忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/18)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
(11/15)
(11/14)
(11/14)
(11/13)
(11/13)
(11/13)
(11/12)
(11/12)
(11/12)
(11/11)
(11/11)
(11/10)
(11/10)
(11/09)
(11/08)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[11762]  [11761]  [11759]  [11758]  [11756]  [11757]  [11755]  [11754]  [11753]  [11752]  [11751

2021623175分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24時間営業している熊本市のスポーツジムで、22日夜、トレーニングをしていた18歳の男性が重さ100キロのバーベルに首を挟まれ、一時、意識不明の重体となりました。

男性は安全器具をつけておらず、店に従業員もいませんでしたが、異変に気づいた別の客の通報で病院に運ばれ、一命をとりとめました。

22日午後10時半すぎ、熊本市東区の「Eフィットネス長嶺南店」で、ベンチプレスでトレーニングをしていた18歳の会社員の男性が、あおむけの状態でバーベルに首を挟まれているのを、店内でいた別の客が見つけ、消防に通報しました。

警察によりますと、男性は意識不明の重体で熊本市の病院に運ばれましたが、その後、意識を回復し、命に別状はないということです。

警察が店内のカメラを確認したところ、男性はこの日、ひとりでジムを訪れ、おもりを少しずつ重くしながらトレーニングしていました。

バーも含めたおもりを100キロにしたあとは一度もあげられず、バーが男性の体に落ちて首を挟まれてから、別の客が異変に気づいてバーを取り除くまでに5分間程度あったということです。

ベンチプレスを行う際には、上げられなかった時にバーが直接、体に落ちないように、両脇に「セーフティーバー」を置くことがルールになっていますが、男性は設置していなかったということです。

警察によりますと、店は24時間営業ですが、夜8時から午前11時までは従業員はいないということです。

警察は、事故の詳しいいきさつを調べています。

ジムを運営する東京の「F Japan社」は、「ベンチプレスを使用する際には、セーフティーバーを置くように周知しているほか、緊急の際にはボタンを押せばセキュリティ会社に通報できるようにするなどの対策をとっている。安全管理には問題はなかったと考えているが、今回の事故を受け止め、セーフティーバーを使用してもらうよう周知を徹底していきたい」とコメントしています。

国内のフィットネスジムの7割弱が加盟しているという、日本フィットネス産業協会の松村事務局長は、「ベンチプレスでのトレーニングの際には、重いものが体に落下する可能性があるという危機意識を施設の提供者側はもちろん、取り組む側も持つことが重要だ。日常的にトレーニングに取り組んでいる方も自分を過信せず、常に事故の危険性を想定してトレーニングしてほしい」と話していました。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20210623/5000012613.html

 

(ブログ者コメント)

画像1枚目は、おそらくは現場検証中の映像。
2枚目は、別のジムで安全バーの説明を受けている時の映像。

 

(2021年7月14日 修正1 ;追記)

2021713615分にYAHOOニュース(熊本日日新聞)からは、防犯カメラの映像を翌日確認し、安全装置を使っていない客には注意を促すようにしていたなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

6月下旬に熊本市のフィットネスジムで、男性がベンチプレスのバーベルに首を挟まれて一時意識不明となる事故が起きた。

ジムは24時間営業で、従業員がいない時間帯に事故が発生。

事故防止のための安全装置を使うかどうかは、事実上、利用者に任せられていた。

専門家は、「安全装置の利用を義務化すべきだ」と指摘している。  

熊本東署によると、事故は午後10時半ごろに発生した。

男性は1人で来店し、ベンチプレスを利用。
バーベルの重りを徐々に増やして100キロの時に支えきれなくなり、落としたとみている。

発生約5分後に他の利用客が気付いて119番通報。

男性は、体の両側にあり、バーベルの落下を防ぐ安全装置を利用していなかった。

ジムの運営会社(東京)によると、ジムは午後8時から翌午前11時まで従業員は不在。
その間も、会員契約をしている利用客は自由に出入りできる。

全国の系列店も同様の運営をしているという。

運営会社は、ジム内の防犯カメラの記録を翌日に確認し、利用客が安全装置を使っていないなど、器具の不適切な使用があった場合は注意を促しているという。

国内のフィットネスクラブの約7割が加盟する日本フィットネス産業協会の松村事務局長によると、24時間営業のフィットネスジムでは広く普及している運営方法という。

「利用者が安全対策をしっかりやれば事故はほとんど起こり得ないと考えるが、ジム側もこれを機会に安全対策を徹底してほしい」と話す。

一方、県立総合体育館の岩田トレーナーは、「ジムの従業員がいないのは、安全面で十分とは言えない。利用者にとっては、利便性を取るか安全を取るかの選択になってしまう」と指摘する。

筋力トレーニングを研究する近畿大の谷本道哉准教授は、利用者が安全に対して問題意識を持つことが大事とした上で、「事故は未然に防ぐのが基本。安全装置の利用を防犯カメラを見返すやり方でチェックしても、今回のように、対策にはなっていない」と指摘。

「業界団体が、安全装置をしない利用者のジム利用をできないようにするなど、厳しく自主規制すべきだ」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3e6bc26df0405cbc2213b67bc1457bb69dc9d27

 

 

 


 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]