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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20185171755分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県明石市和坂の市営斎場の式場棟で、大雨の時に浸水被害が出ていることがわかった。

半地下構造のために雨水が流れ込み、滞留しやすいのが原因という。

 

市は6月に約600万円を投じ、水が流れ込む1階の正面玄関出入り口前を封鎖する花壇の設置などを計画。

建て替え時の設計ミスを指摘する声も出ている。

 

市斎場管理センターによると、市営の「あかし斎場旅立ちの丘」の式場棟は、旧斎場の老朽化で2009年に建て替えた。

告別式などに利用され、1階は玄関ホールや参列者用の屋内駐車場(20台)になっている。

 

以前から、台風などで激しい雨が続くと排水が追いつかず、12~14年は1回ずつ被害が発生。

14年8月の台風11号では約20cm浸水し、エレベーターや屋内駐車場が使用できなくなった。

 

昨年も大雨の際、数cmの水がたまったことがあるという。

 

式場棟の1階は、前面の国道175号に比べると約40cm低い。

斎場周辺は、元々、大雨時には下水管に雨水や汚水が集まり、「下水管の流れが悪くなりやすい地域」(市営繕課)でもあるという。

 

対策として、正面出入り口に下りる階段前に、止水目的で高さ10cmの花壇(縦約8m、横約1.4m)を設ける。


今後は、ほかに比べて傾斜が緩やかな屋外駐車場側から正面玄関に出入りしてもらうという。

 

また、斎場に入る車の進入路など5か所には、本来は車のスピードを抑止する目的の「減速帯」(高さ5cm)を設けて水を流れ込みにくくするといい、排水ポンプ2基も設置する。

 

同センターは、「警備員だけとなる夜間に集中豪雨があると、対応が難しい。浸水でエレベーターが故障することも考えられるので、最小限の費用で改善したい」としている。

 

斎場の火葬場棟では、これまでに、壁のひび割れによる雨漏りなどが発覚。

式場棟でも問題が明らかになったことで、市議の一人は「そもそも設計ミスで、浸水被害は予想できた」と指摘。

これに対し市営繕課は、「設計の経緯を調べる必要性は感じていない」とする。

 

出典

『大雨のたび浸水被害の斎場、「設計ミス」指摘も』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180517-OYT1T50000.html?from=ycont_top_txt 

 

 

 

 

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2018518日に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

飯島町が管理する橋の上でスズメバチに刺されたとして、東京都内の女性が町に医療費や慰謝料など計140万円の損害賠償を求めた訴訟で、武蔵野簡裁(東京都)が町に約51万円の支払いを命じる判決を出したことが分かった。

 

町は控訴せず、賠償金分を追加した本年度一般会計補正予算案を町議会6月定例会に提出する方針。

 

町によると、女性は2016年9月、町内の御座松キャンプ場近くのつり橋を歩行中、橋桁に営巣したスズメバチに頭や肩など約15カ所を刺され、駒ケ根市内の病院に運ばれた。

 

女性は後日、呼吸困難など複数の症状が急激に現れるアレルギーの一種「アナフィラキシー」の治療薬を携行しなければならない状態になったとして、町に経済的支援を要請。


町は見舞金として治療費の実費を支払ったが、その後の示談交渉は不調に終わり、女性が昨年7月に提訴した。

 

8日の判決では、スズメバチが橋桁に営巣し、歩行者を急襲する恐れがあることを「町は予見することが可能だった」と指摘。

事故以前からハチの危険を知らせる目的で町が橋の近くに設置していた看板も理由に、「目立つものではない」として町側の責任を認めた。

 

事故を受け、町はキャンプ場など約10カ所に、ハチやクマへの注意を呼び掛ける看板を新設した。

 

出典

ハチ刺され飯島町に訴訟 51万円の賠償判決

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20180518/CK2018051802000007.html 

 

 

517日付で信濃毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ハチの巣が橋の裏側にあった。

 

町によると、現場には以前からハチの巣があり、看板を設置して注意を促していた。

判決(8日)は、この看板が当時見にくかったと認定し、町側の対応は十分でなかったとしたという。

今回の問題を受け、町は町内各地にある公園や橋に、ハチの巣への注意を促す看板を設置した。 

 

出典

『スズメバチに刺された女性が提訴、飯島町に賠償命じる判決』

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180517/KT180516FTI090015000.php 

 

 

 

 

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2018516952分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

栃木県警が、夜間の自動車運転でヘッドライトの上向き使用を推奨する広報活動「ハイビーム大作戦」を昨年4月にスタートしてから1年間で、ハイビームで走行する車の割合は4ポイント上昇し7.9%となったことが、県警の調査でわかった。

 

ただ、まだ9割以上の車がハイビームにしていないというのが実情で、県警はドライバーに対し、夜間のハイビーム使用のさらなる徹底を呼びかけていく。

 

ハイビームの正式名称は「走行用前照灯」。

ロービーム(下向き)と呼ばれる「すれ違い用前照灯」の照射距離は40m先だが、ハイビームは100m先と、倍以上の距離を照らすことができ、歩行者を発見しやすい。

 

昨年3月の改正道路交通法施行に合わせて、運転免許の更新時などに配られる教則本に、夜間走行時の「原則ハイビーム使用」が明示された。

これを受けて県警は、昨年4月からドライバーに対し、ハイビーム使用の推奨を図ってきた。

 

県警交通企画課が今年4月上旬の3日間、国道4号、119号や県道氏家・宇都宮線など、夜間の人身事故が多い7路線8か所で夜間に実施した調査では、通行した1138台のうち、ハイビームにしていたのは90台。

使用率は7.9%で、同様の条件で行った昨年4月の調査結果(3.9%)と比べて4ポイント上昇した。

 

だが、広報活動を始めて半年の昨年10月の調査結果(7.1%)からは、0.8ポイントの微増にとどまった。

広報活動から1年を経ても、使用率は1割に満たなかった。

 

県警の福原・交通部長は、「極めて低い数字。『原則ハイビーム』がドライバーの習慣になるように、粘り強く呼びかけていきたい」と話している。

 

出典

『「ハイビーム大作戦」で使用率上昇も7・9%』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180516-OYT1T50027.html 

 

 

516954分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

栃木県警はドライバーに、ハイビームとロービームの小まめな切り替えが必要だと指摘している。

 

道交法では、夜間の走行では「前照灯(ハイビーム)などの灯火をつけなければならない」とする一方、他の車両とすれ違う場合や先行車がある場合には「灯火の光度を減ずる操作をしなければならない」として、ロービームに切り替えるよう定めており、違反には罰則も設けている。

