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20日午前11時45分ごろ、飛騨市神岡町の東北大のニュートリノ観測施設「カムランド」付近から出火。約1時間半後に鎮火した。
同施設内や周辺には同大学職員ら10人がおり、初期消火にあたった鉱山関係者と大学職員ら5人が、やけどや煙を吸うなどして救急搬送されたが軽傷。残りの5人はカムランド施設中枢部の安全な場所に一時避難、鎮火後、レスキュー隊に救助された。
警察などによると、火災は神岡鉱山の坑道入り口から約2km地点で起きた。
この日は、鉱山関係者2人が火災現場付近で、老朽化した空気清浄機(ラドン除去装置)の解体作業をしていた。
グラインダーで切断中の火花が、清浄機内に残っていた冷媒のメチルアルコールに引火し、約3m四方の箱型の清浄機の周囲を覆う厚さ50cmの発泡スチロールに燃え広がったのではないかと見て調べている。
カムランドは現在停電中で実験は中断しているが、検出器など主な設備に被害はないという。
現地責任者の古賀・東北大准教授は、「同じ事故を起こさないよう安全面の見直しをし、速やかに実験を再開したい。電力と通信ケーブルの破損に加えて、実験施設への煙の影響なども考えられ、復旧までに数カ月はかかるだろう」と話した。
神岡鉱山は、素粒子ニュートリノを観測する東京大の「スーパーカミオカンデ」があることで知られる。カムランドから約200m離れた位置にあり、当時は約25人が作業していたが被害はなかったという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1120/NGY201211200002.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121120-OYT1T00808.htm
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121120/201211201318_18650.shtml
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121122/201211220945_18663.shtml
(ブログ者コメント)
朝日新聞に現場の見取り図が掲載されているが、坑道のかなり奥深いところで火災が起きたようだ。
このような閉空間で火災が起きた場合、初期消火の重要性と煙にまかれるリスクをどう評価するか、そこが難しい。
ブログ者は、以前、電気室火災の消火方法を検討した際、うっすらとした煙で先が見通せるぐらいなら初期消火する・・・・といった案を作り、東京消防庁に意見を聞きに行ったことがあるが、その際応対していただいた方から、「素人は無理して初期消火しないほうがいい。プロの消防士でも煙にまかれて死ぬことがある。うっすらした煙でも急に濃くなり逃げられなくなることがある」といった趣旨の話をされた。
まあ、消防という立場上、安全サイドの話しをされたものかもしれないが・・・。
結局は、その場にいる人の瞬時の判断次第ということになるのだろうが、いざという時に的確な判断を下せるようになるためには、日ごろの防災に対する教育と訓練が大切なのだろう。
(2012年12月4日 修正1 ;追記)
2012年11月21日付の岐阜新聞紙面に、退避時の生々しい様子が、下記趣旨で掲載されていた。
施設内で作業していた人たちは、出火当時の様子を語った。
カムランドで装置をチェックしていたという男子学生は、「警報が鳴ったと思ったら、黒い煙がバッと来た」と出火当時の状況を振り返った。
東北大の技官も、「警報が鳴ったので坑道を見たら、煙が下の方から押し寄せてくるのが見えた。やばいと思って上階へ逃げた」と話す。
坑道内に煙が拡がる中、学生たちも足元も見えないほどの暗い坑道を、懐中電灯の明かりを頼りに壁伝いに逃げたという。
「酸素があるところに逃げたほうがいい」との教員の指示で、検出器のあるドームエリアに避難。扉を閉め、目張りも施した。
男子学生は、「こんなことは初めてで動揺したが、PHSで連絡を取り合う先生たちの指示で動いた」と、スムーズに対応できたという。
ただ、「壁をふさぐなど、今できることをやって落ち着いたら助けがきた」と、息をつく暇もないほどの慌ただしさだったと振り返る。
