







2024年5月8日17時36分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・日高の平取町の老人福祉施設で2024年5月8日、男性作業員(93)が電気設備の近くに倒れているのが見つかり、病院に搬送されました。
事故があったのは、平取町本町にある2階建ての老人福祉施設です。
2024年5月8日午後2時半ごろ、施設の従業員が屋上にある電気設備の近くで男性作業員(93)が倒れているのを見つけ、消防に通報しました。
男性は病院に搬送されましたが、搬送時、意識はあったということです。
警察によりますと、男性作業員は月1回の電気設備の点検のために施設を訪れていて、点検中に停電になったことを不審に思った施設従業員が、電気設備を確認したところ、男性作業員が倒れていたということです。
警察は発見時の状況などから、男性が感電したとみて詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7a57247c8450a54cd0a8e3c5a0feb86a878c8bb
5月8日20時15分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、左腕などに感電した形跡がみられた、毎月の電気設備点検を請け負っていて高圧受電盤の点検をしていたなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後、北海道平取町にある老人福祉施設の屋上で、電気設備の点検作業をしていた93歳の男性が感電し、腕や太ももにけがをしました。
事故があったのは、平取町本町にある老人福祉施設です。
8日午後3時前、施設が停電したため、職員が屋上にある電気設備を確認しに行ったところ、設備の点検作業していた93歳の男性が倒れているのを発見し、119番通報しました。
警察や消防によりますと、男性は左腕や太ももなどに感電した形跡がみられ、病院に運ばれる際、意識はあったものの、会話がおぼつかない状態だったということです。
当時、男性は高圧受電盤という設備の点検を1人で行っていたということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。
男性は、毎月1回、この施設の電気設備の点検を請け負っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8e9be99ec4d1aaae7f37af45a49e0516c81cf3b
5月9日8時22分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、左前腕から右太ももにかけて電流でできたような傷があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によりますと、男性は頭部から出血し、左前腕から右太ももにかけて電流でできたような傷があり、作業中に感電したとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9010d95fe55ca8231ff844c2e1f75ee569a3e085
2024年5月8日20時52分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月8日朝早く、札幌市清田区でアパートの外の階段が抜け落ち、下りていた住人の女性が地面に転落してケガをしました。
抜け落ちた階段。
接続していた部分は、かなり錆び付いているように見えます。
転落事故があったのは、札幌市清田区真栄1条の3階建てのアパートです。
5月8日午前4時半ごろ、このアパートに住む女性が外階段を3階から2階へ下りていたところ、突然、1段抜け落ち、転落しました。
女性は3mほどの高さから地面に肩のあたりを強打していて、鎖骨を折った疑いで手当てを受けています。
アパートは少なくとも築10年以上が経過していて、警察は老朽化が原因で階段が抜け落ちたとみて調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a02f02ec1cdde6ca90f6f4e52a663d977d911649
2024年5月7日18時2分にYAHOOニュース(テレビユー福島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、福島県石川町の自動車製造・販売工場で、男性従業員が高さ2.3メートルの作業台から転落し、死亡した事故で、労働基準監督署は7日、会社と社長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、石川町のY・モーターセールスと、社長の男性(74)です。
須賀川労働基準監督署によりますと、去年12月13日、石川町のY・モーターセールスの工場で、60代の男性従業員が消防用特殊車両の車体パネルのやすりがけをしていた際、高さ2.3メートルの作業台から、工場のコンクリートの床に転落しました。
男性は外傷性脳障害で死亡しました。
労働基準監督署は、会社と社長の男性が、作業台に囲いを設けるなど、危険を防止するために必要な措置を取らなかった疑いがあるとして、7日、地検郡山支部に書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1fcfd9a088abae8b75db46462565d19e1089460
2024年5月7日16時17分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道知床半島沖の携帯電話の圏外解消に向けた工事で太陽光パネルが設置されることに対し、日本自然保護協会は7日、国に「設置は慎重に検討すべき」という意見書を提出しました。
2022年4月、知床沖で小型観光船「KAZUI」が沈没した事故では、船長の携帯電話を通信手段としていましたが、航路の大半は圏外でした。
事故を受けて国や携帯電話事業者4社らは、知床半島に新たに基地局を設置し、来年3月までに知床半島での圏外エリアを解消させる見込みとしています。
今回の工事で知床岬灯台に携帯基地局のアンテナを設置する予定ですが、電源設備がないため、およそ2km離れた文吉湾に太陽光パネルを設置する予定です。
敷地はおよそ7000平方メートルで、太陽光パネルは264枚設置されるということです。
この工事について7日、日本自然保護協会は国に対して、設置は慎重に検討すべきと意見書を提出しました。
意見書では、「利用者の利便性よりも、不便さを伴う非日常の自然体験こそが優先されるべきであり、海域も含め携帯電話の通信強化を知床半島の核心部および周辺の海域で進めるべきではない」などとしています。
日本自然保護協会保護・教育部・大野部長はHTBの取材に対し、「知床は国立公園の特別保護地域、世界自然遺産で厳正な自然が残されたことに意味がある。そこに太陽光パネルがひかれるというのはもっと慎重に考えるべき」、「世界自然遺産の普遍的な価値を損なうかどうかが焦点になると思う」としています。
※日本自然保護協会意見書
https://what-we-do.nacsj.or.jp/2024/05/20370/
https://news.yahoo.co.jp/articles/79735c8046d2a0e4ccebe490e693f2fd1f541b83
(ブログ者コメント)
以下は知床半島先端の地図。
灯台と文吉湾の位置関係はこちらを参照。
2024年5月11日5時2分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■愛媛県で突然起きた事故
児童の保護者が運転していた車のドライブレコーダーの映像では、停車した車から降りた男の子が走り出した、その瞬間。
【写真を見る】カーブミラーが倒れて子どもを直撃…犬や猫のおしっこで腐食が進み…環境の悪い所だと耐用年数が2~3年ということも
「危ない、危ない!」
道路脇に設置されたカーブミラーが突然倒れ、男の子に直撃しました。
5月5日の午後4時半ごろ、愛媛県新居浜市宇高町の市道交差点を小学6年の男子児童が歩いていたところ、カーブミラーが突然倒れました。
男子児童は救急車で病院に運ばれ、脳に異常は確認されませんでしたが、たんこぶができて経過観察中です。
倒れたカーブミラーは高さ約3メートルで、新居浜市がおととし12月に点検した際、根元が腐食していたため、テープで補強していたということです。
(男子児童の父親) :
「(息子は)とても驚いていたと思う。事故がもう起こらないように、努めてもらえれば」
当時、新居浜市内には強風注意報が出されていて、事故が起きた時間帯には、最大瞬間風速15.2メートルを観測していました。
事故を受け、新居浜市はおととし12月の点検で老朽化が確認されていた支柱317本について再点検を行い、老朽化が著しいものは補修や交換を行うと説明しています。
■「おしっこのかかるところだけ集中的に腐食が進む」
普段カーブミラーの設置工事を行っている、愛知県小牧市のサンダイ技建の加藤社長に聞きました(今回の事故とは関係ありません)。
Qカーブミラーの耐用年数は?