 

ロービームは「すれ違い用前照灯」の名の通り、対向車のドライバーの目に強い光が入って運転を妨げないような照射角度になっている。

 

これに対し、ハイビームは光の照射角度も広い上、対向する車同士が使っていると、その間の横断歩道などを渡っている歩行者の姿が消えたように見えにくくなる「蒸発現象」の危険性もある。

 

県警交通企画課は、「ハイビームの使用だけでなく、ロービームとの適切な切り替えについても呼びかけていきたい」としている。

 

出典

『ハイビーム切り替えないと罰則、「蒸発現象」も』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180516-OYT1T50030.html 

 

 

 

 

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201851690分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力福島第1原発周辺の野生動物を調査している福島大環境放射能研究所のトーマス・ヒントン特任教授は、今夏、原発周辺に生息するヘビに衛星利用測位システム(GPS)と線量計の機能を備えた装置を取り付け、被ばく量などの分析を始める。

 

15日、同研究所がウクライナの行政関係者や研究者を招いて福島市で開いた国際シンポジウムで発表した。 

ヘビに装置を付けることで、場所と被ばく量を把握できる。

これまでも、イノシシに同様の装置を取り付けて放射線の野生動物への影響を調査してきたヒントン氏は、「ヘビは土壌と深く結び付いた生き物。土は放射能汚染の影響を受けやすく、調査する意義がある」と話した。

 

アオダイショウなどに代表されるネズミヘビに装置を取り付ける。

ネズミヘビは、虫を食べる種と小型の哺乳類を食べる種があり、この違いが被ばく量に与える影響も調べるという。

 

ヒントン氏は、このほか、原発周辺のイノシシの目への放射線影響を調査した研究成果を、来月、発表する予定であることも説明した。

 

シンポジウムでは、福島大共生システム理工学類の高貝慶隆准教授と筑波大生命環境系の加藤弘亮准教授も、研究成果を発表した。

 

出典

原発周辺「ヘビ」にGPSと線量計 被ばく量など把握、分析へ

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180516-270526.php 

 

 

 

 

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2018516日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

重いけがで救急搬送されたO型の患者は、それ以外の血液型の人に比べ、死亡率が2倍以上高いとの研究結果を、東京医科歯科大の高山渉特任助教(外傷外科)らが、救急医学の専門誌に発表した。

 

O型は他の型に比べて血が固まりにくく、大量出血する人が多い可能性があるという。

高山助教は、「死亡が多くなる仕組みを、さらに詳しく調べる必要がある」と話す。

 

2013~15年度に、入院が必要となる重いけがで同大など2病院に運ばれた患者901人のデータを分析。

死亡率はO型が28%、O型以外が11%だった。

 

けがをして血管が破れると、血液中の血小板が集まって傷をふさぐが、O型の人はのりのような働きをするたんぱく質の一種が少ないことが知られている。

これが原因で、他の血液型と死亡率に差が出た可能性がある。

 

一方で、エコノミークラス症候群のように静脈内に血の塊ができる病気は、O型の方が少ないことが示されている。

 

出典

『救急搬送 O型、重傷で死亡率2倍 他型より血固まりにくく』

https://mainichi.jp/articles/20180516/ddm/016/040/009000c 

 

 

 

 

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201851750分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5161821分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前11時50分ごろ、野田市立木間ケ瀬中学校(生徒312人)で、2年生の理科実験中に生徒が「気分が悪くなった」と相次いで訴え、男子7人が病院に救急搬送された。

 

いずれも軽症だが、3人は大事を取って1日入院するという。

警察などは、何らかのガスが発生したとみて、原因を調べている。

 

同市教委によると、20代の男性教諭が担当する3時間目(午前10時半~11時20分)の授業で発生。

男女生徒34人が、鉄と硫黄の粉を混ぜ合わせて加熱し、化学変化を調べる「化合」の実験を行った。

 

加熱から5~10分後、生徒約10人が頭痛や腹痛などを訴え、廊下に移動。

うち6人は授業終了後も回復せず、教頭が119番通報し、救急搬送。

給食後には別の男子生徒も体調不良を訴え、計7人が病院に運ばれた。

 

診察の結果、7人とも異常は見られなかったが、うち3人が念のため1日入院するという。

 

実験は、教室の窓をすべて開いて行っており、換気扇4台も使用。

市教委は、「実験手順に問題はなかったが、粉の分量が教科書と異なり、二酸化硫黄が発生した可能性がある」と説明している。

 

小島校長は、「5月11日に千葉市の中学校で理科実験中の事故があり、安全確認の徹底を指導していたが、心配を掛けて申し訳ない」とコメントした。

 

出典

理科実験で3人入院 野田の中学、ガス発生か

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/499127 

理科実験で中学生7人体調不良

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180516/1080002249.html 

 

 

 

(2018年5月26日 修正1 ;追記)

 

2018524159分にNHK千葉から、千葉県教委から注意文書が出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月、鉄と硫黄の粉末を混ぜて加熱する理科の実験中に体調不良を訴える生徒が相次いだことから、千葉県教委は県内の中学校などに対して文書を送り、実験の際の安全確認の徹底を呼びかけた。

 

その中では、実験を行う教員が薬品の量や濃度を確認し、発生する気体の量が多すぎないか必ず事前に確認しておくことや、参加する生徒の数が多いときには順番に実験を行うなど、影響が出ない実施方法を検討することなどを求めている。


この実験をめぐっては各地で同じような事故が相次いでいることから、去年改訂された学習指導要領の解説書にも「適切な方法や条件を検討する」という文言が追加されている。


さらに文科省も、全国の教育委員会の担当者が集まる会議などで、改めて安全対策の周知徹底を行う方針だという。

 

出典

鉄と硫黄の実験 安全徹底の文書

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180524/1080002308.html 

 

 

 

 

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20185162145分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5161723分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時50分頃、香川県三木町鹿庭の用水路に「子どもが流された」と、母親(32)から119番があった。

 

約10分後、母親が約700m下流で生後2か月の男の子を見つけて引き上げたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

警察の発表では、死因は溺死。

 

母親は大阪府茨木市から子ども3人を連れて帰省しており、実家の玄関先で長男と次男を遊ばせていた。


男児は近くでベビーカーに乗せられていたが、目を離した間にスロープからベビーカーが転げ落ち、下の用水路(幅約1m、深さ約70cm、水深約25cm)に流されたという。

 