女子学生は、「助けに来てくれた消防隊と一緒に酸素ボンベをつけて外に出たが、真黒で何も見えなかった」と語り、疲れた表情を見せた。
横浜市瀬谷区を管轄する瀬谷消防署が、大地震による火災発生時に消火用水をミキサー車で調達する取り組みを始める。
21日に同区南台の生コンクリート製造販売会社「依田儀一商店」と覚書を交わし、同社が所有するミキサー車31台を非常時に活用。発生が懸念される首都直下地震や南海トラフ(浅い海溝)沿いの巨大地震などに備える。
同署によると、消防署が事業所と消火用水をミキサー車で調達する取り決めは県内初で、全国的にも珍しいという。
非常時には、ミキサー車が運んできた大量の消火用水を消防士らが現場に設置した簡易水槽に移し、消防車などでの放水に使う。
消防車が一度に運べる消火用水は約1.5トンだが、ミキサー車は大型で5トン、中型で2トンの水を運ぶことができる。
同区内には河川から離れた住宅密集地もあり、同署は、「大地震による水道管の被害で断水が起こるかもしれない。その時にミキサー車で水を運べれば大変役立つ」と歓迎する。
今年2月に同社から協力の申し入れがあり、実現性の検証などを経て、10月に消防署員と同社社員による合同訓練を実施した。
同社の依田社長は、「タンク内は毎日洗浄しているので、運んだ水は生活用水にも使える。この取り組みが県内や全国に広がっていけば」と話している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121120/kng12112018210007-n1.htm
(ブログ者コメント)
この会社、大震災発生時に自分たちにも何か災害対応面で協力できることがないかと考えた結果、このような案にたどりついたのだろうか?
それにしても、ブログ者には思いもつかない発想で、恐れ入ったの一言に尽きる。
市原市を流れる川から、環境基準を超える化学物質が検出され、市は、川沿いの工場から話を聞くなどして原因を調べることにしている。
環境基準を超える化学物質が検出されたのは、千葉市と市原市を流れる村田川。
市原市によると、今月14日に市が水濁法に基づいて水質調査を行ったところ、市原市八幡北町の新村田橋付近の川の水から「ジクロロメタン」という化学物質が環境基準(1ℓあたり0.02mg)の約10倍にあたる同0.2mgを検出。
17日まで基準値を超えていたが、追跡調査の結果、降雨があった18日には同0.073mgに下がった。
「ジクロロメタン」は、金属部品の加工の際、油の除去などに使われる塩素を含む有機化合物で、発がん性が指摘されている。
市によると、上流の調査地点では検出されていないほか、付近では飲料水や農業用水の取水はしていないという。
市原市は、水質調査を続けるとともに川沿いの工場から話を聞くなどして、原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/1083434611.html?t=1353449877816
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121120/chb12112022160003-n1.htm
(2012年12月1日 修正1 ;追記)
2012年11月30日付で毎日新聞千葉版に、廃棄物処理業者がタンクからあふれた液体を排出していたことが原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市原市内を流れる川に排水基準値の400倍を超える発がん性物質・ジクロロメタンを排水したとして、県廃棄物指導課は29日、同市古市場の中間処理業者「K化成」に対し、廃棄物処理法に基づく改善命令を出した。
来年1月31日までに改善策を実施するよう求め、それまでは稼働を停止するよう命じた。
また、市も同日、排水の一時停止を命令。これまでに健康被害などは確認されていないという。
県や市によると、同社は今月11日にタンクからあふれ出した液体を近くを流れる村田川に排出。液体には排水基準(1ℓ当たり0.2mg)を大幅に超過した高濃度の同83mgのジクロロメタンが含まれていたという。
さらに市が14日に村田川の水質を調査した結果、環境基準(同0.02mg)の10倍のジクロロメタンを検出。16日に排水停止を指導していたが、同社はその後も排水を行っていたため、停止命令に踏み込んだ。
