用した選手らが相次いで上半身に痛みを訴える事例が続出。
中には入院者もおり、問題が表面化した。
出典
『Tシャツ着用し107人炎症 薬剤開発会社の2人を不起訴』
https://www.kanaloco.jp/article/355177/
2018年8月22日5時12分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時ごろ、竹田市久住町に住む女性から、「解体中の家屋が倒れ、人が挟まれた」という通報が消防に入った。
消防が駆けつけたところ、木造2階建ての空き家の2階部分が崩れ落ち、男性が小型のパワーショベルの操縦席に乗ったまま下敷きになっていた。
警察によると、男性は近所に住む農家のTさん(84)で、病院に運ばれたものの、まもなく死亡が確認された。
Tさんは、空き家の所有者から解体を頼まれ、1人で重機を使って作業をしていたということで、警察が当時の状況を調べている。
解体業者でつくる県建造物解体工事業協同組合によると、事業として解体工事を行う場合は国の許可が必要だが、個人で住宅を解体する場合は必要ない。
ただ、安全に解体するには、技術や経験とともに綿密に計画を立てることが必要だという。
組合の大山理事長は、「経験のない人がむやみに解体すると、思わぬところから柱や壁が倒れたりして大変危険なので、専門業者に依頼してほしい」と話している。
出典
『空き家解体中に下敷き 男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180822/5070001672.html
2018年8月20日11時11分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、カゴ車の写真とともにネット配信されていた。
ネット通販の普及などで、全国で取り扱われた宅配個数は2016年度、40億個の大台を突破した。
多忙を極める物流の現場では、効率よく大量の荷物を運べる格子状の台車、通称「カゴ車」が活用されている。
しかし、死傷事故も起きており、労働局や専門家は、使用上の注意を呼びかけている。
「もうこんな仕事は辞めて、トラックから降りたい」。
千葉県に住む女性(47)は、宅配便大手の協力会社の運転手だった夫(当時51歳)が漏らした言葉を思い出すたび、悔しさがこみ上げてくるという。
夫は昨年3月、東京都内の集配センター付近で、カゴ車の下敷きになり、死亡した。
大手通販サイトの荷物を扱うことが多く、その日も飲料水の段ボールがうずたかく積み上がる状態だったという。
女性の夫は、荷物が満載のカゴ車をトラックで別の拠点に運ぶ業務を担当。
一人で搬入作業をしていたが、何らかの影響でカゴ車のバランスが崩れた。
カゴ車の正式名称はロールボックスパレット。
荷物を効率的に運ぶことができ、物流ネットワークの現場で欠かせない資材だ。
荷物を満載すると、高さ2m以上、重量は500~600kgになるとされる。
視界が遮られた状態で動かす作業が求められるが、不慣れな使用実態もあるという。
全国の陸上貨物運送事業(陸運業)の労災事故は昨年、1万4706件で、16年ぶりの高水準を記録した。
神奈川労働局の管内は、9年ぶりに900件を超えた。
同局は今年3月、物流大手の県内支社に、局長名で要請文を出した。
神奈川県内の事故のうち、大手が占める割合が上昇していることから、その抑制を求める内容の要請文で、その中でカゴ車の労災防止対策についても、「抜本的な見直し」を促した。
カゴ車を含む「人力運搬機」による労災事故は、昨年、全産業で4300件近く発生し、10年間で800件ほど増えた。
だが、カゴ車は統一された名称がなく、国の労災統計にも区分がないため、正確な事故の実態は把握されていない。
労働安全衛生総合研究所は、06年に起きた休業4日以上の労災から抽出調査を実施し、陸運業を中心に年間で1115件が、カゴ車が絡む労災事故にあったと推計した。
同研究所研究員の大西明宏さんは、「適切な使い方が社内で教育されているか疑問だ」と語る。
事故は、倒壊や手足を挟まれる事例が目立ち、調査では作業経験1年未満の労働者の労災が半数近くを占めた。
大西さんは、「歩道などの僅かな段差や傾斜も危険だが、最近は小型スーパーなど、荷さばき場が狭い現場などが多く、改善が必要」と話す。
同研究所と厚労省は、全国の労働者向けに「労災防止マニュアル」を作成。
作業時にヘルメットや手袋、安全靴の着用を義務付けて、段差や傾斜に細心の注意を払うよう呼びかける。
「押し」「引き」「よこ流し」といった操作方法も、細かい解説をつけた。
