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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013491551分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

8日午後8時50分ごろ、JR函館線の八雲駅で、停車中の札幌から函館に向かう特急「北斗20号」の車両の床下から火が出て、煙が車内に入り込んだ。
すぐに消火され、乗客111人には、けがはなかった。

JRの調べで、火は7両編成のうち、4号車の床下にある「消音器」という装置の一部から出て、周辺には油のようなものが付着していた。
その後、近くのエンジンの上部に10cm程度の穴が開いていたことがJR北海道などへの取材でわかった。

 

JRは、この穴からエンジン内部に使われる潤滑油が漏れ、高温になっている「消音器」に付着して引火したとみている。

このエンジンは、24年間使われてきた特急列車として最も古いタイプ。

この列車を含め、同じ型のエンジンを使っている29両についてはことしの秋以降、新たなエンジンへの交換を控えていたという。


出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130409/e447eef5497c5d3afbb8114c70d8eb03.html   

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130410/58c680daeb81ee3c3b3bdd9e58b9ee1a.html


また、2013410620分に北海道新聞から、事故原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR北海道は9日、記者会見し、ディーゼルエンジン内部の部品の破損が原因との見方を明らかにした。
 
会見したJR車両部長は「重大なトラブルと受け止めている。他列車の安全に影響する事案で、なぜ破損したのか原因究明する」と述べた。
JRは同日、函館運輸所で問題の車両を調査した。さらに、近く苗穂工場に輸送し、エンジンを分解点検する。


JRによると、同日の調査で、エンジン上部の鉄板に縦25cm、横15cmの穴が開いているのが確認された。
穴からエンジン内部を目視すると、往復運動するピストンの先に伸びているはずの「連接棒」が見当たらなかった。

出典URL

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/456458.html



(2013年4月17日 修正1 ;追記)

20134162352分に読売新聞から、41728分に毎日新聞から、燃料噴射ポンプの部品が破損していたことが原因だったという下記趣旨の記事が、ともに図解付きでネット配信されていた。また4月16日1754分にNHK札幌からも同主旨の記事がネット配信されていた。

JR北海道は16日、エンジンへの軽油供給量を調節する部品が破損し、エンジンの回転数が通常の高速走行時の1.25倍以上に高まっていたとみられると発表した。
部品の破損で適切な量よりも過剰に軽油が供給され続け、エンジンが異常な高回転状態に陥って出火に至ったとJRは推定している。


破損したのは「燃料噴射ポンプ」の「スライジングブロック」と呼ばれる部品。
通常の高速走行時、エンジンの回転数は1分間当たり2000回転程度だが、トラブル発生時には2500~2700回転にまで高まっていたとみられる。
その結果、車輪に動力を伝える回転軸とピストンをつないでいる
連接棒が破損し、傾いたピストンの隙間から潤滑油が排気管に漏れ出し、消音器に流れて出火したという。


運転席にはエンジンの回転数を確認できる計器がなく、運転士は異常な回転に気づかなかった。    


JRは、部品が壊れた原因を詳しく調べるとともに、16日から同じ型式のエンジンが使われている車両36両について部品の交換作業を進めている。


出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130416-OYT1T00989.htm

http://mainichi.jp/select/news/20130417k0000m040137000c.html

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130416/c3de8cebb735ca53e4f40f5069bcc0a3.html


一方、4171445分にNHK札幌からは、去年の同様なトラブルの対応が甘かったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JRは、去年あった同じようなトラブルを受けて、この部品を交換する基準を見直していたが、この基準が実際のトラブルの状況とあっていないことがわかり、JRは対策が甘かったとして、さらに見直した。

 

JRによると、去年9月にも同じ型のエンジンを積んだ特急列車で、同じ部品が折れてエンジンが破損したのを受けて、この部品の交換時期を、それまでの走行距離が50万kmになった時点から25万kmへと短縮した。
しかし、このときのトラブルは21万kmで起きていたうえ、今回も21万kmで生じていたという。


JRは、見直した基準が実際のトラブルの状況とあっていなかったとして、この部品の交換時期を「6か月に1回」とし、実質的に15万km未満で交換できるように見直したという。
JR北海道は、「去年のトラブルの原因を調査中だったので、暫定的な基準にしていたが、対策が甘かった」と話している。 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130417/8fef6859c646d005ac2570120fa09707.html

 

 





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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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