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名護市役所の支所で12日、重さ800kgあるとみられる金庫を運び出そうとした51歳の男性が金庫の下敷きとなり、まもなく死亡した。
警察などによると、12日午後3時50分ごろ、名護市役所の羽地支所で、重さがおよそ800kgあるとみられる金庫を廃棄するため、リサイクル会社の従業員の男性(51)が役所の職員3人とともに金庫を台車に載せて運んでいたところ、床の段差を乗り越えようとした際、金庫が男性の上に滑り落ちたという。
男性は心肺停止の状態で病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
この金庫は鉄製で、高さ1m50cm、幅は70cmあるという。
金庫を台座に固定するなどの措置はとられていなかった。
警察は、目撃者などから話を聴くなどして、事故原因をくわしく調べている。
出典URL
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00235281.html
http://www.qab.co.jp/news/2012111339253.html
12日午後1時10分ごろ、松江市東持田町の東持田川の砂防ダムの工事現場で、のり面の掘削作業をしていたショベルカーがおよそ25m下に転落し、運転していた作業員の男性(63)が投げ出されて倒れているのを現場責任者の男性が見つけて、消防に通報した。
男性は市内の病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、午後2時すぎに死亡が確認された。
警察によると、男性は、午前8時ごろから現場責任者の立ち会いの下、のり面の掘削作業にあたっていて、現場には当初、責任者の男性もいたが、午前10時半ごろからは責任者が松江市内の事務所に移動したため、1人で作業をしていたという。
警察は、この責任者の男性をはじめ工事関係者から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033425161.html?t=1352753651728
(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)
2012年11月13日付の山陰中央新報紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。
(2013年5月13日 修正2 ;追記)
2013年5月10日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、事業主が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
松江労基署は8日、松江市の土木建設業「Y重機」の事業主の男性(42)を労安法違反の容疑で書類送検した。容疑を認めているという。
作業場所が狭く路肩が軟弱であったのに誘導員がおらず、事業主の男性が事故防止策をとらなかった疑いがある。
12日午前11時ごろ、川崎市の東京電力東扇島火力発電所で、発電燃料で使われるLNGが漏れ出した。
けが人や発電への影響はなかったが、異例の漏出に東電は原因究明を続けている。
同所によると、午前11時すぎ、9号高圧LNGポンプ付近でガス漏れを検知する警報が鳴り響き、白煙が確認された。
その後、ガスを送る配管のバルブが閉められ、午後1時半すぎにガス漏れは停止。全部で0.5m3が漏れ出した。
発電所には高圧LNGポンプが10台あり、LNGの貯蔵タンクから気化器にガスを送っている。問題のポンプは、そのうちの1台。
ポンプ内のモーターと外部の電源をつなぐケーブルが通るステンレス製の管の継ぎ目から漏出していた。
事故当時は稼働していなかったが、ポンプ内やポンプ側の管の一部は常にLNGで満たされているという。
同事業所補修計画グループの副長は、「継ぎ目は点検などで取り外せるようになっており、何らかの理由で緩んだ可能性がある」と話した。
ポンプの定期点検は、社内規定で運転時間が2万4000時間に達するごとに実施しており、最近では2010年に実施し、異常は見つからなかった。
1日3回のパトロールも実施しており、この日午前10時のパトロールでは異常はなかったという。
同グループのマネージャーは、「現場は立ち入り禁止で詳しい状況が分からない。液体が漏れることは珍しく、慎重に原因の調査を進めたい」と話した。
(ブログ者コメント)
報道内容から考えると、キャンドポンプから漏れたのかもしれない。