近所の人によると、ここ最近の雨で水の流れが速くなっていたという。

 

 

出典

『ベビーカー転落、乳児溺死…700m流される』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180516-OYT1T50103.html 

『ベビーカーが用水路に転落 生後2カ月の男児死亡』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000127391.html 

 

 

5171816分にNHK香川からは、現場に柵が設置されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日の事故を受けて、この用水路を管理する地元の土地改良区では、再発防止のため、スロープから水路に落ちないようにするための柵を、およそ10mにわたって新たに設けることがわかった。
柵は、早ければ来月にも設置される見通し。


用水路を管理する木田郡二股土地改良区の香西理事長は、「生後間もない子どもの命が失われるような痛ましい事故を二度と起こさないためにも、早期に再発防止策を講じたい」と話している。

 

出典

乳児転落事故を受け 柵設置へ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180517/8030000986.html 

 

 

 

 

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2018517818分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時30分ごろ、岐阜県瑞浪市明世町山野内の東濃地科学センター瑞浪超深地層研究所で、地表から深度200mの坑道内で火が出ているのを施設管理者の監視員が見つけ、作業員が間もなく消し止めた。

 

ビニール製送風管の一部と、コンクリート壁が幅1m、高さ1.3mにわたって焦げた。

けが人はいなかったほか、環境への影響はないという。

 

同研究所では、坑道に沿って配線している電気系統のケーブルから出火した可能性があるとみている。

 

同研究所によると、現場は、資材の運搬などに使う「換気立坑」と呼ばれる地表から深度500mまで続く坑道と、ボーリング調査に使う「ボーリング横坑」が垂直に交わる連結部分。

 

出火当時、現場付近は無人で、施設内の中央監視室で監視員が火災報知器の発報とカメラ映像で火災を確認し、作業員2人がバケツの水で消火した。

警察が出火原因を調べている。

 

同研究所は2002年に開所。

放射性廃棄物を安全に処分するための研究などを行っているが、施設内に放射性物質は保存していない。

 

同研究所では、04年に、地上で掘削設備の改造作業中に煙が出たことがある。

 

火災を受け、水野瑞浪市長は、「原因をしっかり究明し、今後の安全対策に万全を期していただきたい」とコメントした。

 

同研究所は、「原因の究明と対策を講じ、安全第一に取り組んでいきたい」としている。

 

出典

『瑞浪超深地層研で火災 環境へ影響なし』

https://www.gifu-np.co.jp/news/20180517/20180517-41443.html 

 

 

516200分にNHK岐阜からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時半ごろ、日本原子力研究開発機構が運営する瑞浪超深地層研究所で、地下200mの坑道にある火災報知器が作動し、送風管の周辺で火が出ているのに坑道の建設工事を請け負う業者の作業員が気付いた。


約30分後に現場に駆けつけた作業員によって初期消火が行われ、午前11時半すぎに現場に到着した消防により、鎮火が確認された。

 

この火事で、坑道に設置された送風管の一部や坑道の壁が幅1m、高さ1.3mにわたって焦げたが、けが人はいなかった。

出典

瑞浪超深地層研究所の坑道で火事

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084758531.html 

 

 

517日付で毎日新聞岐阜版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時半ごろ、瑞浪市明世町の瑞浪超深地層研究所の地下200mで出火し、坑道壁面(幅約1m、高さ約1.3m)や送風管の一部が焦げた。

けが人などはなかった。

 

運営する日本原子力研究開発機構の東濃地科学センターによると、工事業者現場事務所中央監視室で火災報知機が作動し、換気立坑深度200m連結部からの出火を確認した。

 

119通報で駆け付けた消防が、約1時間後に火を消し止めた。

 

現場は当時、無人で、壁面の電源ボックスか配線が過熱し、発火した可能性があり、原因を調べている。

 

同研究所では、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の地層処分について、最深500mの地点で研究している。

 

出典

『ぼや 瑞浪超深地層研究所の地下200メートルで けが人無し』

http://mainichi.jp/articles/20180517/ddl/k21/040/176000c 

 

 

 

 

 

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2018129日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7991/

 

 

(2018年5月23日 修正2 ;追記)

 

2018515192分にNHK石川から、関係者が処分されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

金沢市は15日、市役所で会見を開き、事故についての職員の処分を発表した。


それによると、「駅西幼児相談室」が入っている駅西福祉健康センターの当時の所長と「駅西幼児相談室」の当時の保育士2人を減給の懲戒処分とした。


3人は、事故が起きるまで、窓の鍵がかかっているかどうか確認をしていなかったほか、当時の所長は鍵を取り付ける工事の指示をしていながら、鍵の保管場所を職員に伝えていなかったという。


市は、このほか、前の福祉局長や保健局長など4人も戒告や減給の懲戒処分としたほか、市長と副市長も給料を自主的に減額したという。


市によると、男の子は、一時は呼びかけても反応しない状態だったが、現在は退院し、呼びかけにわずかに反応を示すなど、少しずつ回復しているという。


また「駅西幼児相談室」は、窓を金具で固定して開かないようにするなどの対策をした上で、先月から再開している。


金沢市の山野市長は、「今後、市民に安心して施設を利用してもらえるよう、安全管理にいっそう心がけて参ります」とコメントしている。

 

出典

幼児相談室の転落事故で職員処分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024713431.html 

 

 

515170分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は15日、窓の施錠確認を怠り、市有施設に対する信用を傷つけたとして、当時の所長(50)を減給10分の1(6カ月)、福祉局長(58)を戒告とするなど、職員計7人を懲戒処分にした。

 

このほか、管理監督が不十分だったとして、山野市長と細田副市長も、それぞれ減給10分の1(2カ月)、同(1カ月)とした。

 

出典

『男児2階転落大けが、職員7人懲戒 金沢市、施設の所長ら』

http://www.sankei.com/west/news/180515/wst1805150072-n1.html 

 

 

 

 

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2018515188分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

玄海町にある玄海原発4号機では、今月、再稼働に向けた点検中に、原子炉格納容器の中にある冷却水を循環させるポンプで異常を知らせる警報が出て、冷却水がポンプから漏れるのを防ぐために強い水圧をかけて流す「シール水」という水が規定より多く流れ出ていることが分かった。


九州電力がポンプを分解して調べたところ、ゴム製のリングが部品の隙間に挟み込まれて可動式の部品が固定され、シール水をせき止める場所に空間ができたため、水をせき止める機能が失われたとみられるという。