「いつか(荷物に)つぶされるかもしれない」。
子どもの学費のために数年前ほど前から働き始めたが、女性の夫はそう不安をうち明けることもあったという。
女性は、再発防止の徹底を願っている。
出典
『カゴ車 宅配急増の裏で労災事故年間1000件以上』
https://mainichi.jp/articles/20180820/k00/00e/040/195000c
(ブログ者コメント)
厚労省のHPに「労災防止マニュアル」が掲載されていた。
『ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル ~安全に作業するための8つのルール~』
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000098500.html
2018年8月24日22時48分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月20日、関西電力の高浜原発4号機で運転再開に向けて原子炉の温度と圧力を上昇させていたところ、原子炉の上蓋にある温度計を収めた管の接続部分で微量の蒸気が漏れているのを点検中の作業員が見つけた。
蒸気には放射性物質が含まれているとみられるが、周辺環境への影響や現場にいた作業員の被ばくはなかった。
関西電力が原因を調べたところ、管の接続部分にあるステンレス製のパッキンに直径およそ0.3mmのへこみができているのが見つかった。
このパッキンは、原子炉からの水漏れを防ぐために設置されたもので、定期検査中の8月上旬に新品に交換した際、金属片のような異物が入り込んで変形し、隙間ができていたとみられるという。
異物がなぜ混入したのかは特定できていないが、関西電力は再発防止策として、パッキンの交換に使用する異物が付着しやすいテープを事前に清掃することを手順書に盛り込むとにしている。
県によると、高浜原発4号機は当初、24日から発送電を開始する計画だったが、今回の問題を受けて、今後再点検が必要になるため、運転の再開は9月上旬になる見通しだという。
出典
『蒸気漏れは異物混入が原因か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20180824/3050000143.html
8月24日23時13分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関電は24日、調査の結果、上ぶたと炉内に温度計を通すための管の接合部にごみが混入したことが原因だったと発表した。
同日に予定していた発送電の再開は、9月上旬まで遅れる見通し。
関電によると、接合部に直径0.3mm程度のごみが混入。
原子炉内に核燃料を挿入して温度と圧力を上げたところ、ごみが接合部から外に押し出されて蒸気が漏れたという。
出典
『高浜4号機蒸気漏れ 原因はごみ混入』
http://www.sankei.com/west/news/180824/wst1808240112-n1.html
一方、8月24日付で関西電力HPには、漏洩箇所詳細図などが添付された下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
1 原因調査
(1)点検結果
⑤パッキン
・コラムとフランジの間に挿入されていたパッキンの外観点検を実施した結果、コラムとの接触面にほう酸の析出痕を確認しました。
また、ほう酸を除去した後、拡大観察を行った結果、接触面に微小なへこみ(直径約0.3mm)が認められました。
・パッキン納入時の製品検査成績書を確認したところ、外観に問題がない製品が納入されていることを確認しました。
・このため、コラムとの接触面に何らかの微小な異物が噛みこんだ可能性があるものと推定しました。
(2) 作業手順の確認(温度計引出管接続部の構成部品の
組立作業)
パッキンとコラムの接触面に異物が混入した可能性について、調査を実施した結果は以下の通りです。
・温度計引出管接続部は、定期検査毎に取り外し、各構成部品の点検を行い、その後、一次冷却材系統のヒートアップ(原子炉の昇温・昇圧)前に組立作業を実施しています。
・組立作業は、コラム上部の温度計引出管に養生テープを巻き付けた後に清掃を実施し、パッキンを装着、フランジを据え付ける手順となっています。
その後、異物混入防止のため、コラムとフランジの隙間には養生テープを取り付けていたことを確認しました。
