2017年7月5日14時39分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時5分ごろ、福岡市博多区美野島3丁目の電線がショートし、同区美野島や住吉、博多駅前の約5500戸が、数分から10分前後にわたり停電した。
近くのマンションでは、親子3人がエレベーターに数分間閉じ込められた。
電柱にカラスの死骸が引っかかっており、九州電力は、カラスが止まったことでショートが起きたとみて調べている。
「爆発音がして停電した」と110番があり、消防と警察が駆け付けたところ、電柱から煙が上がっているのが見つかった。
九電によると、電柱上部の電線2本に絶縁体で覆われていない部分があり、カラスがそこに止まったことで2本の電線をつなぐ結果となり、高電流が流れた可能性があるという。
1カ所でショートが起こると、一帯への送電が自動的にストップする仕組みになっている。
一帯は信号機が止まったり、エレベーターが止まったりして、一時混乱した。
近くに住む男性(74)は、「ガーンという雷が落ちたような音と同時に停電して驚いた。まさかカラスとは思わなかった」と話した。
出典
『カラスでショート、5500戸停電 福岡市博多区 電線に接触か、死骸発見』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/340507/
7月5日12時56分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
「爆発音がした」との119番通報が複数あり、消防車11台が出動。
交差点の信号機もとまり、警察官が交通整理を行うなど、現場は一時騒然とした。
消防によると、付近のマンションでエレベーターに閉じ込められた人が1人いたが、消防が到着する前に復旧した。
けが人はいなかった。
九電によると、カラスが接触したのはJR九州が設置した電線。
高圧電流用のブレーカーから出た3本のケーブルの間に挟まり、ショートしたという。
出典
『カラスが電線に接触、5500戸停電 爆発音、一時騒然』
http://www.asahi.com/articles/ASK753RNRK75TIPE00N.html
7月5日12時11分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
九電によると、高圧線は付近の民間企業が設置したもの。
停電は10分後に全て復旧した。
高圧線の電圧は6600ボルトあり、九電は「異常な電気の流れが生じた場合、爆発音のような音がすることがある」としている。
出典
『高圧線 カラス感電で爆発音騒ぎ 福岡・博多区』
https://mainichi.jp/articles/20170705/k00/00e/040/179000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。