九州電力は、点検の中で水に含まれる空気を抜く作業を繰り返し行ったことがシール水の圧力が上がった原因と考えられるとして、今後、問題が起きた部品を取り替えたうえで、一定量の空気を残すよう、運用を見直すことにした。


部品の交換には10日程度かかるということで、今月24日を目指していた玄海原発4号機の再稼働は、来月にずれ込む見通し。

出典

玄海原発 ポンプ異常の原因判明

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180515/5080000520.html 

 

 

516920分に佐賀新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

九州電力は15日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)で発生した原子炉容器内の水を循環させる一次冷却水ポンプの異常について、ゴム製のリングが機器の隙間にかみ込んだことが原因だったとする調査結果を発表した。

 

4台全てのポンプで該当箇所の部品を新品に交換する復旧作業を、同日から始めた。

終了まで約10日間を見込み、再稼働は6月になる可能性が高い。

 

ポンプの軸部分の隙間からモーター側への冷却水流入を防ぐための「シール部」と呼ばれる装置で、3日に流入防止用の水が通常の倍の量になる異常が分かり、5日から分解点検していた。

 

九電によると、ポンプの点検前に、配管内のセンサーがうまく機能するように、内部を水で満たした。

ところが、予想以上に気温が上昇したため、水が膨張。

機器の隙間を埋めるためのゴム製のリング(直径27cm、厚さ5.5mm)が水に押し上げられて機器が固定されたことで、隙間が空いた。

そこから、本来流れ込まないはずの水が流れ込み、異常を示した。

 

対策として、部品を新品に交換するほか、水の膨張に対応する余裕を確保するため、これまで閉じていた弁の一部を開くよう、運用を見直す。

 

同日は、原子力規制委員会や佐賀県、玄海町、唐津市、伊万里市にも報告した。

 

出典

玄海4号機のポンプ異常、水の熱膨張で隙間 九電が原因発表

http://www.saga-s.co.jp/articles/-/217640 

 

 

 

以下は、トラブル発生を伝える記事(フロー図付き)。

 

20185480分 佐賀新聞)

 

九州電力は3日、玄海原発4号機で原子炉容器内の放射性物質を含む1次冷却水を循環させるポンプで異常が見つかり、機器を分解点検すると発表した。

放射性物質の漏れはないという。

 

4号機は4月24日に燃料装塡を終え、5月25日前後に再稼働する予定だったが、遅れる見通し。

 

異常が見つかったのは、4台あるポンプのうち2台。

 

ポンプの軸部分の隙間からモーター側への冷却水流入を防ぐための「シール部」と呼ばれる装置で、流入防止用の水が通常は1時間当たり30ほどタンクに戻るのが、70になっていた。

 

1日に4号機は原子炉容器を組み立て終え、1次冷却水が流れる配管などに漏れがないか検査する前準備として、3日朝から4台ある1次冷却水ポンプを点検し、異常が判明した。

 

機器をなじませるために手動で動かすなどの作業を行ったが改善されず、九電は午後1時10分に異常が見つかった1次冷却水ポンプ2台を分解点検することを決めた。

 

シール部は、軸部分の隙間に高圧の水を流すことで配管側からの1次冷却水の流入を防ぐ。

各ポンプの軸に沿って3つ取り付けられ、

 

今回は、2台とも真ん中のシール部に異常が出た。

ポンプは1997年の運転開始当初から使っている。

異常が見つかったシール部は、今年1~3月に順次交換していた。

 

九電は、点検にかかる期間について「現時点では不明」とし、「再稼働は遅れる」との見通しを示した。

 

出典

<玄海原発>4号機冷却ポンプに異常 分解点検へ 再稼働遅れる見通し

http://www.saga-s.co.jp/articles/-/212886

 

 

(ブログ者コメント)

 

九電HPに、グラフや写真付きの詳細な報告記事が掲載されている。以下は抜粋。

 

点検の結果、以下の理由により、可動機能を有するNo.2シール部のシール面が開いた状態となり、No.2シール水戻り流量が増加したものと推定しました。

1.1次冷却材ポンプのパージ水ライン及びNo.2シール水戻りラインを満水保管したことにより、No.2シール部に大きな力が加わり、No.2シール部の可動機能に係るOリングが隙間に噛み込んだ。

2.そのため、Oリングが拘束されることにより、No.2シール部が固着して可動性が悪化し、シール面が開いた状態となった。

 

点検の結果を踏まえ、以下の対策を行います。

1.1次冷却材ポンプについては、一体型の組立品となっているNo.2シールとNo.3シールを取り替える。

2.1次冷却材ポンプのパージ水ライン及びNo.2シール水戻りラインを保管する際には、気相部を確保し満水保管としない運用に見直す。

 

http://www.kyuden.co.jp/press_180515-1.html 

 

 

 

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20185151515分に日本経済新聞電子版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は、機械式駐車場の管理者向けに、設備の点検項目をリスト化した維持管理の指針案をまとめた。

 

巻き込まれなどによる重大事故が発生していることを踏まえ、人の進入を検知する装置や警報の点検強化を求める。

200項目に及ぶチェックリストの導入で、故障や不備を見つけやすくする。

 

国交省によると、機械式駐車場では、17年3月までの10年間に、少なくとも36件の死亡・重傷事故が発生した。

 

14年に愛知県稲沢市で起きた事故は、女性が機械式駐車場のトレーの下敷きになって死亡。

人を検知して機械を止める「人感センサー」が故障で作動せず、女性が出庫を終えていないのに、従業員が機械を操作したことが原因だった。

 

機械式駐車場は、都市部のマンションや商業施設で導入が進み、設置台数が増加している。

 

駐車施設の管理については、駐車場法などに定めがあるが、機械式駐車場の設置後の点検方法を具体的に示した規定はない。


管理者は、業者と契約を結んで保守点検を行うのが一般的だが、点検の項目や頻度は業者によって違い、精度にばらつきがあった。

 

同省がまとめた「機械式駐車設備の適切な維持管理に関する指針案」は、安全装置や遠隔監視、搬送台車など、装置ごとに計200の点検項目を挙げた。

 

それぞれについて、「年1回」「年2回」「年4回」「毎回(毎月か隔月)」などと、実施間隔の目安も記載。

事故防止で重要な人感センサーや非常停止ボタン、警報などの安全設備については、作動状況を1~2カ月ごとに確かめるよう求める。

 

国交省は、管理者が業者と契約する際、保守・点検の内容を指針案のリストと見比べてもらうことで、業者のサービスが適正な水準に達しているかを判断する材料になるとみている。

 