・その後、下部クランプを据え付け、コラムとフランジの隙間の養生テープを取り外し、ポジショナを装着する手順となっており、その際に異物が混入した可能性があるものと推定しました。
2 推定原因
当該箇所の組立作業時に、養生テープに表面に付着していた何らかの微小な異物がコラムとフランジの隙間に混入し、パッキンのコラムとの接触面に噛み込みました。
その後、一次冷却材の温度上昇等に伴い、異物が押し出されたことにより、その部分が漏えい経路となり蒸気の漏えいに至ったものと推定しました。
3 対策
当該漏えい箇所のパッキンを新品に取り替えます。
また、ポジショナ取付け前に、養生テープ表面の清掃を行うことを作業手順書に追記して異物混入防止の徹底を図ることとします。
出典
『高浜発電所4号機の定期検査状況について(原子炉容器上蓋の温度計引出管接続部からの蒸気漏れに係る原因と対策について)』
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2018/0824_1j.html
(ブログ者コメント)
パッキン入れ替え時、パッキンならびに当たり面に異物がないよう清掃しておくことは当たり前。
それが、1次冷却水を遮断するためのパッキンなら、なおさら慎重かつ丁寧に清掃しているように思うのだが・・・・。
2018年8月20日10時43分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後5時前、下諏訪町にあるT商事の紙や金属などを扱うリサイクル工場で、「男性がフォークリフトの下敷きになっている」と従業員から消防に通報があった。
この事故で、工場に派遣されていた松本市赤怒田の整備士、Aさん(男性、47歳)が諏訪市内の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
警察によると、Aさんはフォークリフトの前の部分にジャッキを入れて持ち上げ、その隙間から車体の下に入って点検作業をしていたが、ジャッキが外れて下敷きになったという。
警察は労災事故として、その場にいたほかの従業員から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『フォークリフトの下敷き男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180820/1010005096.html
2018年8月21日9時59分に毎日新聞から、現地の様子や看板の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿島灘に突き出た人工岬「ヘッドランド」付近で水難事故が相次ぎ、20日までのわずか1週間で死者が計4人に上った。
沖合に向かう「離岸流」に流されたとみられる。
警察などは、付近に看板を設置するなどして立ち入らないよう呼びかけているが、なかなか浸透していない。
19日午後2時40分ごろ、鉾田市台濁沢の海岸で、海水浴をしていた群馬県伊勢崎市の会社員の男性(55)が溺れ、救助されたものの、搬送先の病院で約12時間後に死亡した。
警察によると、男性は妻(44)と次女(8)の計3人で海水浴に来ていた。
次女が溺れたため、妻と男性が救助に向かった。
次女は男性に、妻は近くでサーフィンをしていた男性に救助されて無事だったが、その後、男性は沖合で浮かんでいるのが見つかった。
同市では14日にも、ヘッドランド近くで貝取りをしていた大洗町の男性(61)が溺死した。
鹿嶋市でも、18日に埼玉県草加市の会社員の男性(20)が流されて遺体で見つかったほか、19日には友人と海水浴に来ていた千葉県成田市の塗装工の男性(18)が行方不明になり、20日午後、遺体で見つかった。
いずれも、現場は人工岬付近だった。
河川課によると、人工岬は1985年度から、砂浜の浸食を防ぐため設置が始まった。
上から見ると船のいかりのような形で、海岸から沖合に向かって長さ約150mの堤防が延び、先端に約100mの円弧形の堤防が付いている。
大洗町から神栖市までの海岸線計約70km(港湾施設を除く)に計34基が設置されており、さらに6基増設する計画になっている。
人工岬周辺では「離岸流」が発生しやすいため、付近は遊泳禁止としているが、以前から水難事故が多発している。
県では、各人工岬の根元付近に注意喚起の看板を設置しているほか、ホームページでも注意を呼びかけている。
19日に水難事故が発生した鉾田市台濁沢のヘッドランド前にも看板が立っているが、20日も、釣りを楽しむ男性たちの姿が見られた。