同社は、今年6月にも同市から改善命令を受けている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20121130ddlk12040135000c.html
(2013年2月5日 修正2 ;追記)
2013年1月発行の「新風№101」(共産党市原市議団の市議会だより)紙面に、「村田川の水質汚染問題」というタイトルで、事故原因に関する下記記事が掲載されていた。
「K化成」の蒸留装置タンクのバルブ締め忘れから、「ジクロロメタンの原液」が外部に流出し、工場内に設置してある分離槽を溢れ出て村田側に流れ出た。
熊谷労基署は19日、本庄市都島の自動車部品メーカー「M製作所」と同社の安全管理責任者の男性社員(51)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、男性社員は同社の工場内にあるプレス機の安全装置を解除し、今年1月18日、男性作業員(58)に作業させた疑いがある。
男性作業員は機械に両手を挟まれ、大けがを負った。
男性社員は、「作業効率を上げるために解除していた」と話しているという。
(2012年12月2日 修正1 ;追記)
2012年11月26日付の埼玉新聞紙面には、安全管理責任者が安全装置を無効にして作業するよう命じたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
容疑は、男性社員がプレス機械で自動車部品の型抜き作業を行う際に、安全装置を無効にして作業をするように命じ、両手がプレス機に挟まれる事故を起こした疑い。
男性社員は左手首などを失った。
19日午後2時前、亀岡市本梅町のゴルフ場、Kカントリーで、伐採した木にワイヤーをかけて後ろ向きに引きずっていたショベルカー(全長4.4m、幅1.6m、重さ4トン)がバランスを崩して横転した。
この事故で、ショベルカーを運転していたパート従業員の男性(59)が傾いたショベルカーから外に投げ出され、倒れてきた車体の下敷きになり、上半身を強く打って死亡した。
警察によると、男性はほかの従業員と3人でゴルフコースにある枯れた木の伐採作業をしていて、切り倒した木を運び出すため、1人でショベルカーを操作していた。
横転した場所は下り坂だったということで、警察は作業の状況などを詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013615461.html
19日午前10時半ごろ、日光市柄倉にある高圧線の鉄塔(高さ59m)で、塗装作業をしていた塗装会社社員の男性(34)が、足を踏み外して約20m下のコンクリート地面に転落、病院へ搬送されたが、全身を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、男性は同僚7人とともに、午前7時ごろから作業をしており、事故が起きたときはもう一人の社員と、足場の上でサビ取りなどの作業をしていたという。
事故を目撃した人はいないという。
現場は国道121号バイパス沿い。
命綱をつけていたかどうかなど、警察が安全管理上の問題も含めて、事故原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121119/tcg12111921280008-n1.htm
JX日鉱日石エネルギーは20日、御殿場市茱萸沢にある系列のガソリンスタンド「D御殿場ぐみ沢サービスステーション」で販売したガソリンの一部に水分が混入した可能性があると発表した。
同社によると、同ステーションが18日午前7時からの35分間に給油した車3台のエンジンが不調となった。
17日夕の豪雨が影響したとみられる。
18日朝と17日午後4~9時に給油した車両43台に水分が混入した可能性があるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121121-OYT1T00487.htm
(ブログ者コメント)
タンクの通気管末端にはキャップのようなものが被せられ、それで雨水の侵入を防いでいるようだが、そこから入ったのだろうか?
もしそうだとすれば、これまでも豪雨はあったはず。17日は稀にみる豪雨だったということだろうか?