同省は17年9月に作業部会を設置し、機械式駐車装置の安全確保について議論。

同年12月のとりまとめを受け、今回の案を作成した。

 

5月までに行ったパブリックコメントの結果を踏まえ、年内にも指針として公表する方針だ。

 

出典

機械式駐車場の事故防止でチェックリスト 国交省

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30523390V10C18A5CR8000/?n_cid=NMAIL007 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

稲沢市の事例を含め、機械式駐車場での事故を、本ブログでは過去に何件か紹介している。

 

 

 

 

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2018515630分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

人間のけがや病気が自然に治癒するように、使用している製品や構造物に生じた劣化が、人の手を加えなくても勝手に直ってしまう・・・。

そんな夢の機能を持つ材料が「自己治癒(修復)材」だ。

 

材料自身に含まれる成分や事前に仕込んでおいた成分などを基にして、ひび割れなどの損傷を修復する性能を持つ。

既に、高分子材料や金属材料など、様々な領域で研究や開発が進められている。

 

 

【2030年に30兆円市場】

 

安倍政権が2013年に掲げた「日本再興戦略」には、「自己修復材料などのインフラ長寿命化に貢献する新材料の研究開発を推進する」と明記された。

自己修復材料などの世界市場が30年に30兆円に達するとのロードマップも掲げている。

 

追い風を受けて、インフラの主要な建材であるコンクリートの自己治癒能力へ関心が高まっている。

コンクリートは強度に優れ、加工もしやすい半面、ひび割れやすいという弱点を持っているためだ。

コンクリートを自己治癒できれば、長寿命化に貢献するほか、維持管理の合理化につながる。

 

 

【休眠バクテリアを活性化】

 

自己治癒機能をバクテリアで実現するコンクリートの研究開発で最も進んでいるのが、オランダのデルフト工科大学といえる。

同大学のヘンドリック・ヨンカース准教授が率いる研究グループは、バクテリアを利用して、コンクリートのひび割れを自動的に修復する技術を開発した。

同氏は15年、欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされた。

 

ヨンカース氏が着目したのはバシラス属のバクテリアだ。

この微生物は乾燥すると胞子状の殻をまとい、休眠状態で200年も生存することができる。

pH(ペーハー)が13程度と強いアルカリ性のコンクリートの中でも、死滅することはない。

 

乾燥させたバクテリアを、栄養分である乳酸カルシウムと一緒に圧縮・固化。

さらに、生分解性プラスチックの殻で覆って、直径が数mmのカプセル状にする。

このカプセルを、生コンクリートに所定の量で配合する。

 

 

【ひび割れを加速度的に修復していく】

 

ひび割れが生じると、割れ目から浸透した水と酸素が休眠していたバクテリアを活性化する。

 

バクテリアは、栄養分である乳酸カルシウムを分解し、二酸化炭素を排出。

結果として、セメント原料となる石灰石の主成分である炭酸カルシウムが生成され、ひび割れを埋める物質となる。

 

炭酸カルシウムが生成される過程で発生する水は、コンクリートの中に残っていたセメント成分と反応して水酸化カルシウムとなる。

これが二酸化炭素と反応して、さらに炭酸カルシウムとなり、ひび割れを加速度的に修復していく。

 

一連の化学反応が、コンクリートが自己治癒するメカニズムだ。

 

ヨンカース氏の研究グループは、実験設備の中で、最大1mm幅のひび割れを約2カ月で修復できたことを確認している。

使用しているバクテリアは欧州の安全基準をクリアしており、「人への感染がない添加材」に区分されているものだ。

 

ひび割れは補修できるが、コンクリートの強度を回復させることは保証していない。

だが、ひび割れを埋めて、さらなる水の浸入を防ぐだけでも、メリットは十分大きい。

鉄筋コンクリートの構造物では、ひび割れから水などが浸透して内部の鉄筋に達すると腐食を招く。

鉄の強度が落ちれば、コンクリート構造物の安全性が下がってしまう。

 

 

【日本では18年4月に販売開始】

 

バクテリアを使った自己治癒コンクリートは、欧州では先行して商品化されている。

 

ヨンカース氏らは、関連する特許を取得後、14年にバイオベンチャー企業、バジリスク・コントラクティングBVを立ち上げ、製品の販売を開始した。

地元のオランダだけでなく、ドイツやベルギーでも販売実績がある。

 

日本では、コンクリートの専門業者である會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)がバジリスクと提携。

日本における独占販売権を獲得したと17年4月に発表した。

 

日本と欧州では、コンクリートに混ぜる材料が異なるため、日本に最適な配合条件を検討している。

まずは塗布型の補修材について、18年4月から、日本で販売を始めた。

 

価格は当初、通常の生コンの2倍程度となる見込みだ。

バクテリアなどの原材料を欧州から輸入するため割高となるが、将来はバクテリアの増殖も日本国内で実施して、コストダウンを目指すという。

 

 

【イースト菌を使った手法も】

 

微生物を使ってコンクリートを補修する技術は、日本でも研究開発が進んでいる。

 

愛媛大学大学院理工学研究科の氏家勲教授と同講師の河合慶有氏らは、微生物を含んだグラウト(隙間を埋めるための流動性を持たせた建材)で、コンクリート構造物に生じたひび割れを補修する技術開発に取り組んでいる。

 

使用する微生物は、イースト菌や納豆菌といった、食品にも含まれるもの。

最大のメリットは、大量に使用して充填材が周囲に漏出しても、環境への負荷がほとんどないことだ。

 

コンクリート構造物のひび割れ部分に、微生物とひび割れ修復に必要なカルシウム源、その微生物の栄養源を混ぜたグラウトを注入するという、シンプルな手法を用いる。

ひび割れを修復するプロセスは、デルフト工科大学とほぼ同じだ。

 

愛媛大学は、およそ0.2mm幅のひび割れを持つコンクリート供試体を用いて、グラウト注入前後の透水性能を確認する試験を実施している。

 

現時点では、十分な量の炭酸カルシウムを生成するのに時間がかかり過ぎるという課題がある。

実用化するためには、生成スピードを大幅に速めた微生物の探索やグラウト性状の改善などが必要となる。

 

それでも、建設現場のニーズは高い。

構造物に散布しておくだけで、ひび割れを補修するような工法が実現できるかもしれないからだ。

 

バクテリアを使った自己治癒コンクリートは、バクテリアなどの添加材を加える分だけコストは高くなる。

だが、ひび割れが起こるたびに補修を繰り返す場合と比べて、ライフサイクルコストを抑制できる。

 