もしそうだとすれば、漏れないという点が一つのセールスポイントだったポンプだけに、マネージャーの言う通り、珍しい事故だ。
12日午前9時10分ごろ、熊本市で九州新幹線の架線にクレーン車のアームが接触して停電した。
一時、全線で運行を見合わせ、約6時間後に復旧したが、上下46本が運休、13本が最大約6時間半遅れ、約9000人に影響した。
JR九州などによると、クレーン車(重量約85トン)は、熊本駅北約2kmの在来線高架化の工事現場で、鋼鉄管(重さ約1トン)を運搬しながら走行中、地下1.5mに埋められた雨水排水用の地下水路の上にさしかかったところで水路が陥没して転倒し、高さ約18mのアームが地上約15mの架線に当たった。
水路の上には鉄板を敷いていたということだが、JR九州では、クレーン車の走行が適切だったかどうかを調べることにしている。
停電直後、熊本−新八代間を走行中の博多発鹿児島中央行き下り「つばめ333号」が緊急停止したが、けが人はなかった。
同日午後3時15分の復旧まで、熊本駅は足止めを食った利用者で混雑した。
国交省九州運輸局は同日、長時間に及ぶダイヤの乱れで「利用者に多大な影響を与え遺憾」として、JR九州に原因究明と再発防止策を求め文書で警告した。
JR九州の社長は「多くのお客様にご不便をかけおわび申し上げます」とのコメントを出した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121112k0000e040121000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013416701.html
(2012年11月30日 修正1 ;追記)
2012年11月27日付で読売新聞九州版から、事故原因に関する下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
九州新幹線で12日、最大約6時間不通になったトラブルは、作業現場の地下に埋設された水路への防護措置が不十分だったことから、地面が陥没してクレーン車が傾いたことが原因とわかった。
JR九州が26日、記者会見で発表した。
最終的に54本が運休するなど人為的なトラブルとしては全線開業以来最大の約1万3000人に影響が出たことも明らかになった。
JR九州によると、地下約1mにコンクリート製の四角いトンネル状の水路(幅約1.6m、高さ約1.3m)が埋まっていた。
クレーン車で作業する際は、水路を覆うように地面に鉄板を並べる必要があったが、同社から発注を受けた業者は、水路の半分程度の幅にしか鉄板を敷いていなかった。
このため、クレーン車(約90トン)が水路上を走行した際、重さに耐えられず地盤が沈下、コンクリートの水路上部が破損してクレーン車が傾いたという。
JR九州は、「業者は水路がコンクリート製なので漫然と大丈夫だと思っていた。しっかりと防護措置を取るべきだった」と説明している。
出典URL
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20121127-OYS1T00402.htm
また、11月27日3時0分に朝日新聞から、同主旨で以下のような記事が、これも図解付きでネット配信されていた。
九州新幹線が12日に停電で6時間止まった原因は、工事現場の地下1.05mの深さに水路があるのを知りながら、対策を怠っていたためだった。
約90トンのクレーンの重さで、水路上部にある厚さ14cmのコンクリートが破損したという。
JR九州が26日発表した。
工事で、鋼鉄製の管をトラックに積み込む作業中に、地中の水路(幅1.56m、高さ1.33m)が陥没。クレーン車はバランスを崩して傾いたことから、アーム部分が近くにあった新幹線の架線に触れ、停電した。
クレーン車の下に鉄板は敷いていたが、走行の目安にするもので、水路の防護対策ではなかったという。
JR九州は再発を防ぐため、クレーン車を使う工事現場60カ所の緊急点検をはじめた。
この停電では、新幹線54本、在来線7本が運休するなどして、約1万3千人に影響が出た。
出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/SEB201211260065.html
(ブログ者コメント)
複数の報道を読み比べて、初めて、状況が理解できることが結構あるが、今回の一連の報道は、その最たるものの一つだ。
上記、読売と朝日の記事を両方読むことで、ようやく全貌が見えてきた。片方しか読まなければ、消化不良に終わっていただろう。