よく釣りに訪れるという男性(65)は、「看板も立っているし、危険だとは分かりながらも、みんな来ていると思う。海水浴場に行けばお金も取られるけれど、ここは無料で、子どもを遊ばせられるから親子連れもよく来る」と話した。
出典
『鹿島灘 人工岬「ヘッドランド」付近 水難事故相次ぐ』
https://mainichi.jp/articles/20180821/k00/00e/040/217000c
8月20日11時30分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
溺れた娘(8)を助けた後に沖に流され、約12時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
死因は溺死。
娘を助けようとした妻が深みにはまって動けなくなり、男性が娘を救助したが、その後、約100m沖合でうつぶせの状態で浮いているのが見つかった。
妻はサーファーに救助された。
・・・・・
出典
『娘が溺れ、妻も深みに…娘を助けた後に男性死亡』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180820-OYT1T50034.html
(ブログ者コメント)
ヘッドランド周辺の危険性は過去に紹介スミ。
その関連情報として紹介する。
2018年5月28日掲載
『2018年5月21日報道 茨城県には砂浜からの砂流出防止のため人工の岬「ヘッドランド」が設置されているが、その周辺で以前から離岸流などによる水の事故が多発している (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8390/
また、今回の事故を機に調べなおしたところ、以下の情報もあった。
(2017年6月29日7時4分 産経新聞茨城版)
・・・・・
人工岬周辺での遊泳禁止対策として、県河川課は7月中旬までに、「危険立ち入り禁止」「絶対に遊泳しない」などと記した看板を約30カ所に新設予定だ。
同課によると、設置済みの看板よりも語気の強い言葉を選んだという。
ただ、実際にはヘッドランド付近での遊泳を禁止する法律や条例はない。
最終的には、利用者のマナーに委ねられている。
県警は、海水浴シーズン中はヘリや船などの沿岸パトロールを強化。
遊泳者を発見した場合は浜に上がるよう促すというが、「水位が膝下程度の波打ち際で遊ぶ人たちに、なかなか危険が理解してもらえない」(地域課担当者)という悩みも。
同課は、「遊泳は、なるべく海水浴場で楽しんでほしい」と呼びかけている。
・・・・・
出典
『「ヘッドランド」水難警戒 離岸流発生しやすく、強い語調の看板設置』
https://www.sankei.com/region/news/170629/rgn1706290007-n1.html
2018年8月20日11時36分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後2時40分ごろ、大阪市住之江区平林南の金属加工会社「O商店」の工場内で、修理業者の男性が、血を流して倒れている男性を発見。
男性は救急搬送されたが、約40分後に死亡が確認された。
警察によると、倒れていたのは同社の60代の男性従業員。
当時、地上約6mに設置された作業台で、天井につるされたクレーンを修理していた。
命綱はつけていなかったという。
修理業者の男性が直前に「ドン」という音を聞いており、警察は男性が作業台から転落したとみて原因などを調べている。
出典
『地上6メートルから転落か 大阪・住之江の工場で男性死亡、天井につるされたクレーンを修理中』
http://www.sankei.com/west/news/180820/wst1808200034-n1.html
2018年8月18日13時5分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月の西日本豪雨の救助活動で福岡県久留米市では、2012年九州北部豪雨を受けて市が配備した市消防団のボートを活用した。
ボートは、13~15年度に12年九州北部豪雨で浸水した11校区に11艇、大雨で浸水の恐れがある17校区に17艇を、5月末に配備を終えたばかりだった。
同市は、12年九州北部豪雨で床上浸水174戸、床下浸水1148戸の被害が発生。
住宅が冠水して、住民の救出にはボートが必要となったが、市内に43分団ある消防団にボートはなく、久留米広域消防本部のボートに頼らざるを得なかった。
消防団がボートを持つことで、もっと早く救助できるとして、ボートを配備。