(加藤社長):
「メーカーがうたっているのは、おおむね10年~15年。
環境の悪い場所では2~3年ということもある。
例えば、犬の散歩で毎日おしっこをかけられてしまう。
おしっこのかかるところだけ集中的に腐食が進む。
(おしっこの)塩分が腐食を早める」
カーブミラーは「基礎部分」と「柱」と「ミラー」の大きく3つに分かれ、このうち耐用年数が一番短いのは柱部分。
新居浜市のケースでも、根元の腐食がありましたが、市が今回、腐食が見つかったあとに柱の根元をテープで補強していたことについて加藤社長は。
(加藤社長) :
「応急的な効果はあると思う。
ただ、テープをすることによって腐食部がテープで覆われ、腐食の進行具合が分かりにくくなる。
テープによって腐食した部分が元に戻るような効果は薄い」
腐食が確認されてからのテープ補強は、一時しのぎにはなるものの、倒れるのは時間の問題だっただろうということです。
■名古屋市で昨年度に倒れたカーブミラーは1本
名古屋市の場合、カーブミラーは各区の土木事務所が管理していて、市内に約5000本あります。
点検は、他の標識も合わせて月に1回程度行っていて、腐食があればペンキを塗るなどしてさび止めをし、折れる危険があれば取り換えます。
名古屋市で2023年度中に倒れたカーブミラーは1本。
強風が原因で、けが人はいませんでした。
担当者によると、一般的に倒れる原因には強風、犬や猫のおしっこによる塩分、強い衝撃や車両による振動が考えられます。
そして、水たまりができやすい場所では腐食のスピードが早くなるということです。
もしも破損や腐食を見つけた場合は、各区の土木事務所に連絡してほしいということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82d141df03f0989b0be155c041a9ac90840f3ed5
5月9日15時56分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、設置された年は不明など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒れたカーブミラーは2枚のミラーが取り付けられ、高さは約3メートル。
設置された年は不明で、おととし12月の点検では支柱の根元に腐食が確認され、補修テープで応急補強が行われていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd4bd33479c0131373bebddf73f31771f082a459
5月9日16時37分にテレビ愛媛からは、男児は一時、首の痛みを訴えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜市によりますと、今月5日午後4時半ごろ、新居浜市宇高町の市道の交差点に設置されたカーブミラーが倒れ、歩いていた小学生の男の子の頭にぶつかりました。
男の子は救急車で病院に運ばれ、一時、首の痛みを訴えるなどしましたが、けがの程度は軽いということです。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20240509/8000018358.html
(2024年6月8日 修正1 ;追記)
2024年6月5日20時13分にYAHOOニュース(FNN PRIME;テレビ愛媛)からは、根元部分に無許可でフランジが取付けられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
その後の市の調べで、このカーブミラーは取り外しができるよう根元付近で切断され、丸い金属板を溶接してボルトで留める「フランジ加工」が施されていたことがわかりました。
折れていたのは、この溶接部分で、市の許可なく何者かが勝手に加工したものとみられています。
新居浜市内では、秋祭りで巨大な太鼓台を運行するため、カーブミラーを加工したとみられるケースがほかにも見つかっていて、市はこれまで黙認していたということです。
老朽化などの問題があるカーブミラーのうち、同様の加工がされているものはすでに4基確認されていて、市は早急に取り換えていく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e377250c252ab00a95369c2212a1a2a31724322
6月7日19時34分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、県が緊急点検した2万2448ケ所のうち88カ所で倒壊の恐れがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故をうけ、愛媛県は緊急点検を行いましたが、88カ所のカーブミラーと道路標識で倒壊の恐れがあることがわかりました。
県の緊急点検は5月、新居浜市と西条市でカーブミラーが相次いで倒れたことをうけ行われたもので、県が管理する道路で5月17日から31日まで行われました。
緊急点検ではカーブミラーと道路標識、あわせて2万2448カ所を職員らがチェック。
その結果、88カ所で倒壊の恐れがあり、456カ所で修繕が必要でした。
倒壊の恐れがある88カ所については、支柱の根元に大きな亀裂や腐食で穴が開いていたり、手で揺らすとぐらつきがみられたりしたということです。
県は6月中旬までに撤去し、新しいカーブミラーや標識に更新する予定です。
県の道路維持管理課は、「引き続き、点検や適切な維持管理によって、道路利用者の安心安全に努めたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/daa2f40c9dc35a26a35bcd4532561805c4dcf688
(ブログ者コメント)
以下は以前、ブログ者が太鼓祭りを見にいった時の写真。
こんな狭い道路にカーブミラーがあったとしたら、通るのはかなり難しそうだ。
ちなみに以下は太鼓勢揃いの1コマ。
壮観だった。
2024年5月3日23時22分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本は3日、大阪発敦賀行きの特急「サンダーバード89号」(12両編成、乗客約180人)が乗客用ドアの下に車いす用のスロープ板を挟んだまま新大阪駅を発車し、京都駅まで走行していたと発表した。
ホームにいた係員の確認不足が原因という。
けが人はなかったという。
JR西によると、新大阪駅の係員が同日午後2時45分頃、特急車両の4両目のドアとホームの間に折りたたみ式のスロープ板(縦約75センチ、横約80センチ、厚さ2・5センチ)を設置し、車いすの利用者を車内に誘導。