以下のような報道もあったが、それらは誤報ではないにせよ、「群盲象を評す」の感があり、その記事だけしか読まない人には誤解を与えてしまう。
書くほうも読むほうも、心すべきことだろう。
(2012年11月26日 18時24分 NHK熊本)
コンクリート製の水路が埋設されているのに工事の請負業者が地上に鉄板を敷くなどの防護をしなかったため、クレーンの重みで水路が壊れ、地盤が陥没したのが事故の原因だった。
(2012年11月27日 00:05 西日本新聞)
通常、工事の際には埋設物保護用の鉄板を地上に敷き詰めるが、実施していなかった。
12日午前7時半ごろ、東大阪市西鴻池町のプラスチック製造会社「M化工」の工場でミキサーが突然作動し、中を清掃中だった従業員の男性(52)が巻き込まれて死亡した。
警察は、誤ってミキサーを起動させたとして、同社嘱託社員の男性(62)を業務上過失致死容疑で逮捕した。
調べに対し、「別のミキサーを動かすつもりでボタンを押してしまった」と供述している。
警察によると、男性はプラスチックの材料を粉砕するミキサー(直径約1.3m、深さ約1m)の中に一人で入り、午前7時ごろから清掃していたところ、突然、ミキサーが作動。
材料を砕くプロペラが高速回転し、巻き込まれた。
(ブログ者コメント)
□回転機を清掃などする場合は元電源を切っておく必要がある、その大切さを改めて教えてくれた事例だ。
□その他、起動ボタンの表示状況や清掃中表示の有無、従業員間の作業連絡などが気になるところだ。
11日午前5時ごろ、北九州市小倉北区魚町の6階建てビル外壁工事現場で金属製の足場が倒壊した。けが人はなかった。
警察は強風にあおられ、崩れたとみて調べている。
福岡管区気象台によると、市内では当時、強風注意報が出ており、午前5時21分には最大瞬間風速19.9mを観測していた。
警察によると、倒壊したのはビル3階より高い部分の足場で、高さ約20m、幅15mにわたって崩れた。
現場では、めくれ上がった足場が電灯の柱に引っかかり、何とか止まっている状態。
周辺道路は一時交通が規制された。
現場はJR小倉駅から南へ約300m離れた繁華街の一角。北九州モノレールが通る大通りに面し、日中の人通りは多い。
崩れた資材が歩道上にも散乱し、警察は「人通りのほとんどない時間帯に発生したのが不幸中の幸いだ」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121112k0000e040123000c.html
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20121111-00000193-fnn-soci
北九州発羽田行きスターフライヤー92便エアバスA320(乗客・乗員計145人)が11日夜、操縦室の窓にひびが入ったトラブルで、ひび割れの原因はくもり防止用の電熱線ヒーターのショートだったことが12日、分かった。
当初、落雷が原因との見方があったが、着陸後に調べたところ落雷の形跡はなかった。
同社によると窓ガラスは5層構造で、11日午後10時20分ごろ、関西空港付近の上空を飛行中、副操縦士席側にある窓ガラスの外側から2層目のガラスに縦約30cm、横約60cmにわたりクモの巣状のひびが入った。
同社所有の同型機では、今年1月と平成22年12月にも操縦室の窓にひびが入るトラブルがあった。
同社は同型機7機を所有しており、12日から全機の操縦室窓部分の点検を強化する。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121112/dst12111214380008-n1.htm
11日午後2時15分ごろ、苫小牧市の苫小牧西港フェリーターミナルで、停泊中のフェリーの貨物室で下船する車を誘導していたフェリー会社社員の男性(59)が背後からバックしてきたトレーラーに轢かれた。男性は全身を強く打ち、まもなく死亡した。
警察などによると、トレーラーは運転席のある車両と貨物を載せる車両とをつなげる作業をしていたが、運転席のある車両が男性をはねたという。
警察が事故原因を調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY201211110313.html
9日午後2時前、笛吹市御坂町のリニア実験線の建設工事現場で、橋にコンクリート製の防音壁を取り付ける作業をしていた男性作業員に鋼線があたった。
男性は、右足太ももの骨を折る大けがをしたという。
警察によると、鋼線は長さおよそ13m、直径およそ22mmで、油圧ジャッキを使って引っ張っていた際に鋼線が防音壁から外れ、跳ね上がったという。
