2017年1月17日20時11分にJ-CASTニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月17日18時47分にNHK首都圏NEWS WEBから、1月17日16時22分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都内のセブン-イレブン店舗で、食べかけのクリスマスケーキを客に販売していたことが分かった。
運営元のセブン&アイでは、店側のミスだとしており、ずさんな管理だったことも認めた。
食べかけケーキが販売されたのは、江東区内のⅮ店。
セブン&アイ・ホールディングスの広報センターや店にJ-CASTニュースが取材したところによると、クリスマスイブの2016年12月24日夜、男性客がこの店で「イタリア栗のクリスマスモンブラン」を購入した。
定価は2900円だが、このときはセール時間で、ほぼ半額の1500円になっていた。
男性がケーキの箱を開けると、なんと半分以上が食べかけの無残なケーキだった。
店側にクレームを入れると、店長らが代わりのケーキを持って男性宅を訪れた。
店側は、男性に返金するとも話したが、男性は「原因を究明してほしい」として、受け取りを拒んだ。
男性は、翌25日にはセブン&アイのお客様相談室にも電話し、26日に調査結果についての連絡を受けた。
その後、男性が店に出向いて、店側から説明を受けた。
しかし、男性は、セブン&アイのクレーム処理に不満があるといい、話し合いが続いているという。
情報サイト「探偵ファイル」が、購入した客から情報が寄せられたとして、17年1月17日に報じて明るみになった。
セブン&アイや店によると、ケーキは店員が定価で買って休憩室で途中まで食べ、残りを箱に入れ直してバックヤードの冷蔵庫で保管した。
冷蔵庫には、販売用の商品が置かれているが、広い庫内には店員用のスペースも確保されていた。
しかし、クリスマスの繁忙期でアルバイトの人数が多くて置き場所に困り、販売用のスペース近くに置いたという。
それを別の店員が中身を確かめずに販売用のケーキと誤認し、店頭に出してしまったというのだ。
店によると、店内には、店員用の冷蔵庫を別に用意するスペースはないという。
販売するときに箱の中を確認しなかったのは、段ボールの箱で中が見えず、ふたのシールもはがせなかったからだとしている。
店員がケーキを食べたことについて、ノルマがあったことなどは否定している。
一方、セブン&アイの広報は、店側の商品管理について、次のように話す。
「自分が食べたものを商品と同じ冷蔵庫に保管していたのは、明らかな管理ミスです。箱の上の部分は開くとラミネートフィルムになっており、ケーキが崩れていないかなどを上から確認できたはずで、店側の知識が足りていなかったのだと考えています」
店側には、今回のことについて厳重注意し、二度とこのようなことがないように指導したとしている。
外食やコンビニ業界にとって「食の安全」は、商品やブランドのイメージに大きく影響する。
17日にケーキ販売をめぐる問題がネット上で伝わると、東京株式市場では、セブン&アイの株価が下げ幅をやや拡大。
前日比2.2%安と、相場全体(1.5%安)よりも下げたまま、この日の安値圏で取引を終えた。
出典
『箱開けたら食べかけクリスマスケーキ セブン-イレブン、店員の私物売る』
http://www.j-cast.com/2017/01/17288325.html?p=all
『食べかけのケーキ 誤って販売』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170117/3109691.html
『セブンイレブンに「食べかけケーキ」販売問題』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HMD_X10C17A1000000/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。