ホームにいた別の係員は乗客の誘導後、スロープ板の撤去終了を無線などで確認して特急の車掌に発車の合図を出すべきだったのに、応答がないまま終了したと判断し、合図を送っていた。
特急はドアの下に板を挟んだ状態で発車。
一部が折れて線路脇に落下したが、残った板(縦約40センチ)がホーム側にはみ出た状態で次の停車駅の京都駅まで走行した。
同駅で係員が気付き、板を撤去した。
通過駅などでスロープ板が人と接触すれば大きな事故につながっていた恐れがあり、同社は「スロープ板撤去の完了確認を徹底し、再発防止に努める」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240503-OYT1T50112/
5月3日21時56分に産経新聞からは、3枚折り畳み式のうち2枚は発車直後に柵に接触して壊れていた、京都駅到着時に別列車の車掌が気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時45分ごろ、大阪市淀川区のJR新大阪駅の下り線ホームで、大阪発敦賀行き特急「サンダーバード」が車椅子の乗客が乗り降りするためのスロープをドアに挟んだまま発車した。
一部は損壊して直後に落下したが、残った部分をドアに挟んだまま次の京都駅(京都市下京区)まで走行した。
JR西日本によると、新大阪駅で係員がスロープを撤去する前、車掌に乗降完了の合図を送るミスがあったのが原因としている。
JR西では駅員らに再発防止策を徹底するとしている。
スロープは3枚の折りたたみ式で、縦75センチ、横80センチ、厚さ2・5センチ。
2枚分は新大阪駅を発車直後に柵に接触して壊れ、線路脇に落下していた。
途中、ホームを通過したのは高槻駅のみだったが、京都駅も含め乗客らにけがはなかった。
京都駅に到着した際、別の列車の車掌が残ったスロープに気づいたという。
撤去して車両に異常がないことなどを確認し、17分遅れで京都駅を発車した。
https://www.sankei.com/article/20240503-7IWZ5GEG4BOB3HJWHPUI35RSPA/
2024年5月2日18時53分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市は、高齢者用の住宅で市の委託事業で運営する安否確認システムのセンサーが機能せず、女性の死亡の発見が遅れた可能性があると発表しました。
市によりますと、死亡したのは横浜市南区のマンションに入居していた80代の女性です。
ことし3月、連絡が取れなくなり、長男から通報を受けた消防が室内で女性を発見しました。
発見の2日前、この室内の水の未使用でセンサーが稼働し、警備員が女性の無事を確認していましたが、退出する際に誤ってセンサーを停止させたということです。
センサーは、トイレや風呂などで水の使用が12時間以上ないなどの異常を警備会社に知らせるシステムでした。
このシステムは、高齢者への生活支援を行っている市の委託事業で、女性はマンションに一人で暮らしていました。
横浜市高齢健康福祉部 粟屋部長 :
「入居者の状況の変化を捉えることができて、救急搬送できたということがあったかもしれない。
委託先と一緒に情報連携しながら取り組みをして、二度と起こらないように取り組んでいく」
一方で、市によると、女性の死因は心不全としています。
改めてになりますが、住宅には、水の使用状況で異常を知らせるセンサーが設置されていました。
その仕組みですが、
●12時間以上連続して200ccもしくは500cc以上使用しない
●2時間以上水を連続使用した場合
以上のどちらかで、自動的に警備会社に緊急通報するシステムとなっています。
今回は、発見された2日前、水の未使用でセンサーが作動したため、警備員が訪問して女性の安全を確認しました。
しかし、警備員が退出する際に施錠の手順を誤ってしまい、「在室」ではなく「不在」のモードにしたため、センサーが停止した状態になってしまったということです。
市によると、警備員は実践的な研修を2回受けていたものの、マニュアルなどは持っておらず、経験も浅かったといいます。
また、市ではおととしにも今回と同じような住宅でセンサーが故障して、入居していた高齢女性の死亡の発見が遅れました。
このシステムの利用者は現在、少なくとも4900人以上いるということです。
このような悲劇を繰り返さないためにも、市には効果的な再発防止策を求めたいと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e731ba37cc887f388426f788cb4b6572b11948e
以下は、市の記者発表資料(5月2日付)抜粋。
「不在」モードであっても、水を使えば「在室」モードに切り替わるとある。
1.概要
令和6年3月31日に、横浜市内の高齢者向け優良賃貸住宅において、安否確認サービスが正常に機能しなかったことにより、入居者の状況把握に遅延が生じ、安否確認ができませんでした。
・・・
該当住宅は、健康福祉局が委託事業として行っている生活援助員派遣事業(以下:LSA 事業)の受託法人の一つである横浜市福祉サービス協会による LSA 事業の対象住宅になっております。
・・・
再発防止策
(1) 横浜市における取組
4月 10 日(水)に本事業の全受託法人(16 者)に対して注意喚起文を送付し、本案件の共有および退室時の手順の徹底、ダブルチェック体制・手順の確認を指示しました。
今後もこのようなことが起きないよう、業務手順の順守に努めてまいります。
(2)横浜市福祉サービス協会における取組
委託先である警備会社に対して注意喚起を実施しました。
また現場警備員に対する研修内容を確認するとともに、マニュアルの改善についても具体的に確認していきます。
(3)警備会社における取組
・現場教育の徹底を実施します。
具体的には現場警備員に対して、本事案の経緯の共有及び対策の教育、実施指導を徹底します。
・現場から出動報告を受ける指令センターのシステム画面上で「在室中は必ず在室ボタンを押して退室する」よう確認する旨の注意喚起が表示されるよう画面改修を実施し、指令センターから現場への確認不備が防げるようにしました。
(参考)
水センサーについて
室内での水の異常使用(12 時間未使用あるいは 2 時間連続での使用)が生じた場合に発報するセンサー。
「不在」モードであっても室内で水を使用すれば「在室」モードに切替わり、通常通り発報する。
(ブログ者コメント)
〇くだんの女性、警備員が帰った後に一度でも水を使っていれば・・・。
ただ、2日前にセンサーが作動したことから考えると、水をあまり使わなくなっていたのかもしれない。
〇警備会社の取り組みとして、現場に駆け付ける警備員に常時、チェックリストのようなものを持たせておく・・・といった議論は出なかったのだろうか?