17日午後3時50分ごろ、美浜町の関西電力嶺南変電所内で作業をしていた協力会社社員の男性(58)が足場から転落した。
男性は市内の病院へ搬送されたが、体を強く打って意識不明の重体。
警察によると、男性は高さ1.7mの作業台の上で配管の設置作業をしていた。
大きな物音を聞いた同僚の男性が様子を見たところ、ヘルメットをつけた男性が倒れていた。足場は崩れていなかったという。現場は屋内で、照明もついていたという。
警察は、事故原因などを調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121119/fki12111902060001-n1.htm
(ブログ者コメント)
□労安則では、高さ2m以上で作業する場合は作業床を設置するよう定められているが、その2mという数字、それ以下なら安全ということではなく、おそらくはどこかで線引きする必要があって定められたものだろう。
高所で作業する場合は、1.7m高だろうが1m高だろうが、転落すれば命にかかわるような事故になる恐れがある、そういうことを改めて教えてくれた事例だ。
□それにしても、どのような作業台の上で作業していたのだろう?「足場」、「作業台」と報道されているからには、まさか脚立ではないと思うが・・・。
松山空港で保安検査を終えた乗客が利用するラウンジに改修工事で使われた金づちやドライバーなどがカギをかけずに放置されていたことがわかり、乗客の保安検査をやり直すトラブルがあった。
国交省の松山空港事務所によると、17日午前8時すぎ、松山空港で、保安検査を終えて搭乗を待つ乗客のための全日空のラウンジ内に改修工事で使われた金づちやドライバーなどの工具が鍵をかけずに放置されていたと、全日空から連絡があった。
当時、空港では出発する2便の保安検査が行われていたが、乗客がラウンジに立ち入って工具などを持ち出して搭乗できる状態だったとして、保安検査を済ませた乗客全員の検査をやり直した。
このため、日本航空によると、乗客37人が搭乗した午前8時40分発の福岡行きの日本エアコミューターの便に30分の遅れが出るなど、検査のやり直しなどの影響で午後3時までに福岡や鹿児島と松山とを結ぶあわせて6便に最大で1時間の遅れが出たという。
全日空によると、改修工事は16日夜から17日朝6時ごろまで行われ、業者は乗客が立ち入るのを防ぐため、工事のために設けたドアに鍵をかけることになっていたが、業者が鍵を閉め忘れたと話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003564121.html
(ブログ者コメント)
他の作業現場で工具庫の鍵をかけ忘れても、さほど問題にはならないが、今回は場所が悪かった。同様、安全もTPO次第・・・。そういった事例として紹介する。
格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが、社内規定を満たしていない整備士に機体整備の最終チェックを任せていたとして、国交省は16日、同社に文書で厳重注意した。
今年は、同社を含め3社の国内LCCが就航したが、同省が国内LCCに厳重注意するのは初めて。
安全保安管理本部長は、「全社を挙げて組織を見直したい」と謝罪した。
同省によると、同社は今年6月と10月、航空機の整備状況を最終確認する「確認主任者」に、同社の整備士2人をそれぞれ選任した。
社内規定で、他社での確認主任者の経験が3年以上必要だと定めていたが、1人は6カ月、もう1人も1年8カ月しか経験がなかった。
2人が安全確認した機体で大きなトラブルは起きていないが、1人の確認件数は91件に上っていた。
同省は、「運航の安全を確保するための組織が有効に機能していない」として厳重注意するとともに、来月中旬までに改善策を報告するよう求める方針。
同社によると、「確認主任者」となるための社内の申請書には、他社経験を書く欄に「経験年数」としか記しておらず、2人は整備士として勤めた期間を書いていたという。
このうち1人については、訓練担当者が7月に不備に気づいたが、上司に報告を怠っていた。国交省の検査で発覚した。
同社は今年7月、成田空港を拠点に就航。関西空港にも拠点を置く計画を表明していたが、「まず原因究明と再発防止策を取りたい」として無期延期した。
関空に整備基地が新設できず、夜間に駐機できなくなるため、今月22日から予定していた深夜早朝の関空―成田便と、12月6日から予定していた関空―沖縄便などが当面運航できなくなるという。
振り替えや欠航の詳細は来週以降に発表する。来年6月までに目指していた国際線の就航も遅れる見通し。
出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201211160945.html?id1=2&id2=cabcbbbh
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121116-OYT1T00756.htm
(ブログ者コメント)