出典

微生物がコンクリートを勝手に修復 いよいよ市場に 驚異の新材料 自己治癒材(上)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29436240W8A410C1000000/?n_cid=NMAIL007

 

 

 

 

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20185162111分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後5時前、春日市の春日原駅で、西鉄福岡・天神駅行きの4両編成の普通電車がドアの1つが開いたまま発車したのをホームにいた乗客が気づき、この電車の車掌に伝えた。


車掌が確認したところ、前から3両目の車両の、片側に3つあるドアのうち左側の1つが完全に閉まらず、幅40cmほど開いていたという。


車掌は、ドアに近づかないよう周囲の乗客に呼びかけたものの、電車はおよそ1.5km先にある隣の雑餉隈駅まで、およそ4分間、そのまま走り続けたという。
ドアが開いた車両に乗っていたおよそ70人に、けがはなかった。


西鉄によると、ドアを開閉させる装置とドアをつなぐ金具が外れていたということで、運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントにあたるとして調査を進めている。


運輸安全委員会の長田・統括鉄道事故調査官は、「きょうは関係者から聞き取りを行い、どのような異常が起きたのかや、どのような確認を行ったのかを把握した。あすは車両について調査したい」と話している。

 

出典

ドア開け走行の西鉄を調査官調査

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180516/0000831.html 

 

 

51618分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

西日本鉄道は15日、西鉄天神大牟田線の大善寺発、西鉄福岡行き普通列車(4両編成)が、春日原(かすがばる)駅(福岡県春日市)から雑餉隈(ざっしょのくま)駅(福岡県博多区)までの約1.5kmを約4分間、一部の扉が開いた状態で走行したと発表した。 

時速は最大60kmだった。


扉が開いた車両の乗客約70人にけがはなかった。

扉が閉じなかった原因は調査中という。

 

西鉄によると、普通列車は15日午後4時50分ごろ、春日原駅を発車。

直後にホームの客が「扉が開いている」と男性車掌(23)に教えた。

 

車掌は走行中に3両目へ移動し、扉が約40cm開いていることを確認。

緊急停止ボタンで停車させるという内規を守らず、周囲の客に注意喚起しただけで、指令所に報告した。

 

雑餉隈駅で停車中に扉を施錠して発車したが、次の井尻駅(福岡県南区)で念のため全員を降ろし、運休したという。

 

出典

西鉄列車、ドア開いたまま4分間走行 緊急停車させず

https://www.asahi.com/articles/ASL5H7JC3L5HTIPE03K.html 

 

 

51855分に朝日新聞からは、片面のドアが2駅間で全開状態だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

西鉄は17日、扉はさらに1駅手前の白木原(しらきばる)駅(福岡県大野城市)から雑餉隈(ざっしょのくま)駅(福岡市博多区)まで、2駅(約2.8km)間で開いたままだったと発表した。

乗客がインスタグラムに投稿した動画を社員が見つけ、発覚したという。

 

西鉄によると、列車は大善寺発西鉄福岡(天神)行きの上り普通列車(4両)で、15日午後4時47分に白木原駅を出発した。

 

約3分後、次の春日原(かすがばる)駅(福岡県春日市)を出発する際、車掌がホームの客から、3両目の扉1カ所が開いていることを指摘された。

 

車掌は、車内から扉が開いていることを確認したが、次の雑餉隈駅まで約4分間、最高時速60kmで走行した。

 

当初、扉の開き幅は車掌の目視から40cmと発表したが、動画を元に約65cm、両開き扉の左側が全開だったと確認した。

 

車両は1987年製。

最後に扉を詳しく検査した2016年9月時点で異常はなかったが、事故後の西鉄の調査では、扉の上にある開閉装置と扉をつなぐ金具が外れていた。

 

出典

西鉄のドア、実は2駅間で開いたまま 投稿動画で発覚

https://www.asahi.com/articles/ASL5K6F3NL5KTIPE027.html

 

 

 

 

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20185161738分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県企業局が甲府市の米倉山に設置した実証試験用の太陽光発電所で、15日、太陽電池パネルのパネル部分が一部焼けたことから、県は焼けた部分の施設の運転を停止し、原因を調べている。


県企業局によると、15日昼ごろ、甲府市下向山町の米倉山にある実証試験用の太陽光発電所で、太陽電池パネルのパネル部分から煙が出ているのを業者の担当者が見つけた。


県の職員などが消火にあたった結果、火はすぐ消し止められたが、縦横30cmほどにわたってパネルが焼けた。


この発電所では、県企業局が太陽光発電で発電した電力を安定的に供給するための「蓄電システム」の実証試験を進めている。


県企業局によると、焼けた太陽電池パネルは軽量で、持ち運びができるシート状のものだということで、焼けた部分の施設でつくられる電力は、発電所全体のおよそ3%だという。


県企業局は、焼けた部分の施設の運転を停止し、原因を調べている。

 

出典

米倉山太陽光発電所パネル焼ける

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180516/1040002604.html 

 

 

5181850分にテレビ山梨からは、下記趣旨のやや詳しい記事がネット配信されていた。

 

山梨県が甲府市の米倉山に設置した実証試験用の太陽光発電施設で、太陽光パネルの一部が焼けた。
県などは、焼けたパネルを撤去して、本格的な原因調査に入った。


県企業局によると、今月15日の昼ごろ、甲府市の米倉山にある実証試験用の太陽光発電所で太陽光パネルの一部から煙が出た。


火はすぐ消し止められたが、パネル1枚が30cm四方に焼けていて、周辺に茶色く変色したパネルも見つかった。


県などは18日、燃えたパネルを撤去して、配線を調べるなど、原因究明調査に入った。


焼けたパネルは、東京に本社がある三菱ケミカルが製造した持ち運びが可能なシート状のタイプで、4年前、米倉山で52.6KWで運用が始まっている。


三菱ケミカルによると、全国40か所でこのパネルを使用しているが、焼けたのは今回が初めという。
「定期点検でも(異常があるという)報告はなかった、速やかに原因究明を行い、再発防止を徹底したい」(県企業局電気課・平井課長)。

焼けたパネルは施設全体のおよそ5%で、県企業局は原因が判明するまで、このパネルを使った発電を中止する。

 

出典

太陽光パネル焼ける、県などが原因調査

http://www.uty.co.jp/news/20180518/4207/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

テレビ山梨の映像によれば、長方形のシート状パネルの角の部分が三角状に焼けている。

また、作業員が当該シートを折りたたんでいる様子も映っていた。

 

 

 

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2018516833分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