現場は笛吹市郊外の金川にかかる橋の上で、警察は事故の詳しい原因を調べている。
リニアモーターカーの実験線は笛吹市まで延長工事中だが、現場周辺の工事は、事故の原因が分かるまで、中断されるという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043394131.html?t=1352581991395
(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)
2012年11月11日付で山梨日日新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。
9日正午過ぎ、東京・練馬区の西武池袋線の線路上でアセチレンボンベなどが燃える火事があり、1時間以上にわたって西武線の一部の運転がストップした。
西武鉄道によると、9日午後0時半頃、練馬区の西武池袋線の練馬高野台~石神井公園で、線路の脇から炎が上がっているのを、現場近くを走行していた電車の運転士が発見した。
現場では、複々線化工事に伴う使用前線路の溶接作業が行われていて、作業員が手押し車を使用していたところ、溶接の際にできる線路の隆起(溶接コブ)と溶接のため線路幅が通常より狭かったことにより当該手押し車が線路に乗り上げ(推定)、積載していたアセチレンガスボンベ4 本が倒れ、線路と接触し引火した模様。ガスボンベ自体の火災には至らなかったという。
ケガ人はいなかった。
現場を走る西武池袋線は池袋~所沢で運転を見合わせたが、9日午後1時半前に運転を再開した。
出典URL
http://www.news24.jp/articles/2012/11/09/07217395.html
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2012/__icsFiles/afieldfile/2012/11/09/20121109owabi.pdf
全国の通学路や生活道路で交通事故が多発する中、政府や自治体の対応はなかなか進まない。
生活道路対策の第一人者である久保田尚・埼玉大大学院教授に現状と対策を聞いた。
通学路で児童が犠牲になる事故が相次いでいます。
◇路肩で車のぎりぎり真横を歩くなど、子供たちは非常に危険な状況で通学している。交通事故被害者の命運を分けるのは車の速度。時速30kmなら10人中9人が助かる。時速50kmになると10人中8人が亡くなる。通学路や生活道路は時速30kmにとどめるべきだ。
どのような対策が有効でしょうか。
◇制度自体は整備されてきた。96年、時速30kmに制限し交通弱者に配慮する「コミュニティ・ゾーン」がスタート。5年後、速度抑制に有効な対策として路面の一部を盛り上げる「ハンプ」や車道幅を部分的に狭める「狭さく」が道路構造令に盛り込まれた。昨年、一定地区に時速30km規制をかける「ゾーン30」も始まった。
出典URL
http://mainichi.jp/feature/news/20121108dde041040050000c.html
(ブログ者コメント)
ブログ者が勤務していた工場でも、構内は30km以下というルールがあったが、当時、その根拠について考えることはなかった。
それが今回、この情報。目からウロコが、また1枚とれた。
ルールが決められた理由、背景を知っておくのと知らないのとでは、ルールを守ろうとする意識も違ってくる。
当時、もっと調べておけばよかったと反省しきりだ。
埼玉県吉川市の工事現場で今年7月、屋根を踏み抜いた作業員が死亡する転落事故があり、春日部労基署は8日、安全対策を怠った労安法違反の疑いで、板金業者「O板金工業」の男性社長(66)を書類送検した。
同署によると、男性は送検内容を認め、「まさか落ちるとは思わなかった」と供述している。
送検容疑は今年7月5日午前、吉川市上笹塚の工場の屋根張替え工事で、屋根の踏み抜きによる転落の危険性があったのに、ネットを張るなど安全対策をとらず、男性社員(43)を作業させたなどとしている。
男性は、この作業の際、スレート屋根を踏み抜き、約6.9m下のコンクリート床に転落して死亡した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121108/stm12110821260009-n1.htm