今回は、28艇のうち13艇を使い、同本部とも協力し、ボートで200人近くを救助した。
西日本豪雨の住宅被害(7月22日現在)は床上浸水423戸、床下浸水1011戸で、浸水件数と床上浸水件数とも、12年九州北部豪雨を上回った。
・・・・・
出典
『教訓生きた ボート配備で200人救助』
https://mainichi.jp/articles/20180818/k00/00e/040/301000c
※当時の救助活動の様子を伝える記事が2018年7月8日6時37分に西日本新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。
九州を襲った記録的な豪雨は、一夜明けた7日、各地で詳細な被害状況が次々と明らかになった。
土砂崩れや浸水による孤立も一時相次ぎ、ボートや重機を使った救助や復旧作業が夜遅くまで続いた。
福岡県筑後地区では、未明から幅広い範囲で浸水被害が発生。
久留米広域消防本部には、「自宅が水に漬かって避難できない」などの救助要請が何10件も入った。
久留米市によると、住宅1170戸が床上・床下浸水。
市内の大刀洗川、山ノ井川があふれ、消防隊員らが救助用ボートを使って、高齢者を中心に60人以上を救出した。
ボートに乗り込んだ人たちは不安そうな表情で、川のようになった住宅街を進んだ。
九州自動車道久留米インターチェンジ付近も冠水し、渋滞が続いた。
・・・・・
出典
『住宅街、まるで川 西日本豪雨 久留米市“救助の要請”次々と』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/431054/
2018年8月18日18時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
旭川医科大の学生時、試薬を廃棄中に発生した有毒ガスを吸い、肺気腫などを発症したとして、北海道旭川市に住む同大の男性医局員(38)が、同大と指導教官だった男性准教授を相手取り、計約3億円の損害賠償を求める訴訟を旭川地裁に起こした。
また、この指導教官からパワーハラスメントなどを受けたとして、550万円の損害賠償を求める別の訴訟も同地裁に起こした。
いずれも17日付。
訴状によると、男性は同大6年生だった2009年11月、指導教官の指示で実験室の試薬を廃棄中、ポリタンクに集めた薬剤が混ざり合って爆発。
男性は発生した有毒ガスを吸い、発熱やせきなどの体調不良が続き、16年に閉塞性細気管支炎、17年に肺気腫と診断された。
現在は、慢性呼吸不全で肺移植を待っている状態だという。
原告側は、廃棄した試薬の容器内にラベル表示と異なる性質の薬が含まれていたことが事故の原因と指摘。
指示をした指導教官と同大に安全配慮義務違反があったと主張している。
男性は卒業後、12年11月から同大の医師、医局員として勤務。
同じ指導教官の下で実験や研究にあたったが、度々、「実験がうまくいかなかったらお前は終わるぞ」「精神的なもので体調が悪くなったのではないか」などと言われ、暴言によるハラスメントを受けたとも主張している。
男性はハラスメントの調査を大学側に求めたが、大学側は確認できなかったと回答。
昨年11月に再調査の意思がないとする回答を受けたため、提訴したという。
男性は17日、旭川市内内で記者会見し、「私の体もいつまでもつか分からない。第二の犠牲者を出さないよう、訴訟を起こすことを決断した」と訴えた。
同大の広報担当者は取材に対し、「訴状が届いていないのでコメントできない。事故についてもお話しできない」としている。
出典
『「試薬廃棄作業で肺気腫に」 元学生が旭川医大など提訴』
https://www.asahi.com/articles/ASL8L351FL8LUBQU005.html
8月17日22時0分に北海道新聞電子版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
訴状によると、旭医大医学部の学生だった男性は、09年11月、当時指導教官だった准教授の指示を受け、医師2人と共に実験室内の廃試薬をポリタンク容器に入れて処分しようとしたところ、容器が爆発して有毒ガスが拡散。
ガスを吸引後、せきや発熱の症状が出始めたという。
男性は入退院を繰り返し、16年に有毒の二酸化窒素ガスの吸引による細気管支炎と診断された。
出典
『試薬処分事故で呼吸器疾患 男性、旭医大を提訴』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/219323/