この程度のルール違反でも経営に大きな影響を及ぼす、そういった事例として紹介する。
松山市菅沢町の産廃処理会社「レッグ」が運営する産業廃棄物管理型最終処分場について、処分場の底に敷いてあるゴム製の遮水シートの一部が破損している可能性があることが2日、分かった。
市役所で同日開かれた市廃棄物処理施設審議会の第2回会合で報告された。
環境基準値以上の水銀などは確認されていないが、市廃棄物対策課は「早急に本格的な調査をして現状を確認したい」としている。
同市が今夏行った緊急調査で電気探査した結果、処分場の一部で電気が通りやすくなっており、シートが破損している可能性があるという。
汚水が外部に漏れている恐れがあるため、市は今後、ボーリングや掘削などでシートの破損状況や位置を特定し、廃棄物の種類などを確認する。
さらに、建設当時から問題がなかったか確認するため、処分場の設置許可を出した経緯を調べ、県に協力を求める。
また、市は来年3月末までに、今後の処分場の対策費用の一部を国が負担する、産廃特措法の適用を申請する方針を明らかにした。
同処分場の対策や再発防止策、費用などを盛り込んだ実施計画を環境相に提出。認定されれば国が費用の45%を負担する。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121003ddlk38010656000c.html
2012年11月16日20時31分にNHK松山から、11月18日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、遮水シートが破れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市の調査結果、処分場の底に敷かれている遮水シートが破れていたことが原因と確認され、市は、年内にも周辺住民への説明会を開くことを決めた。
この問題は、松山市菅沢町の産業廃棄物処理業者「レッグ」の処分場で容量を超えるゴミが埋め立てられているほか、汚水が漏れ出している可能性が指摘されていたもの。
汚水には、法律の基準は下回るものの、微量のヒ素や水銀などが含まれ、去年6月、処分場近くの農業用の用水路から検出され、市が10月上旬から本格的な調査をしていた。
調査で、処分場内の地下約13mから塩水を流したところ、下流の農業用水路に塩水が漏れ出してきたことから、処分場の底に敷かれているシートが破れていることがわかり、汚水は処分場から流れ出たものと確認されたという。
昨年5月から流出が確認されていた灰濁水も、シートの破損が原因と断定。基準値を超える有害物質は、検出されていないという。
処分場の地下を流れる水路破損やヒビ割れも確認しており、市は引き続き、用水路の水質検査を行い、水質に問題がないかどうか確認するとともに、処分場の付近の住民に対して年内にも説明会を開き、調査の状況などを説明することにしている。
また、破損個所を特定し、年内をめどに同社に措置命令を出す方針。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003543831.html
15日午後11時20分ごろ、川崎市宮前区有馬2丁目のガソリンスタンドで、ガソリンを補給中のタンクローリーが突然発火したと、スタンドの男性従業員(63)が119番通報した。
タンクローリーは全焼し、灯油給油機などの設備を一部焼いた。けが人はなかったが、周辺住民が一時近くの小学校などに避難した。
警察などによると、出火当時、男性運転手(46)がスタンドの地下貯蔵タンクにホースをつなぎ、レギュラーとハイオクのガソリンを補給していた。
何らかの原因でハイオクの補給ができなくなり、点検のためホースをタンクローリーから外し、作業灯をつけた際に発火したという。
補給前、タンクローリーにはレギュラー、ハイオクなど計24kℓが積まれていた。
現場は田園都市線宮前平駅から南東に約800mの国道246号沿い。市消防局が化学車など23台を出動させ、約2時間後に鎮火した。
危険回避のため付近の住民に避難を呼び掛け、18世帯44人が市立宮崎小学校の体育館に16日午前2時すぎまで避難した。影響で246号の一部区間が約3時間、通行止めになった。
近くに住む主婦(44)は「パンパンと大きな音をたてながら、オレンジ色の炎がすごい勢いで上がっていた。風が強く吹いており、家に燃え移るかと思った」と話した。家族4人でファミリーレストランに一時身を寄せたという。
スタンドの隣には古紙を回収する事業所がある。道路を隔てたマンションに住む主婦(69)は「隣に火が移ったら大変なことになると心配だった」と話していた。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211160030/
(ブログ者コメント)
タイミングから考えると、運転手の指からスイッチに向けての静電気放電、あるいは作業灯、スイッチの電気火花が着火源になった可能性があるが、もし後者だったとすれば、あまり聞いたことのない事例だ。
危険場所から外れたエリアの電気機器?
