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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017119日付で毎日新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

118日付で大分朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後9時50分ごろ、大分市下郡の廃棄物処理会社「E社」から出火。

「爆発音がした」などの119番が相次ぎ、消防が出動して、火災は約5時間後に鎮火した。

けが人はいなかったが、現場近くに大分ガスのガスタンクがあったため、近くの住民に避難が呼び掛けられるなど、周辺は一時、緊迫した雰囲気に包まれた。

 

警察によると、出火当時、同社は操業中で、工場内に従業員2人がいた。

集めた鉄粉や廃油の集積所となっている建物(鉄骨スレート平屋)から大きな音がしたため、従業員が見に行ったところ、火が出ていたという。

 

18日の実況見分で、廃油や医療系廃棄物を置く別の建物を含め、計2棟350m2とフォークリフトやトラックが全焼したことが分かった。

出火原因を調べている。

 

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一方、火災現場から約15m南に大分ガスの建物と都市ガスのタンクがあり、警察は引火の心配がないことを確認していたが、有毒ガス発生の恐れも含め、念のため一時、周辺住民に避難を呼びかけたほか、交通を規制し、万一に備えた。

 

現場はJR大分駅の南東約2kmの大分川右岸で、工業団地になっている。

 

出典

火災 廃棄物処理工場で 緊迫、避難騒ぎに 大分市下郡

http://mainichi.jp/articles/20170119/ddl/k44/040/307000c 

大分市でガスタンク側で火事 一時、住民が避難し騒然

http://www.oab.co.jp/news/?id=2017-01-18&news_id=9191 

 

 

119190分にNHK大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日夜、大分市下郡の廃棄物処理業者の施設から火が出た火事は、廃油などを保管していた2つの建物が全焼し、けが人はいなかったが、現場が大分ガスの直径26mのガスタンクに隣接していたため、警察は、周囲の住民に一時、避難を呼びかけた。


警察によると、全焼した2棟のうち北側にある建物の燃え方が特に激しく、警察は、この建物が火元とみている。


この建物には、廃油のほかに、水が付着すると酸化して自然発火する可能性がある鉄の粉=「鉄粉」が保管されていたということで、警察は、何らかの理由で「鉄粉」から発火した火が廃油に燃え移るなどして、建物全体に広がったとみている。


警察によると、「鉄粉」は出火した当日に施設に運び込まれ、「ファイバードラム」と呼ばれる紙製のドラム缶の中で保管されていたという。


総務省消防庁によると、鉄粉が火元とみられる火災は、おととし1年間に全国で2件発生しているという。


警察は、出火原因をさらにくわしく調べるとともに、大分市も、この業者が鉄粉や廃油などを適切に保管していたか調査を進めている。

 

出典

ガスタンク隣接火災 鉄粉が火元か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5073168491.html?t=1484862253498

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

鉄粉火災事例について調査したところ、以下の記事が見つかった。

包装材メーカーのPR記事ではあるが、ブログ者にとって興味深い内容だったので、参考までに紹介する。

 

鉄粉の発火防止に帯電防止袋

(包装技術ねっと成功事例マガジン 平成28320日号)

 

有機溶剤やインク、液体の化学品、揮発性のある液体などをふき取ったウエスを捨てるという用途で、弊社の「fp clean 袋」が使用されています。

労働省産業安全研究所さんの発行する「静電気安全指針」でも、表面固有抵抗値が109乗オームレベルが推奨されており品質面でもご好評いただいております。

この帯電防止袋「fp clean」ですが、このほど、他の用途でも評価されることとなりました。

今回ご紹介するのは、金属製品を製造するT社様の成功事例です。

T
社様の製造工程では、油分が付着した鉄粉を保管したり、廃棄する必要があるのですが、鉄粉は「体積が増えると発火する」という性質がある上、油分が付着しているので、非常に発火しやすい問題がありました。

それでも、内袋やゴミ袋として、ポリ袋(ビニール袋)を使用する必要があるので、火災という安全面に課題をお持ちでした。

そんなT社様に弊社の担当者が「fp clean 袋」に興味をお持ちとのことでしたので、早速サンプルで評価していただくことになりました。

評価の結果は「発火の予防に効果あり」とのことで、採用となりました。

 

http://www.housougijutsu.net/backnumber/000559.html

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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