2012年11月8日12時51分にNHK沖縄から、同日14時31分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日、うるま市にある原油の備蓄基地で、18基あるタンクのうち1基(容量9万9600kℓ)のふたが原油の中に沈み、タンクの原油がむき出しになり、かつ原油の一部が漏れ出したトラブルで、会社側は、タンクの中の原油が空気に触れて引火することがないよう、今後、炭酸ガスをタンクにためるなどの措置をとることにしている。
トラブルがあったのは、うるま市の原油備蓄会社「沖縄ターミナル」。
7日午後3時ごろ、職員が原油の流出を発見、約15分後に土のうでせき止め、午後8時半すぎに約4.5kℓを回収した。施設外への流出はなかった。
その後、屋根が沈んでいるのを同社が確認した。
原油は、浮き屋根の上にたまった雨水を出すための排出口から漏れたとみられるが、浮き屋根が沈んだ原因も含め、今後詳しく調査する。
8日午前、会社側が記者会見し、トラブルについて謝罪するとともに、経緯を説明した。
それによると、タンクのふたの上に中の原油が漏れ出し、パイプを伝って原油が流出したという。
また、ふたは、原油の重みでタンクの底まで沈んでいて、およそ5万kℓの原油が直接、空気に触れて引火するおそれもあるということで、消防などが警戒を続けている。
会社側は、タンクから原油を抜き取る作業を安全に進めるため、まずは、タンクの上部に炭酸ガスを注入し、原油が空気に触れないようにする措置をとるという。
この備蓄基地と一番近い住宅地とは山を挟んで500mほど離れているが、住宅地周辺でも異臭がしたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093332221.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121108/dst12110814340006-n1.htm
11月13日18時37分にNHK沖縄から、炭酸ガス注入が開始されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会社側では、原油が空気に触れて引火するのを防ぐため、原油を別の空のタンクに移すとともに、13日から、炭酸ガスを注入して原油の上に膜をはるための作業を始めた。
会社側では、およそ2週間かけて炭酸ガスの注入を行うという。
基地の近くの集落では、先週、トラブルが起きて以降、断続的に原油の臭いがしているということで、平安座自治会では、「会社側は炭酸ガスの注入が安全策だと言っているので少しほっとした面もあるが、もっと早く対策をとってほしかったというのが正直な気持ちだ」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093438691.html
(ブログ者コメント)
□2003年9月、十勝沖地震の2日後に苫小牧の製油所のナフサタンクが全面火災になった事故があったが、あの事故の原因は、地震で浮き屋根が沈んだ後、ナフサ蒸気の拡散を防ぐため消火用の泡で液面をシールした、その泡が潰れて水滴となり、ナフサ中を沈んでいった際の沈降帯電だったと推定されている。
今回の事故で、液面のシールに泡ではなく炭酸ガスを使うのは、その教訓が活きているからかもしれない。
□その十勝沖地震当時、ブログ者は沈降帯電に関する知識を有しており、また、消火用の泡の主成分が水であることも知っていた。
しかし、2つの知識をドッキングさせ、液面に放射した泡が原因で火災が起きるとは、あの事故が起きるまで想像だにしなかった。
事故後に調べた結果、泡の沈降によって火災になった事故は海外で過去に起きており、報文もあったらしいが、ああいった事故の前にそのような情報の有無を調べることは、いわば無から有を生ぜしむることにつき、何かのきっかけでもない限り、かなり難しい。
過去の事故を有無を調べるきっかけが「自所で事故が起きたから」というのでは、なんとも悔いが残るのだが、それに対する妙案は思い浮かばない。
せいぜいが、過去事例を幅広く地道に収集し・・・程度だ。
(2012年11月24日 修正1 ;追記)
2012年11月20日にFirestream21さんから、以下のコメントが書き込まれた。
(コメント記入上の不具合があったので、本文追記という形で紹介する。)
①今回の沖縄のタンクは原油なので、導電率の関係で沈降帯電の問題はありません。北海道の場合は、正式にはライトナフサでナフサよりも精製度が高く非常に導電率が低く、静電気をためやすく沈降帯電が起こりやすかったものです。
②今回炭酸ガスを選んだのは、タンク内部の沈下屋根の視認性と作業性の問題からと思います。シール性は泡の方がベターですが、大きなタンクとなると泡被覆の維持に難点がありますので、この点は北海道の教訓を活かしたと思います。。