危険場所エリア内の電気機器の防爆仕様忘れ?
もし前者だったとすれば、現在の危険場所判定の考え方が妥当か?といった議論も出てくるかもしれない。
その辺、詳しい状況が報じられていないか調べてみたが、見つからなかった。
ただ、調べている途中、給油機の防爆に関する、矛盾しているかに思える2つの報文が目についたので、今回の事例とは関係ないが、参考までに紹介する。
①給油機本体から0.6m範囲が危険場所。(8ページの図)
http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/koukai/kikenbutu/etsuran-you-pdf/04-02.pdf
②ガソリンスタンドは法令点検などをしっかりやっておけば事故の起きない設備だと思っているが、計量機上部の機器は防爆仕様になっていない。(1ページ、6ページ)
http://www.khk-syoubou.or.jp/pdf/paper/r_10/10syourei2.pdf
15日午後10時20分ごろ、四日市市川尻町のJSR四日市工場で「合成ゴムを乾燥させる設備から白煙が出ている」と消防に通報があった。
この設備は長さが21m、幅4m、高さ7mで、水分を含む合成ゴムに温風を当てて乾燥させるもので、消防車9台が出動し、約3時間後に鎮火。合成ゴム7~8トンが燃えた。
けが人はいなかった。
警察と消防は15日午前10時から合わせて12人の態勢で現場検証を行い、担当者から出火当時の状況を聞いたり乾燥設備の状況を見たりして出火原因を調べている。
現場は四日市コンビナート南部の工場が建ち並ぶところで、周辺の住宅に煙の影響などはなかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073530082.html
2012年11月17日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後7時10分ごろ、相模原市緑区橋本台2の金属部品製造会社「K工業」の第2工場で、完成後検査中の発電機の部品が破裂し、社員の男性(35)が死亡、もう一人の男性(42)が左腕の骨を折る重傷、別の55歳男性が軽傷を負った。
警察によると、破裂したのは「クランクケース」と呼ばれるアルミニウム製の部品で直径50cmの筒状。気密性を調べるため窒素ガスを注入したところ破裂したといい、作業手順に誤りがなかったかも含め原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20121117ddlk14040203000c.html
(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)
2012年11月17日付で神奈川新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。
(2017年11月7日 修正2 ;追記)
2017年11月5日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、工場長は大丈夫だろうと思い、事前に水圧試験をさせなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月5日付で毎日新聞神奈川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
県警は10月12日、当時の工場長(52)を業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。
当時の工場長が事前に水圧試験をさせることを怠り、3人を死傷させた疑いがあるという。
「危険性は認識していたが、水圧試験をしなくても大丈夫だろうと思ってしまった」と、容疑を認めているという。
相模原北署によると、12年11月、同市緑区の金属加工業「K工業」の工場で、エンジン部品の気密性を調べるために窒素ガスで部品を加圧していたところ破裂し、作業をしていた男性が死亡、立ち会っていた男性社員2人が重傷を負った。
出典
『相模原の部品破裂 元工場長を書類送検 業過致死傷容疑』
https://mainichi.jp/articles/20171105/ddl/k14/040/059000c
2012年11月15日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎南労基署は15日、川崎市川崎区のペットボトル用樹脂製造会社「P社」と同社の男性課長(41)を労安法違反容疑で書類送検した。