517日付で岩手日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前11時半ごろ、盛岡市北夕顔瀬町のJR山田線・堂の前踏切で、盛岡中央消防署から救助出動中の化学車が遮断機を破損させ、通過後に立ち往生した。

 

「体の具合が悪い」との119番を受け、家が施錠されていた場合の救助を想定して緊急出動中だった。

鍵が開いていたため、先行する救急車が患者を病院搬送し、トラブルの影響はなかった。

 

同消防署によると、化学車が同踏切を通過しようとした際、踏切の警報音が鳴り、遮断機が作動。

急いで通過しようとして、車の上部にある無線アンテナが遮断棒に接触し、遮断棒が根元の部分から折れた。

 

この事故処理のため、現場に向かえなくなった。

化学車には消防隊員4人が乗車。

踏切の手前は急な上り坂だったという。

 

JR東日本によると、このトラブルによる影響はなかった。

 

出典

『盛岡 消防化学車、遮断機を破損 現場到着できず』

https://mainichi.jp/articles/20180516/k00/00e/040/196000c 

『救助出動中に踏切の遮断棒折る 盛岡で消防車両』

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/5/17/14440 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

トラックなどでしばしば報じられるトラブルだが、化学車が起こした事例は珍しいかと思い、紹介する。

 

 

 

 

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20185151813分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前10時20分ごろ、九州電力から工事を請け負っている会社の社員が土砂に埋もれ、およそ3時間後に病院で死亡が確認された。
警察によると、死亡したのは、鹿児島県出水市のSさん(男性、31歳)だという。


現場では、基礎工事の穴を掘ったあと、埋め戻す作業が行われていたという。


当時、Sさんは深さ2m、直径2m40cmの穴の中で、周囲の土砂が崩れないようにするための鉄板の一部を取り外していたところ、土砂が一気に崩れ落ちてきたということで、九州電力は安全管理に問題がなかったか調べることにしている。


九州電力の宮崎送配電統括センターの青木電力部長は宮崎市で会見し、「ご冥福をお祈り、ご遺族に心から追悼の意を表します。事故が二度と起きないよう、原因を究明し、再発防止対策をとりたい」と話した。

 

出典

鉄塔工事現場で事故 作業員死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20180515/5060000681.html 

 

 

515197分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前10時20分ごろ、宮崎県高千穂町押方の鉄塔建設現場で、支柱を立てる穴の土砂が崩れ、男性作業員が生き埋めになった。

 

警察によると、男性は九州電力の下請け会社社員Sさん(31)で、病院搬送後に死亡が確認された。

 

九州電力によると、穴は直径約2.4m、深さ約2mで、Sさんは土の崩落を防止するプレートの取り外し作業のため、1人で中に入り作業していた。

 

出典

『穴に生き埋め、31歳作業員死亡 鉄塔建設現場、宮崎』

http://www.sankei.com/affairs/news/180515/afr1805150033-n1.html 

 

 

 

 

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20185152026分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前10時ごろ、宇部市にある高天原浄水場で、水の中の不純物を固めて取り除くための「ポリ塩化アルミニウム(PAC)」と呼ばれる酸性の薬品が近くを流れる上梅田川に流れ出した。


納入業者が薬品10トンを敷地内のタンクに補充する作業をしていた際、バルブの切り替えを間違えて川につながる側溝に流れ出してしまったという。

すぐに気づいて側溝を塞いだが、およそ700ℓが流れ出たという。

職員が川の状況を確認したところ、川の水が白く濁り、魚が数匹死んでいるのが確認された。


薬品は、原液のまま飲み込んでしまうと腹痛などの症状がでるが、川の水で薄められているため、人体への影響はないという。


山陽小野田市水道局は、「薬品の流出事故を起こしてしまい、大変重く受け止めています。今後は作業手順の確認を徹底するほか、液体の流出防止策をとるなど、再発防止に努めたい」と話している。

 

出典

浄水場で薬品が川に流出

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20180515/4060000375.html 

 

 

516147分にYAHOOニュース(宇部日報)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前10時ごろ、山口県山陽小野田市水道局高天原浄水場(宇部市東須恵)から、水処理用凝集剤のポリ塩化アルミニウム(PAC)700ℓが貯留タンクからあふれ、敷地外の上梅田川と梅田川に流れた。

人体への影響はないという。

 

薬品は酸性で、水中の不純物を固めて取り除くために使われる。

流出により、上梅田川の水は白く濁った。

上梅田川が流れ込む梅田川の排水機場近くまで流れたとみられる。

 

水質の変化で、これまでに数百匹の魚が死んでいるのが確認された。

PACは、人体への健康被害が出るような毒性はなく、川の水で希釈されたことで影響の広がりは少ないと考えられる。

 

職員が薬品を貯留タンクに補充する過程でバルブ口の切り替えを間違え、2基のうち残量があるタンクに補充したためPACがあふれ、側溝を伝って川に流れ出た。

 

市水道局の原田次長は、「深くおわびしたい。作業手順を職員に再確認させ、流出を防ぐハード面での対策を考える」と話した。

 

出典

山陽小野田市の浄水場から薬品流出

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00010000-ubenippo-l35 

 

 

 

 

 

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20185141844分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

515日付で山陰中央新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は14日、対面通行する片側1車線の高速道路の一部区間で、2017年4月以降、中央にワイヤロープの防護柵を試行的に順次設置した結果、1年間で対向車線への飛び出し事故は1件で、死亡事故はゼロだったと公表した。

 

16年1月からの1年間では45件の事故が発生し、7件の死亡事故が起きていた。

 

防護柵が高い事故防止効果を発揮した試行結果の報告を受けた同省技術検討委員会は、14日、「技術的に実用化が可能」などとする中間まとめをした。

同省は、他の区間の設置なども検討する。

 

国交省によると、全国の高速道の約3割にあたる約2600kmの区間が、暫定的に片側1車線になっている。

 

このうち、同省は17年4月以降、全国12路線計115kmの高速道で、従来の樹脂製のポールの代わりに金属製のワイヤロープを試行的に設置した。

 

1年間で対向車線への飛び出し事故は、秋田道横手インターチェンジ(IC)~大曲IC間で起きた1件のみで、対向車線に走行車がなく、運転手も無事で、全体の死亡事故はゼロだった。

 

一方で、防護柵への接触事案は238件(負傷者は4件)発生しており、通行止めになる回数は増加。

東九州道では3件から22件になった。

 