③海外を含めて泡シール時にタンク火災を起こした事例は5件以上報告されており、いずれも精製された軽質油で起きています。また、日本でもよく知られている海外の文献にも泡シールに対する注意事項が記載されているものがあり、この危険性を関係者でも知っている人は知っていたはずです。
④泡シールには必ず沈降帯電の問題があると考えると必要な時に、理由もなく選択肢から外してしまう危険性もあります。まさに「羹と膾」です。
⑤結局は、日本の防災関係者の海外情報に対する勉強不足かと思われます。福島の構図と一緒です。
日本原燃は7日、六ヶ所村の再処理工場内にある研究所で8月6日に配管から約1500ℓの重油が漏れた問題で、原因は気温変化による内圧の上昇でフレキシブルホースが破断したため、と県と同村に報告した。
原燃によると、破断したのは施設の空調用ボイラーに重油を送る屋外設置の配管のフレキシブルホースで、直径3.4cm。設置から17年が経っていた。
原燃は、破断の原因について、逆止弁と電磁弁の間で閉じ込められていた重油が、今夏の気温上昇で配管内の重油が膨張したうえ、5月に取り換えた電磁弁の気密性が高く、配管が内圧に耐えきれなかったためと説明している。
巡視は1日1回行われていたというが、配管は落雪対策で保護カバーに覆われていた。そのため発見が遅れ、重油は約8日間、漏れ続けた。
原燃は再発防止策として、
□配管を覆っている保護カバーを撤去し、1日1回、直接、配管を目視する。
□圧力を逃がすため、別の配管を今月中に設置する。
としている。
出典URL
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2012/pr121107-1.html
(ブログ者コメント)
□液封による事故だ。
逆止弁のある配管を、内部に液体を残したままホールドする場合は、配管内の液体を一部抜いて窒素を入れておくとか、他の系とバランスさせておく、あるいは液封になる恐れのある配管には安全弁を設置しておくなどの対策が必要だ。
□対策の一つとして「落雪対策保護カバーを撤去する」とあるが、撤去しても安全性に問題はないと評価したうえでのことだろうか?
というのは、今年2月、上越市で落雪により樹脂製の配管が壊れ、塩素が漏れるという事故があったからだ。(本ブログ掲載済)
そういった事故を防ぐためのカバーでなければ、問題はないのだが・・・。
でなければ、よかれと思ってやったことが、次のトラブルのタネとなる。
JR貨物関西支社は7日、岡山機関区に所属する電気機関車1両が、鉄道事故の二次被害を防ぐための防護無線が約6年半機能せず、送受信できない状態になっていたと発表した。
防護無線は事故などの際、発信すると半径約1km内を走る列車に警報が届き、運行を停止させる仕組み。
2006年5月の取り付け工事の際、配線を誤ったとみられるという。
同支社によると、防護無線以外にも、音声でやりとりする無線はあるという。
JR貨物によると、機関車は防護無線が機能しないまま東海道線や山陽線などを約150万km走行していた。
先月20日、川崎市の貨物駅構内で他の列車が発した無線を受信できないことに運転士が気付き発覚。
その後も約2週間運行を続け、今月7日になってようやく修理し、国交省の近畿など3運輸局に報告した。
同支社は、「速やかに修理すべきだった」としている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012110701001995.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121107-OYT1T01137.htm
(2012年12月2日 修正1 ;追記)
2012年11月26日23時23分に朝日新聞から、事例の横展開調査で出力不足の防護無線が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR貨物は26日、愛知機関区に所属するディーゼル機関車1両で、緊急時に周囲の列車に危険を知らせる「防護無線」に不具合が見つかり、全機関車約660両を対象とした点検を前倒しした、と発表した。
点検は27日に終える予定だが、それまで全国の貨物列車の約半数にあたる100本前後に遅れや運休が出る見込み。旅客列車の運行に影響はないという。
不具合が見つかったのは、中部地方で運行する1両。防護無線の出力が弱く、内規で定められた半径1km以内にある列車まで無線が届かないことがわかり、機器を交換した。原因を調査している。
同社は今月、新たな試験装置を導入して防護無線の性能の確認作業に着手し、すでに約半数で終了した。今回の不具合は、16日に愛知機関区で行った試験で発覚したという。