容疑は、同区内の同社工場内で今年3月31日、男性従業員(52)が落下した荷物の直撃を受けて死亡する事故が発生した際、安全対策を怠ったままフォークリフトを荷物のつり上げ作業に使った、としている。
同署によると、従業員はフォークリフトを使って原料入りの荷物(重さ約1トン)のつり上げ作業を実施。荷物にフォーク部分が刺さって破損したため補修していたところ、上部に積まれていた荷物が落下してきたという。
同署は、特別な安全措置を講じずにフォークリフトを荷のつり上げ作業に使用したことが、車両系荷役運搬機の用途外使用に当たるとしている。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211150023/
(ブログ者コメント)
同社では同年3月31日にも死亡事故が起きている。
2012年4月6日掲載
2012年3月31日 川崎市のペットボトルリサイクル工場で重さ1トンの袋をフォークで積み上げ中、袋の下敷きになって死亡
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1621/
2012年11月14日19時23分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後7時頃、北九州発韓国・釜山行きのスターフライヤー303便(エアバスA320型機)が北九州市上空を飛行中、操縦席付近に落雷を受けた。
乗客約20人にけがはなかった。
同社によると、同機は釜山に到着後、飛行に影響がないことを確認し、北九州へ折り返した。
14日未明の点検で塗料の剥げ落ちや小さな傷が見つかったため、北九州、羽田、関西の各空港を結ぶ計6便が欠航した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121114-OYT1T01099.htm
キーワード ;飛行機
市川市の県立行徳高校(全校生徒529人)で13日午後、同校3階の化学実験室の教壇の上に置いてあった危険物の金属ナトリウム約10g入り瓶1本がなくなった。
同校からの被害届を受け、警察は窃盗事件として調べている。
警察などによると、盗まれた金属ナトリウム入りの瓶は、30代の男性講師が同日午前11時45分~午後0時35分までの間、4時間目の化学の授業で、金属ナトリウムと水を反応させて発火させる実験で使用。
その後、無施錠の同教室に放置したまま昼休みに入り、同1時20分からの5時間目の授業のため教室に戻った際、瓶がなくなっているのに気付いたという。
同校は、同日午後5時すぎ、警察に通報した。
同校によると、盗まれた瓶は高さ約10cm、直径約5cmの褐色瓶。金属ナトリウムの塊4個が化学反応を起こさないよう灯油に浸した状態で入っていた。
金属ナトリウムは第3類危険物に指定された金属片のようなもので、色は銀白色。水に触れると発火を伴う激しい酸化反応を起こすことから、普段は鍵付きの薬品庫に保管していて、実験が終わるたびに薬品庫に戻すことになっていた。
男性講師は「うっかり置き忘れた」と説明しているという。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/110051
http://www.chiba-tv.com/060chibatv_news/2012-1114-1755-8.html
2012年11月20日16時17分にNHK千葉から、生徒のいたずらだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が盗難事件として調べていたところ、この学校の男子生徒の1人が「教室から持ち去り、仲間と一緒にいたずらに使った。ビンは捨てた」と話し、体育館近くの排水溝から割れたビンが見つかったという。
警察によると、男子生徒らは金属ナトリウムを校庭の隅の水たまりに入れて反応させていたが、けが人などはなく、金属ナトリウムは、すべて使い切ったとみられるという。
警察は生徒らから話を聞き、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/1086645571.html?t=1353449818288
(ブログ者コメント)
昨年、九州大学でヒ素化合物の紛失騒ぎがあり、結局は、使用した准教授の勘違いで紛失していなかったと判明したが、その准教授、責任を感じてか、自殺した。
施錠管理している毒劇物などを取り扱う際には、くれぐれもご用心。
13日午後4時40分ごろ、川越町南福崎の鉄くず回収会社「Mコーポレーション」敷地内で、鉄くずが入った150~200kgの麻袋を運んでいた台湾籍で同社役員の男性(35)のフォークリフトが横転した。男性は車体の下敷きになり、即死した。