2024年5月2日18時9分にYAHOOニュース(集英社オンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エレベーターからまさかのものが現れて“心臓が止まりかけた”体験談がSNSで話題になっている。
絶対にエレベーターで一緒に乗ってはいけないものとは…。
その危険性を専門家にうかがった。
【絶対にエレベーターで一緒に乗ってはいけない…】
SNS上で「怖すぎる!」と話題になったのは、無人のエレベーターで運ばれていた液体窒素。
意味がわからない人には何が怖いのかまったくわからないが、この投稿に
〈まだ触れてなくてもヒヤリとしますね〉
〈下手なお化け屋敷より怖い〉
〈リアル特級呪物〉
〈同乗したらそれこそ本当に心臓止まる可能性のあるやつ〉
〈これガチで怖い〉
〈殺す気か?〉
〈コレは確かにビビる…〉
などと、怖がる声が殺到した。
液体窒素と乗り合わせそうになったという体験談は少なくなく、4年前に実際に液体窒素と相乗りした26歳会社勤めさん(@uh700)に当時の詳しい状況を聞くことができた。
「大学時代、キャンパスでエレベーターに乗ったときに遭遇し、前をよく見ず乗ったためにうっかり同乗してしまいました。
おそらく別のフロアの生物工学の研究室で使用するものだったと思われます。
液体窒素と同乗すると命の危険があるとは知りませんでした。
私は液体窒素を扱う研究室には所属しておらず、大学では情報系の学科に所属していたため、学部や学科から特に指導もありませんでしたから。
一応、生物工学は同学部ではありますが……」
液体窒素と同乗した際の画像を見ると、なんと容器にチェーンで付けられていたと思われる“同乗禁止”の注意書きのプレートが床に落ちている。
「確か、搬入中は目的の階まですべての階でエレベーターが止まるようにボタンを押して、各フロアでドアが開くような運用がなされていました」と、一応の配慮はあったようだが……。
また、同じく液体窒素がエレベーターに乗っているところに遭遇したというジョヴァンニさん(@giovanni79tomi)にも話を聞いたが、やはり大学のエレベーターでその場面に出くわしたようだ。
こちらの写真を見ると、しっかりと「危険 液体窒素運搬中 同乗しないで次便をお待ちください」と書かれた注意書きのプレートが提示されている。
前置きが少し長くなってしまったが、なぜ液体窒素と絶対に同乗してはいけないのか。
この詳しい理由について、大学教員の有機化学を学ぶ人さん(@yuukiwomanabu)が解説する。
【なぜ液体窒素で死に至ってしまうのか】
「液体窒素とエレベーターに同乗すると、窒息死の危険性があります。
液体窒素が液体から気体に戻るとき、その体積は約700倍になり、少量でも人を死に至らしめます。
窒素はそもそも、発見された経緯として、生物をその中に入れたところ死んでしまった、つまり窒息死してしまったところから『窒素』という名前になったという話があります。
エレベーター内で液体窒素が漏洩してしまった場合には、その空間内に直ちに気体の窒素が充満して、文字通り窒息死してしまうわけです」(有機化学を学ぶ人さん)
なんとも恐ろしい液体窒素の力。
研究施設などでは、窒素が不活性で非常に沸点が低いことを利用して冷却剤などとして利用することが一般的だという。
相手を冷却して自分は空気の一部として空気の中に放出されていくという利便性がある。
もちろん、運搬には常に最善の注意が払われる。
「液体窒素漏洩時における窒息死の危険性があるため、一般に大学や企業の液体窒素を取扱う場所では、エレベーターなどの昇降機の中に人が同乗することを禁じています。
また、デュワーと呼ばれる容器の移動の際には1人で作業をしないことも推奨されています」(有機化学を学ぶ人さん)
液体窒素が漏れたことによって酸欠死した事故は、これまでにいくつかの研究所で起こっており、アメリカでは1992年から2002年の間に80名が死亡している。
さらに日本でも大学の研究室で液体窒素を一度に大量に気化させたことが原因で、北海道大学工学部の助手と大学院生が酸欠で死亡する事故が起こっている。
今年2月にも、高知市の小学校4校で行われた科学の出張講義で液体窒素を体育館の床にまき、児童計33人が軽傷を負う事故が起きたばかりだ。
また、液体窒素を殺人のトリックに使用したミステリー作品もある。
東野圭吾原作、福山雅治主演の「ガリレオ」シリーズで、2022年に映画公開された『沈黙のパレード』は、まさに液体窒素による酸欠死が犯行のトリックであった。
同作は今年3月30日にフジテレビ系土曜プレミアム枠で地上波放送されたばかりでもあるため、液体窒素と聞いてこの作品を思い浮かべる人も多く、今回話題になったポストに対して、
〈沈黙のパレード見て、怖さを知りました〉
〈ちょうど東野圭吾の「沈黙のパレード」読んでる最中だったので、ヒッて声が出た〉
〈ガリレオのドラマ見てる時に旦那が教えてくれたな…〉
といった声も寄せられていた。
たかが窒素…なんて思ったら大間違い。
もしエレベーターで遭遇したら、絶対に同乗しないようにしたい。
取材・文/集英社オンライン編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/79dddb37433a27a5a6a472a606571ed11ded9608
2024年5月2日11時20分にYAHOOニュース(TOKYO MX)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
品川区内の小学校で、校庭に埋まっていた金属で子どもがけがをする事故があり、区が調べたところ、区内の小中学校の校庭から7700個以上のくぎやガラス片が見つかったことがわかりました。
去年、杉並区で大量の釘が見つかった際、品川区も調査していましたが、目視のみで済ませ、見落としていたということです。
校庭で整列するときの目印として、地面に埋められたくぎなどをめぐっては、去年4月、杉並区の小学校で児童が十数針を縫うけがを負う事故が起き、区内の小中学校などを調査した結果、合わせて1万5000本のくぎなどが見つかっていました。
この事態を受け、品川区でも全ての区立小中学校で緊急点検を行いましたが、事故は他の区で起きていたため、点検は目視のみで済ませ、「金属探知機」は使わなかったということです。
しかし…
記者:
「品川区によりますと、今年1月、区立小学校の児童1名が金属製のペグでひざを負傷したということです」
品川区によりますと、校庭でサッカーをしていた子どもがスライディングをした際、体育などで目印として地面に埋められていた「ペグ」と呼ばれる杭で、膝を10センチほど切るけがをしたということです。
この事故を受け、区が土の校庭などがある23校で金属探知機を使って調査した結果、くぎなどの金属が5000本以上、ガラス片などが約2700個見つかりました。
品川区 広報担当:
「事故発生を重く受け止めております。けがをされた児童とその保護者には心からおわび申し上げます」
品川区民:
「学校から連絡来ました。検査をして何本か回収しましたっていう、まぁちょっと怖いなと思いましたけど」
「目視って言うのが初耳だったので ちょっとおざなりだというか、けががあってからでは困るので、後手後手になっているなって思いました」
区は今後、区立小中学校の校庭でくぎやペグを使うことを原則禁止し、使う場合も使い終わった後の撤去を徹底していく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8265d3f7452772e489e24d0e9f04e2f8d2a22e77
(ブログ者コメント)
〇逐一の紹介は省略したが、他でも同じようなことがあったと数回報じられていた・・・と、ブログ者は記憶している。
自分が管理責任を負っている場所で起きた事故なら徹底的に再発防止を図る・・・図らざるを得ない・・・。
しかし他所で起きた事故となると、そこまで自分のところの問題としては捉えず、時間と費用の関係もあって、対応が甘くなってしまう。
そこが、事例を横展開する上での一番の急所、難しいところだ。
〇それにしても品川区、自分の区で事故が起きてから慌ててペグなどを使用禁止にする・・・。
報道のとおりだとすれば、すぐできることだったのに、ちと遅きに失した感がある。
2024年5月1日15時41分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道浦河町の製氷工場で5月1日、作業中のフォークリフトが搬出口から落下し、運転していた男性がけがをする事故がありました。
事故があったのは、浦河町大通1丁目にある漁業協同組合の製氷工場です。
5月1日午前11時半ごろ、「フォークリフトが倒れていて、1人が挟まれている」と、通行人とみられる人から消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、運転席にいる男性(50代)の右足が、倒れたフォークリフトの屋根のフレームと座席の間に挟まれた状態でした。
さらに、フォークリフトのバッテリーから酸性の液体が漏れて、男性の体にかかっていたということです。
男性は足の痛みを訴え、会話ができる状態でしたが、ドクターヘリで病院に搬送されました。
警察と消防によりますと、男性が運転していたフォークリフトが高さ約1.5メートルの搬出口から地面に落下し、倒れたとみられています。
男性は1人で作業をしていて、警察はどのような状況で落下したのか、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ef194224c744c8d517f8f2b5cde9377d4ff904
5月1日15時0分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、バックしていて転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前、北海道浦河町の港にある製氷施設で、作業していたフォークリフトがバックした際、数十センチの高さから転落し、運転していた男性がけがをしました。
【写真を見る】「リフトが倒れて体全体が挟まれている」漁協の製氷施設でバックした際に転落…20代くらいの男性が右足負傷、意識あり 北海道浦河町
事故があったのは、浦河町大通1丁目の漁協の製氷施設で、1日午前11時40分ごろ、作業していたフォークリフトがバックした際、トラックなどに積み込むための高さ数十センチほどの台から転落しました。
通りかかった人が消防に「リフトが倒れて体全体が挟まれている」と通報し、駆け付けた救助隊が身動きが取れなくなっていた男性を救出しました。
警察と消防によりますと、フォークリフトを運転していた男性は50代で、右足を負傷し病院で手当てを受けていて、意識はあり、会話は可能だということです。
当時、男性は1人で作業していて、巻き込まれた人はいません。
警察は、事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd92edaa2980727aa23b38decf2c8813de9189e
2024年4月30日17時36分にYAHOOニュース(石川テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石川県金沢市の石川運輸支局の車検場で、男性が足を機械に挟まれる事故がありました。
事故があったのは、金沢市直江東にある石川運輸支局で、30日午前9時半ごろ、「スピードメーター測定器のローラーに右足が挟まれた」と職員から通報がありました。
消防によりますと、車検場で60代の男性職員がスピードやブレーキの機能を測定する機械を使って作業中、右足の小指が挟まったということです。
消防が到着した時は男性の足は挟まれたままで、指がちぎれそうだったため切断し、病院へ搬送されました。
男性に意識はあり、命に別条はないということです。
警察などが詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01972d8139f2381cd2cdff9f36ec67cb6e39fcde
2024年4月29日11時53分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年のゴールデンウィークが始まっています。
観光、帰省などで、はじめての道を運転する機会も多く、交通渋滞も多く発生する時期です。
【写真を見る】「ここでは右?それとも左?」わかりにくい交差点で車のウインカーはどちらが正解? 指示器のルールを警察に聞いてみると意外とシンプルだった
今回は、去年(2023年)の7月25日に掲載した、「わかりにくい交差点で車のウインカーはどちらが正解?指示器のルールを警察に聞いてみると意外とシンプルだった」を再掲載します。
交通渋滞ではストレスを多く感じることもありますが、日常的に車を運転する記者が感じた疑問2つを調査してきました。
特に2つ目の疑問は、皆さんも困ることが多いのではないでしょうか?
一つ目の疑問は「交通量が多い交差点になぜ『右折矢印信号』がないのか?」
やってきたのは熊本市中央区の白山交差点(はくざんこうさてん)。
電車通りと白山通りが交わる、交通量が多い場所ですが・・・
記者:
「右折したい車がいますが、右折信号がないため曲がるのが難しいようです」
この交差点、「右折矢印信号」が電車通り側にはなく、流れが悪くなっているように感じました。
列をつくる車は、信号が変わるわずかなタイミングで右折するしかありません。
一回の青信号で右折できた車は3台ほどでした。
なぜ、右折矢印信号がないのでしょうか。
熊本県警交通規制課・中園課長補佐は、「右折矢印信号をつけるには、そこに右折専用レーンが必要になる」と説明します。
右折専用レーンがない状態で右折矢印信号をつけると、信号待ちをしている直進車を後続の右折車が無理に追い越し、事故につながりかねないというワケなんです。
路面電車と共存する都市ならではの交通事情ですね。
■車のウインカーはどちらが正解?