8月17日20時16分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は提訴後の記者会見で、「16年に医師の診断で、ガスが肺の疾患を引き起こした可能性があると分かり、提訴を決意した」と話した。
男性の弁護人は、「教官は安全配慮義務を怠った。極めてずさんな管理だった」と指摘した。
出典
『「試薬廃棄で疾患」と提訴 旭川医大医師、ガス吸引』
http://www.sankei.com/affairs/news/180817/afr1808170033-n1.html
2024年3月2日付で毎日新聞からは、大学に1.5億円の損害賠償命令が出た、元教官への請求は棄却されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
旭川医科大で2009年、試薬廃棄中の事故で有毒ガスを吸って呼吸器の病気を患ったとして、元大学医局員の水元さん(44)が大学と元指導教官に約3億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、旭川地裁(上村善一郎裁判長)は1日、大学に約1億5000万円の支払いを命じた。
判決は「国立大学法人の教育研究活動の中で発生し、事故と原告の気管支炎の発症には因果関係が認められる」と指摘。
国家賠償法の適用を認めた。
一方で、公務員個人は職務について民事上の損害賠償責任を負わないとして、元指導教官への請求は棄却した。
旭川医大は「判決内容を検討し対応を考えたい」とコメントした。
判決によると水元さんは09年11月、指導教官の指示で試薬を廃棄していた際に、廃棄用ポリタンク容器が爆発し、有毒ガスを吸って肺と気管支に疾患を負った。
https://mainichi.jp/articles/20240302/ddl/k01/040/039000c
2018年8月17日20時0分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時半ごろ、野洲市比江の市道で、工事のために掘っていた幅70cm、深さ1m20cmの穴に、自転車で通りかかった30代の会社員の男性が転落し、あごの骨にひびが入る大けがをした。
この工事は、道路の下を通る排水管を交換するため、午前9時ごろから、現場の市道を長さ500mほどにわたって通行止めにして行っていた。
男性は通行止めの区間に住んでいて、工事を知らせる看板は付近に設置されていたが、転落したときは交通誘導員と作業員は休憩を取っていて、現場の穴のそばには誰もいない状態だったという。
市は、安全管理が十分ではなかったとして男性に謝罪するとともに、今後は、工事現場で交通誘導員などは交互に休憩し、誰もいない状態にしないことを徹底し、再発防止に努めたいとしている。
出典
『市道工事の穴に男性転落 大けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20180817/2060000816.html
8月17日20時50分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市道路河川課によると、男性が転落した午前10時35分ごろ、市内の建設会社が雨水管の入れ替え工事をしており、幅5mの道に深さ1.2m、幅70cmの穴があった。
付近にはコーン2個と通行止めを知らせる看板があったが、バリケードはなく、誘導員は休憩で現場を離れていたという。
出典
『工事の穴に転落、自転車の男性重傷 滋賀・野洲の市道』
https://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180817000197
8月19日付で毎日新聞滋賀版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業車を移動するため、掘削地の前に設置したコーン標識なども取り外していたという。
出典
『野洲・市道の工事現場で男性転落しけが』
https://mainichi.jp/articles/20180819/ddl/k25/040/308000c
通信欄
カテゴリー Category
最新コメント Latest Comments
ツイッターなどへの接続
製造業ブログランキングへの接続
最新トラックバック
カウンター
アクセス解析
プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