警察によると、男性は、麻袋をフォークリフトの先端につり下げ、コンテナに入れる作業中で、バランスを崩したとみられる。
事故当時、男性を含め3人が作業しており、別の作業員が119番通報した。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20121114/jiko02.htm
金沢市のホテルで清掃会社の従業員が死亡するエレベーター事故が起きた。
エレベーターをめぐるトラブルは各地で後を絶たず、分譲マンションで発生すれば管理組合が責任を問われることもありうる。
安全を守るには、住民による日ごろからの注意も必要だ。
■保守管理、業者任せにしない
日本エレベーター協会の2004年度のデータによると、エレベーターメーカー大手5社製での閉じ込め事故の発生率は1.8%。全国には約70万台のエレベーターがあるとみられることから、1年に1万件以上の閉じ込めが起きている計算になる。
国交省によると、今年6月までの1年間に報告のあった人身事故(違法設置・転用分を除く)は12件あり、5人が死亡、6人が重傷を負った。
このうち8件は荷物用や点検作業中の事故だが、一般用の利用者の事故も4件起き、転倒などで脳挫傷や骨折で4人がけがをした。
国交省の別の調査では、1985~09年度に発生した利用者の死亡事故(同)は少なくとも38件。
今回のように、かごと天井・床に挟まれた事故は13件で、14人が亡くなった。うち1件が06年に東京都港区で起きた高校生の死亡事故だ。
エレベーター事故の原因は、
(1)製品の欠陥
(2)保守管理の不備
(3)不適切な利用
の三つに大別できる。
今回の死亡事故が06年の港区の事故と同じメーカー製だったことから、製品の欠陥の有無に注目が集まるが、保守管理の不備によるトラブルも見過ごせない。
07年に東京の超高層ビルで起きたエレベーター火災の直後、国交省がメンテナンス6社に緊急点検を求めたところ、約43万台中818台にワイヤの鋼線切れなどの不具合が見つかった。大半は毎月の点検で防げる不具合だった。
エレベーターの安全は建築基準法にもとづき、所有者や管理者が大きな役割を担う。分譲マンションでは管理組合が当事者となる。
所有者・管理者の仕事は、おもに二つ。
年1回の定期検査をして自治体に報告する義務と、おおむね1カ月以内ごとに保守点検させることだ。
ほとんどのマンションは、検査や点検をメンテナンス業者に委託している。
だが、建築基準法は、検査を担う技術者について定めているものの、メンテナンス業者に関する規定がない。さんな保守管理が発覚しても、国交省や自治体は業者を処分する権限がない。
悪質業者に保守管理を委ねたエレベーターで事故が起きれば、管理組合が賠償責任を負うこともありうる。だが、多くの管理組合では業者に任せきりなのが実情だ。
マンション管理の相談に乗るNPO法人、集合住宅管理組合センター(集住センター)の常務理事は、「必要のない補修を持ちかけてくる業者もいる。エレベーターの保守管理は業者任せにせず、住民たちでチェックすることが大切」と説く。
業者から急な修繕を提案されたら、直前の定期検査の結果などと照らし合わせて説明を求める。日ごろの点検にも立ち会い、どんな作業をしたか確認する。
これまでメンテナンス業界はメーカーの系列会社の寡占状態だったが、最近は独立系の会社が安さを売りに台頭している。
業者選びの際は、複数から見積もりを取り、価格のほかに、技術者の数や部品の在庫、緊急時の体制も比較することが大切という。
管理契約は、高価だが保守点検のすべてを含むFM契約と、消耗部品の交換や点検などだけで安価なPOG契約の2種類。
常務理事は、「設置15年以内のエレベーターは部品交換も少ないので、POG契約でも十分。ただし、それ以降だと、消耗部品の交換費用も含むFM契約のほうが安く済む場合もある」と話す。
住民自らによる日常の点検も欠かせない。
エレベーター協会が発行する所有者向け手引書には、異常音や振動がないか、乗降口に段差がないかなど、専門知識がなくてもできる毎日の点検項目が示されている。
協会は、「故障や事故を防ぐには、メーカーや保守業者だけでなく、所有者や管理者の連携、協力が不可欠」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201211120250.html?id1=2&id2=cabcbbbd
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