JR貨物では、防護無線が作動しない電気機関車1両を6年半にわたって運行させていたことが10月に発覚。配線の誤りによるものだったため、全機関車で配線の確認をした。今回の機関車も配線に問題はなかったという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1126/TKY201211260731.html
また、2012年11月28日付の朝日新聞(聞蔵)から、新たに1両で不具合が見つかったという情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
同社は27日に全機関車の緊急点検を終え、新たに1両の防護無線に不具合が見つかったと発表した。
(ブログ者コメント)
過去のトラブルの横展開対応が功を奏し、将来起こるかもしれないトラブルを未然に防止できた事例として紹介する。
7日午後0時半ごろ、養老町直江にある米の販売会社、O米穀で、運送会社社員の男性(43)が、倒れてきたフォークリフトの下敷きになったと消防に通報があった。
男性は、胸などを強く打って病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。
警察によると、男性は、近くの農協から重さ1トンの米袋を運んでこの会社の従業員と一緒にフォークリフトを使って倉庫に移動させていたが、米袋が建物の壁に引っかかったため男性が手伝って直そうとした時、フォークリフトがバランスを崩し横転したという。
フォークリフトを運転していた従業員に、けがはなかった。
警察で事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083323111.html
2012年11月8日1時45分に読売新聞から写真付きで、また同日付で毎日新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時頃、富山湾上空で富山空港への着陸態勢に入っていた羽田発富山行きの全日空883便(ボーイング767)の機首部分に落雷があった。
雷が落ちるのを操縦席にいた乗務員が確認した。
全日空富山空港営業所などによると、同便は定刻通り同空港に着陸。乗員乗客275人にけがはなかったが、落雷の衝撃でレーダーのアンテナを覆う「レドーム」と呼ばれる機首のカバーがへこみ、点検や修理のため、折り返し便が欠航した。
落雷があった時、富山県内全域には雷注意報が発令されていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121108-OYT1T00190.htm
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20121108ddlk16040648000c.html
(ブログ者コメント)
雷が落ちて機体が凹んだというニュースは珍しいので、紹介する。
キーワード ;飛行機
5日午前8時半ごろ、長崎市深堀町のF造船長崎工場で、作業員の男性(55)が建造中の貨物船内から約8.5m下の船底に転落、全身を強く打って約1時間半後に死亡した。
警察などによると、男性は下請け会社の社員で、前日に取り付けた換気ダクトが外れていることに気付き、別の作業員と2人で手直しをしていた。
作業を終えてデッキに出た際、誤って足を踏み外したとみて調べている。
船は完成間近だったため、転落防止用の安全柵は取り外されていた。
男性は転落防止用の安全ベルトを着けていたが、移動中のため、固定していなかったという。
(2013年4月6日 修正1 ;追記)
2013年4月5日19時1分にNHK長崎から、現場管理者は作業場所が転落の危険性があることを認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎労基署は5日、現場管理者が男性作業員の作業場所が転落の危険性があることを認識していた上、事故の2日前に手すりがないことに気づきながら必要な措置を怠ったとして、福岡市にある「F造船」と長崎市にある下請け会社の「H商事」それに、それぞれの会社の34歳と37歳の現場管理者の男を労安法違反の疑いで書類送検した。。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033697481.html?t=1365194789415
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

