2015年10月17日11時45分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌中央警察署に勤務する22歳の巡査が、警察の落とし物の情報を管理するシステムを悪用して落とし主に成りすまし、現金30万円あまりをだまし取った疑いで逮捕された。
札幌中央警察署組織犯罪対策課の巡査・加藤容疑者(22)は、8月と先月の2回、落とし物として警察署に届けられた現金あわせて32万円を、落とし主に成りすましてだまし取った疑いが持たれている。
加藤容疑者は、職場の端末で確認できる落とし物の情報を管理するシステムを悪用し、うその届出をしていた。
先月24日、自ら勤務する札幌中央警察署でも18万円をだまし取ろうとしたが、担当署員が不審に思い、事件が発覚した。
加藤容疑者は、「パチンコなどで借金があり、返済に困っていた」などと話しているということで、北海道警は、厳正に処分する方針。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2614384.html
10月18日11時56分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
加藤容疑者(22歳)は、落とし物として届けられていた現金入りのポーチや封筒を、自分が落としたとうその申告をしてだまし取ったなどとして、詐欺と詐欺未遂の疑いで逮捕され、18日、検察庁に身柄を送られた。
加藤巡査は、職場のパソコンから警察内部のシステムにアクセスして、落とし物についての詳しい情報を得ていたとみられている。
このシステムは、巡査から警部補までの階級であれば誰でもアクセスでき、道内のすべての落とし物の情報を閲覧できるという。
道警は、アクセスできる職員をより限定するなどの再発防止策を検討することにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151018/5766451.html
(ブログ者コメント)
交番勤務など、限られた巡査だけがアクセスできるようなシステムにするのだろうか?
システムへのアクセス権制限という点で気になった事例につき、紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。