2019年12月10日15時11分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自転車が盗まれる被害について東京・練馬区にある警察署が調べたところ、前輪がロックされる新しいタイプの駐輪場で相次いでいることがわかりました。
勝手に利用料金を精算して鍵のかかっていない自転車を盗んでいくとみられ、警察署は自転車そのものに鍵をかけるよう呼びかけています。
自転車が盗まれる被害が相次いでいるのは、前輪をはめ込むと自動的にロックがかかるタイプの駐輪場で、このロックは利用料金を精算機に入れると解除されます。
警視庁の光が丘警察署によりますと、被害は練馬区の光が丘地区周辺だけで、今年に入って先月までで、少なくとも70件以上に上っています。
勝手に利用料金を精算して鍵のかかっていない自転車を盗んでいく手口とみられ、被害者の多くは「駐輪場でロックされている」という心理から、自転車の鍵をかけていなかったということです。
このため、警察署では10日、駐輪場の利用者に対して警察官が外付けの鍵を配るなどして注意を促し、自転車そのものに鍵を必ずかけるよう呼びかけました。
このタイプの駐輪場は、近年、首都圏の駅周辺などで普及が進み、業界最大手の企業が納品したものだけでも、全国で46万台が整備されています。
光が丘警察署の加茂生活安全課長は、「鍵をかけない人が多いが、その『心の隙』が危ない。自転車の鍵をかけることを習慣づけて欲しい」と話しています。
警視庁の光が丘警察署によりますと、練馬区の光が丘地区周辺では、ことしに入って先月までに自転車が盗まれる被害が551件起きています。
このうち、少なくとも70件が前輪がロックされるタイプの駐輪場で起きていて、確認できただけでも、半数以上の37件は利用者が自転車そのものの鍵をかけていませんでした。
今回の取材で、今月3日の日中、光が丘駅近くの駐輪場を実際に確認してみると、10台に1台ほどの割合で鍵がかかっていない区画があるなど、無施錠の自転車が数多く見つかりました。
業界最大手の企業によりますと、最近ではロックを解除する精算機に任意で暗証番号を設定できるものもありますが、暗証番号を利用する人の割合は低い水準にとどまっているということです。
鍵をかけずに駐輪場を利用していた64歳の男性は、「前輪をはめると固定されて、ここにとめていれば安心だなと思っていました。被害が多いと聞いて鍵をかけようと思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191210/1000041297.html
(ブログ者コメント)
〇ブログ者も、このタイプの駐輪場を何回か利用したことがあるが、ロックされた後は、必ず鍵をかけていた。
それが、まさか、ロックされたことで安心し、鍵をかけない人がいようとは・・・。
〇光が丘の第三駐輪場では、盗難防止のため暗証番号が入力できる
ようになっている模様。
『光が丘第三自転車駐車場 施設利用案内 (練馬区環境まちづくり公社 HP)』
・・・・・
※2 誤精算・盗難防止のため、暗証番号の入力ができます。
https://www.nkm.or.jp/bicycle/parking/detail.php?type=1&id=71
〇一方、西東京市のHPでは、ロック式駐輪場であっても鍵をかける
よう、注意喚起されていた。
『防犯情報 自転車の盗難に注意しましょう!』
施錠されていない自転車は盗難の危険性が飛躍的に高まります。
どんなに短い時間であっても、自転車から離れる際には確実に施錠しましょう。
また、ロック式の駐輪場は、自転車を停めた場所の番号を入力することでロックが解除されてしまうので、必ず自転車の鍵も掛けましょう。
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/iza/bohan/bicycle_steal.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。