出典

中央ロープ柵で死亡事故ゼロ 国交省、高速道で試行

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30463930U8A510C1CR8000/ 

『ワイヤ柵 本格導入検討 国交省、高速暫定2車線』

http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1526349247886/index.html 

 

 

 

(2018年6月18日 修正1 ;追記)

 

2018615日付で毎日新聞東京版(夕刊)から、片側2車線化が決まっていない区間などを中心にワイヤロープが整備されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

片側1車線の高速道路などで対向車線への飛び出し事故を防ごうと、国交省は15日、車線を区切るワイヤロープを本格的に設置する方針を明らかにした。

技術的に設置が難しい橋上などを除き、約5年かけて整備する。

 

高速道路など高規格幹線道路は、中央分離帯を備えた両側2車線が基本だが、整備に時間がかかるため、先に完成した2車線を片側1車線ずつに区切り、暫定的に使用している。

 

中央にガードレールを設置するスペースがなく、区切りとして樹脂製ポールが設置されているが、飛び出しには効果がない。

 

地方の道路整備に伴い、片側1車線区間が年々増加していることから、国交省は昨春から、ワイヤロープの効果を検証。

秋田自動車道など12路線計115kmに設置したところ、今年3月末までに飛び出し事故は1件にとどまり、死亡事故はなかった。

 

全国の片側1車線区間は約4300kmで、うち約2600kmは有料区間。

国交省は、片側2車線化が決まっていない区間などを中心に、ワイヤロープを整備する方針だ。

 

 

出典

『ワイヤロープ 片側1車線に 国交省、高速に整備へ』

https://mainichi.jp/articles/20180615/dde/041/040/034000c 

 

 

 

 

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20185141645分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5141829分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小田急電鉄は14日、神奈川県伊勢原市の小田急小田原線の線路脇で4月30日、盛り土が陥没したトラブルは、線路下を横断する市の汚水管が破断し、土砂約4.5トンが流れ込んだことが原因と発表した。

 

破断した直接の原因は不明。

市は下水管のバイパス工事を行い、小田急が穴を埋め戻したという。

 

小田急によると、汚水管が水平方向に9cm破断し、上下に10cmずれ、隙間に土砂が徐々に流入したとみられる。

 

この汚水管は、約10m離れた線路下でも亀裂が見つかったため、影響を詳しく調べるほか、全線の線路下を通る配管約1200カ所も目視で点検する。

 

陥没は4月30日午前10時35分ごろ、点検中の係員が気付き、小田原線の一部区間で一時、運転を見合わせ、新宿(東京)と箱根湯本(神奈川)などを結ぶ特急ロマンスカーが同日夜まで運休した。

ゴールデンウイークを利用した観光客ら、約3万5千人に影響した。

 

出典

『線路下の汚水管破断が原因 小田急陥没トラブル』

http://www.sankei.com/affairs/news/180514/afr1805140020-n1.html 

小田急線の線路脇陥没、下水管の破断が原因

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3369288.html 

 

 

5141821分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小田急電鉄は14日、同市が線路下に敷設した汚水管の破損が原因だったと発表した。

 

小田急電鉄は、沿線に埋められた上下水道や電気・ガスの配管についても、今月中に緊急点検するという。

 

小田急電鉄や市が調べたところ、陥没は上り線の線路脇で幅1m、深さ4.5mにわたり発生しており、陥没現場の真下にある汚水管で最大約9cmの亀裂が発見された。

 

市によると、汚水管は直径70cmのコンクリート製で、1991年度に地下約5mに敷設した。

 

また、陥没は起きていないが、下り線側の地下でも、管に最大約9cmの亀裂が見つかったという。

 

小田急電鉄などは、今後、この亀裂の付近の状況についても詳しく調査する。

 

出典

『小田急線の線路脇陥没、汚水管の破損が原因』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180514-OYT1T50066.html?from=ycont_top_txt 

 

 

514189分にNHK神奈川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小田急電鉄などが陥没の原因を調べた結果、線路の地下4m余りに敷設された下水管が破損し、およそ4.5トン分の土砂が流出して起きたことがわかった。


この下水管は鉄筋コンクリート製で、設置してから27年がたっていたが、管理する伊勢原市によると、耐用年数は50年とされていたという。

 

出典

小田急線路脇の陥没は下水管破損

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180514/1050002550.html 

 

 

51580分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

汚水管は1991年に、市の委託で小田急電鉄が設計・設置した。

耐用年数は約50年で、老朽化はしていないという。


事故後、管はつぶれないようにモルタルを流し込み、バイパス管を設けたため、現在は汚水は流れていない。

 

この事故を受け国交省は、全国の自治体に6月末までに目視で点検し、報告するよう通知を出した。

出典

線路脇陥没、原因は下水管破談 伊勢原の小田急

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00025845-kana-l14 

 

 

 

 

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2018425日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8277/

 

 

(2018年5月21日 修正1 ;追記)

 

ちょっと前、20184191150分にCNNから、ブレードに金属疲労が見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国家運輸安全委員会(NTSB)は18日、破損したエンジンのファンブレードに金属疲労が見つかったことを明らかにした。

 

機体は急降下して、左側に一時、40°以上も傾いたが、女性操縦士は落ち着いた様子で管制塔に状況を伝え、態勢を立て直して無事に同機を緊急着陸させていた。

 

・・・・・

 

死亡したのはニューメキシコ州の43歳の女性で、死因は頭部と頸部、胴体の外傷だった。

 

機体は事故の衝撃で、一時、41°まで傾いた。

傾斜が25°を超えることは極めて稀だという。

 

その後、態勢を立て直して緊急着陸に入った。

 

航空情報サイトの推計によると、同機は約5分間で高度3万1684フィートから1万フィートまで急降下していた。

 

サウスウエスト航空によると、同機のエンジンは2日前に目視点検を行ったばかりだった。

 

NTSBのこれまでの調査で、破損したエンジンはファンブレード24枚のうちの1枚がなくなっていることが判明。

ブレードの取り付け部分に金属疲労の痕跡が見つかった。

 

「これがなぜ、事前に見つけられなかったのかを究明したい」と担当官は話している。

金属疲労は一見しただけでは分からず、エンジンを外部から点検しただけでは見落とすこともあるという。

 

ファンブレード破損の衝撃で脱落したエンジンカバーは、同機の着陸場所から約110kmの地点で見つかった。

ペンシルベニア州警察は18日、同州内で複数の破片を回収した。

 

出典

窓が吹き飛び機体傾斜、米旅客機事故の状況が明らかに

https://www.cnn.co.jp/usa/35118008.html 

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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