続いては、側道から国道などに合流する時のウインカーは右・左どっち?という疑問です。
こういうとき、あなたはどちらにウインカーを出しますか?
向かったのは熊本市中央区渡鹿の側道から産業道路に交わるこの場所です。
側道から来た車は、熊本市街地方向にしか進めません。
この時、ドライバーが出すウインカーの方向がバラバラでした。
記者:
「30分で50台の車がここを通りましたが、そのうち34台が右にウインカーを出していました」
右か左か。
どちらが正しいのでしょうか。
中園 課長補佐:
「ウインカーは左ウインカーになります。産業道路に対して横に側道が走っていますけれども、ここに一時停止がかかっています」
ここには一時停止の標識が。
つまり、「交差点」なんです。
側道と産業道路は「丁字路交差点」という扱いになります。
したがって、ここでは車が曲がりたい方向「左」にウインカーを出さなければなりません。
しかし、実際に運転してみると…
記者:
「走行車線と産業道路が平行になっているので、ここは合流と勘違いしやすいかもしれません」
この交差点を産業道路への合流、「車線変更」と勘違いし、産業道路の走行車へ知らせるために、右ウインカーを出す車が続出しているようです。
一方で、熊本市東区にある熊本インターチェンジの出口には、一時停止の標識がありません。
なので、ここは交差点ではなく、国道57号への「合流」なので、「右ウインカー」が正解です。
中園 課長補佐:
「合流用の付加車線というのが結構な距離設けられていますので、この場合は進路変更に当たるので、右ウインカーになります」
ウインカーはあくまで、自分の「後続車」に対して曲がる方向を伝えるもの。
後続車に誤解を与えないためにも、警察は正しいウインカーの使用を呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73edff831e5f1f45394e76153b92c2d39081a083
(ブログ者コメント)
合流点でのウインカー左右点灯の考え方については、一昨年、東北放送からの同趣旨情報も紹介している。
2024年4月28日15時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年5月に埼玉県春日部市の江戸川河川敷で開かれた「大凧あげ祭り」で、強風にあおられた重さ800キロのたこが民家に墜落した。
主催者の同市は今回、再発防止策として「風速8メートル以下が10分継続」など、たこ揚げのルールを厳格化した。
会場は住宅街に隣接しており、市は「絶対に民家に落とさない」と、安全第一での運営を誓っている。
祭りは毎年5月3、5日に開催され、10万人の観光客でにぎわう。
江戸時代後期に始まり、明治時代中期に現在の100畳大(縦15メートル、横11メートル)の大凧になったとされる。
1991年には、国の無形民俗文化財に選択された。
事故は昨年5月5日午後2時50分頃に起きた。
強風が吹き、大凧はバランスを崩して土手の向こう側の民家の屋根に刺さった。
1階にいた住人にけがはなかった。
近くで目撃した近所の主婦(80歳代)は、「たこが風に流され、危ないなと思って見ていたら落ちてきた。たこの柱が屋根に刺さる時に、ズドンとすごい音がした」と振り返る。
大凧揚げは難しい。
前年の2022年はコロナ禍で1日だけの開催となったが、風に恵まれず、大凧を揚げることができなかった。
23年は大凧が舞いあがり、「引き手の中には感激して泣いた人もいた」(市幹部)ほど、会場は達成感に包まれた。
その直後に事故が起きた。
当時は、揚げるのに適しているとされる8メートル前後の風が吹いていたものの、風の向きや強さが不安定だった。
会場から約10キロ離れた春日部市消防本部では同じ頃、9・8メートルの最大瞬間風速を観測していた。
事故報告書などによると、突風で傾いたたこに綱が引っ張られ、120人の引き手のうち先頭の数人が転倒した。
引くのをやめてしまった人も多く、制御不能になったたこを、会場の河川敷内に引っ張ることができなかったという。
事故を重く見た市は、防止策を検討してきた。
これまでは簡易風速計を使ってきたが、今回からは河川敷2か所にデジタル風速計を設置する。
3メートルほど上空の風速が計れ、デジタル表示で周囲に伝えることができるという。
市職員が常時監視し、8メートル以下の風が10分続いた場合は、無線で祭り本部に連絡し、引き手が綱を引き始める。
万が一、たこが落ちそうになった場合でも、河川敷の中に着地するよう、引き手の目安となるラインを設定。
このラインを越えるまでは川方向に綱を引き続ける新ルールも定めた。
今年の祭りに向けて、たこを揚げる「庄和大凧文化保存会」の川島会長(65)は、「安全対策をより強化して、事故のないようにしたい」と表情を引き締める。
大凧揚げを巡っては、他県で死亡事故が起きている。
滋賀県東近江市では15年5月31日、運動公園で催された祭りで揚げられた大凧(縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロ)が風にあおられ、観客の上に落下。
1人が死亡、6人が重軽傷を負い、県警は16年3月、市職員ら3人を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。
大津地検は19年4月、3人を不起訴(嫌疑不十分)とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240427-OYT1T50193/
(ブログ者コメント)
東近江市の事例は本ブログでも紹介している。
2024年4月28日15時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
最大震度5弱以上の地震が予測された際、NHKがテレビやラジオで流す緊急地震速報のチャイム音「チャラン チャラン」という旋律。
騒がしい場所でもくっきりと聞こえ、恐ろしく感じるのはなぜだろうか。
チャイム音を作ったのは、「福祉工学」を研究する東京大名誉教授の伊福部達さん(78)。
ゴジラのテーマの作曲者として知られる故・伊福部昭さんのおいに当たる。
伊福部さんによると、緊急地震速報のチャイムには、音程が短い時間で急激に変わる旋律が使われている。
音は振動として伝わり、耳の奥で振動が電気信号に変換され、脳に伝わる。
この経路で、音の変化を抽出する機能が働いているため、雑音の中でも、聴力が衰えても聞き取りやすいという。
例えば「キャーッ」という悲鳴や赤ちゃんの泣き声、雌ザルが雄ザルを引きつけるために出す鳴き声もそうした音の一種で、「FM音」と呼ばれるという。
「哺乳類では、FM音が危険を知らせる刺激として働いている」と伊福部さんは説明する。
伊福部さんは2007年にNHKからチャイム音作成の依頼を受け、
▽緊急性を感じるか
▽不快感や不安感を与えないか
▽騒音下でも聞き取りやすいか
▽軽度の聴覚障害者でも聞き取れるか
などを不可欠の条件とした。
そして、この条件を満たす旋律として、大学院時代に研究したFM音を思いついた。
「単なるブザー音よりも、メッセージ性がある音楽がいい」と、叔父の昭さんが手がけた交響曲「シンフォニア・タプカーラ」の第3楽章の最初の和音に着目。
キーを変えると「ド・ミ・ソ・シ♭・レ♯」という和音になり、「レ♯」が緊張感を与えていたことから、この和音をベースにチャイム音を作ることにした。
最終的に5候補に絞り、先天性の重度難聴者や加齢性難聴者、子どもや大人を含む19人を対象に評価実験を行い、不協和音を含む現在のチャイム音に決まった。
タプカーラとはアイヌ語で「立って踊る」という意味だ。
「立ち上がって避難する。チャイム音にぴったりでしたね」と、伊福部さんは語る。
https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/100/221000c
(ブログ者コメント)
違和感なく、地震発生を緊張感をもって伝えてくれている現在のチャイム音。
調べてみれば、伊福部氏は音楽家ではなく、報道のとおり福祉工学の研究者だった。
東京大学先端科学技術研究センターの研究者紹介欄には、以下のように書かれている。
「約50年にわたり障害者・高齢者を支援する福祉工学分野を開拓し、心理生理学の基礎科学とバーチャルリアリティやロボットなどの応用技術が循環する研究方法論を構築すると共に、開発機器を実用化に導いてきた。・・・
なお、NHKの依頼により、難聴者に聞き取りやすい「緊急地震速報チャイム」を作成し、障害者や高齢者の災害予防にも貢献している。
・・・」
NHKは、障碍者や高齢者にも聞き取りやすい音を・・・という趣旨で、音楽家ではない氏にチャイム音の作成を依頼したのかもしれない。
2024年4月27日15時36分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年1月8日の午後1時50分ごろ、沖縄から鹿児島へ向かっていたフェリークイーンコーラルクロスが、沖永良部島の和泊港に寄港する際、消波ブロックに衝突しました。
乗員27人と乗客262人にけがはありませんでした。
国の運輸安全委員会は、25日、事故報告書を公表しています。
報告書によりますと、エンジンに燃料を送る制御装置と、操縦ハンドルの連結部分に異物が混入していました。
エンジンを逆回転させ船を減速しようとしたところ、連結部に異物が入り込み、燃料制御器が作動せず、燃料が供給されなかったためエンジンが停止し、消波ブロックに衝突した可能性が高いとしています。
異物は潤滑油の注入作業などの際、混入した可能性があるとしています。
再発防止策として、操縦ハンドルの作動確認を定期的に行うことや異物の混入を防ぐためにプラグなどを取り付けることをあげています。
https://www.fnn.jp/articles/-/691975
※以下は3月27日付の事故報告書抜粋。
(2) 主機の燃料制御機構の状態に関する情報
p6/11
③ 機側操縦ハンドルは、本件連結部を開放したとき、同ハンドルのみが外れ、同ハンドル上端に圧入されたブッシュがシャフ トに固着して残った状態であった。
ブッシュ内部の摺動面には、円周方向の傷及び汚れ跡があり、特に、注油穴付近に同傷が確認されたので、本事故当時、異物が本件連結部の間に混入した状態で噛み込んでいたと推測された。
なお、機側操縦ハンドル及びブッシュの注油穴は、ふだんから開放されたままとなっており、ブッシュが回って注油穴にズレが生じていた。 (図5 参照)
https://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2024/MA2024-4-18_2024nh0003.pdf
2024年4月27日18時57分にYAHOOニュース(中国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後、広島市中区のビルで、男性が足場を組む作業中に死亡する事故がありました。
【写真を見る】ビルで足場を組む作業中に感電か 作業員の男性(29)が死亡 広島・中区
消防によりますと、27日午後3時半ごろ、広島市中区幟町で、「高さ14メートルの足場の上で作業員が感電している」と、同僚から通報がありました。
この事故で、広島市佐伯区に住む29歳の作業員の男性が消防に救助され、病院に運ばれましたが、およそ1時間45分後に死亡が確認されたということです。
当時、男性は他の作業員2人とビル解体のための足場を設置していたということです。
警察は、他の作業員が音と光を見たという証言もあることなどから、男性が足場の設置中に、近くの電線に触れて感電した可能性があるとみています。
警察が、事故の詳しいいきさつ調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9b2f03bbdb0991b1e5a6d396a96392c5762c7a
(ブログ者コメント)
足場の直近に変圧器や電線がある、かなり危険度の高そうな現場だ。
どの電力会社も、電線近接作業時には連絡してくださいとアナウンスしているが、この解体業者or足場設置業者は事前に相談したのだろうか?
アナウンス例)中国電力からのクレーン近接作業時の注意点説明リーフレット。
https://shizuoka-crane.jp/dl/02chubudenryoku20190124.pdf
2024年4月27日6時20分に北海道文化放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道新ひだか町のゴルフ練習場で4月26日、樹木を剪定(せんてい)していた男性が脚立から転落し、死亡しました。
事故があったのは新ひだか町静内真歌のゴルフ練習場で、26日午前9時30分ごろ、「作業中の男性が高所から転落した」などと、施設関係者から119番通報がありました。
消防が駆け付けた際には、同町に住むアルバイト従業員の男性(73)が頭や耳付近から血を流して倒れていて、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警察によりますと、男性は止めた軽トラックの荷台に脚立を立て、その上にのぼって枝を切っていました。
男性は作業中にバランスを崩し、約3メートル下のアスファルトの地面に転落し、頭などを強打したとみられています。
男性はゴルフ練習場の設備管理として勤務していて、当時は数人で剪定作業に当たっていました。
警察が当時の状況などを詳しく調べています。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=42227
2024年4月25日15時25分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県の近江八幡市立総合医療センターは25日、当時生後6か月未満だった乳児に対し、本来投与すべき薬とは違う薬を投与する医療ミスがあったと発表しました。
乳児は一時入院しましたが、現在は回復していて、命に別条はないということです。
近江八幡市立総合医療センターによりますと、先月、近江八幡市内に住む生後6か月未満の乳児が聴力検査のため耳鼻咽腔科を受診した際、本来であれば検査前に「トリクロリールシロップ」という鎮静剤を投与すべきところ、いぼの治療などで使用する「80%トリクロロ酢酸液」を准看護師が誤って投与しました。
准看護師は、名前が似ていることから誤って投与した可能性があるということです。
乳児は帰宅後、いびきがひどく、口の中に炎症を起こしていたことから、保護者が再度乳児を受診させました。
乳児は10日間にわたり入院しましたが、すでに回復し、退院しているということです。
また、あごの皮膚をやけどして赤く痕が残り、経過観察するとしています。
准看護師は30年以上、この病院に勤務するベテランでしたが、すぐに担当医らに伝えず、初期治療が遅れたということで、「確認が不十分だった。子どもさんに非常につらい思いをさせて、お父さんお母さんについても申し訳なく思っている」と話しているということです。
■「知っておくべき医薬品の名称など知識が不十分だった」
病院の院長らは25日午後に記者会見を開き、「このような事例はあってはならないこと。知っておくべき医薬品の名称など知識が不十分だったことから起こったことで、直ちに対処できなかった現場の対応が非常に悪かった」と釈明しました。
病院側は乳児の家族に謝罪した上で、「事故の発生原因・要因の分析・検証を行っている」と説明し、酢酸液を外来で管理せずに薬剤部で管理するなどの措置をとったほか、今後、名前が似た薬剤の誤投与を防ぐ策や職員への研修会を実施するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe742dd149e0a1dc99b86f188a6c7888c41c96d8
4月25日18時43分に京都新聞からは、誤投与時に乳児は泣いて吐き出したが様子を見に来た看護師に准看護士は大丈夫とのみ答えた、ごみ箱に誤投与液入り注射器が残っていたので問い詰めた結果発覚したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近江八幡市立総合医療センター(滋賀県近江八幡市)は25日、同市の6カ月未満の乳児に誤って強酸性の薬剤を飲ませて、口の中とあごにやけどを負わせる事故があったと発表した。
乳児は10日間入院し退院したが、唇の下に赤みが残っており、経過観察をしている。
センターによると、乳児は聴覚障害の疑いがあり、聴力検査のために3月11日、母親と耳鼻咽喉科を受診。
眠らせるため、鎮静剤の「トリクロリールシロップ」を飲ませるべきところ、外来所属の50代の女性准看護師が同科の冷蔵庫にあった「80%トリクロロ酢酸液」を注射器で口から飲ませた。
乳児は泣いて吐き出したが、約1ミリリットルを投与したと推測される。
泣き声がしたので他の女性看護師が「大丈夫?」と聞いたが、准看護師は「大丈夫」とのみ答えた。
この直後に准看護師は同じフロアの小児科に正しいシロップを取りに行き、予定された5ミリリットル分を投与。
その後、乳児らは帰宅したが、機嫌が悪く、哺乳不良が続いたことから、当日夜と翌日に2度小児科を受診。
翌日から気道狭窄(きょうさく)の疑い、口腔(こうくう)粘膜障害で入院した。
酢酸液は、いぼの治療のために塗って使う強い酸性の薬。
診察室のごみ箱に酢酸液が入った注射器が残っており、センターが准看護師に問いただしたところ、誤投与が判明。
「同じ薬だと思った」「確認が不十分だった」と話しているが、いつ誤りに気付いたかなど、不明瞭な点もあるという。
センターは、准看護師が酢酸液の存在を知らずに、鎮静剤と取り違えたとみている。
センターの幹部が両親に謝罪。
保護者側は滋賀県警に相談し、県警は捜査を進めている。
センターは准看護師を自宅待機にし、再発防止の研修を受けさせている。
白山院長は、「普通起こりえない事故であり、二度と起きないよう信頼回復に努める。患者やご家族にご迷惑、心配をおかけした」と謝罪した。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1243549
2024年4月26日17時35分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後4時前、四日市市にある「コスモ石油四日市霞発電所」で、協力会社の作業員2人が、ボイラー施設の中で清掃作業を行っていたところ、ボイラー内に組まれた足場のおよそ20メートルの高さから転落しました。
警察によりますと、転落したのは、四日市市の濱本さん(男性、42歳)と、広島県三原市の河原さん(男性、33歳)で、搬送先の病院で午後5時半ごろ、死亡が確認されました。
この事故を受けて、警察や労働基準監督署は、発電所の担当者などの立ち会いのもと、26日午前9時半ごろから現場を調べました。
そしてボイラーの中で、足場が一部崩れているのを確認しましたが、危険なため、ボイラーの中には立ち入らなかったということです。
警察によりますと、当時、ボイラーの清掃は19人で行っていて、そのうち17人がボイラー内で作業をしていましたが、2人のいた足場が落下し、およそ20メートルの高さから転落したということです。
警察や労働基準監督署では、事故の原因や当時の作業の状況について、引き続き詳しく調べることにしています。
コスモ石油四日市霞発電所で作業員が転落し死亡した事故を受けて、発電所の親会社に当たる「コスモエネルギーホールディングス」の広報では、「ご遺族の方には謹んでお悔やみを申し上げます。関係官庁の調査が行われている状況であり、弊社としては調査に全面的に協力しております」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20240426/3070012763.html
4月26日1時30分にNHK NEWS WEBからは、灰を取り除く作業中に突然、足場の一部が崩れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や会社によりますと、ボイラーは発電用タービンを回すための蒸気を発生させるもので、当時、ボイラー内では定期点検に伴い、10人以上が灰を取り除く作業などを行っていて、突然、2人がいた足場の一部が崩れたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240425/k10014433421000.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。