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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201984日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9879/ 

 

(2022年3月23日 修正1 ;追記)

20223161656分にNHK関西からは、熱中症対策を怠っていたとして当時の責任者が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

事故を受けて警察が安全管理の状況を調べたところ、近くの休憩場所には水を補給できる機械を設置するなどしていたものの、責任者は男性に対し、水分や塩分、休憩をこまめにとるよう促していなかったことがわかったということです。

このため警察は、適切な熱中症対策を怠ったとして、当時、現場の責任者だった「京阪レジャーサービス」に勤務する47歳の女性社員と44歳の男性社員の2人を、16日、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220316/2000058966.html

 

3171140分に読売新聞からは、練習時間短縮などの対策をとらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

書類送検された2人は当時、ダンスの振り付けや練習の立案などを担当。

19年7月28日、真夏で高温多湿だったにもかかわらず、アルバイト男性に約19キロの着ぐるみを着させ、午後7時30分頃から約20分間にわたってダンスの練習をさせた。

練習時間の短縮や中止など必要な対策を講じず、熱中症によって死亡させた疑い。

2人は容疑事実を認めているという。

同社は、「事故後、勤務前に体調を管理するシートを作るなど、新たな熱中症対策をしてきた。今後も事故のないように努める」とした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220316-OYT1T50303/ 

 

3162212分にYAHOOニュース(文春オンライン)からは、暑くても顔出しNGなので着ぐるみのヘッドはとれず、トイレにも行けないので水分摂取は控えざるを得ないなど、当該パークの元従業員の告白などが、下記趣旨でネット配信されていた。

・・・

当時、取材班は現地で関係者を取材。

複数の元パーク従業員が運営への不信感を告白し、いかなるときも人前で着ぐるみを脱ぐのはご法度とされている業界の悪しき慣習や、パーク現場責任者が関係者へ送った「懺悔LINE」などをスクープした。  

着ぐるみ業界全体に激震が走った、この事件。

当時の記事を再公開する。

(初出:201985日 年齢、肩書などは当時のまま)

◆◆◆

・・・

「(山口さんは)お昼ごろに出社して、グリーティング(着ぐるみで接客)の対応をしていました。
その後、バックヤードで軽装に着替え、ショーの練習をした後、19時から再び着ぐるみの準備をして、1930分からリハーサルの通し練習をしました。  
リハ中はいつもと変わった様子もなく、1950分に終わり、バックヤードに戻っていく途中の通路で体調が急変したと聞いています。
最初はフラフラとしたので、一人スタッフが駆け寄り、それでも歩けないので、もう一人が駆け寄った。
支えられながら辿りついた控え室で、救命措置を施されながら救急車を待っていたと聞いています」  

実は、山口さんは前日に体調を崩し、風邪薬を服用していたという。

一見、炎天下での不幸が重なった事故とも見えるこの事案。

だが、情報提供サイト「文春リークス」には複数の元パーク従業員から情報が寄せられ、運営への不信感を告白した。  

「いつか起きると思っていました……」  

そう話すのは、数年前に2年ほど同園でキャラクターの着ぐるみに入っていたA子さん(30代)だ。

 

【ひらパーの着ぐるみは頭をガンガン、ダンスもキレッキレ】

「ひらパーは、時間管理が他のテーマパークに比べて、とにかく杜撰なんです。
ショーが終わってからほとんど休憩もなく、急いで着替えて閉園のお見送りのグリーティングに行かされる。
他のテーマパークでは、夏場のグリーティング時間が半減され、15分になったりするのですが、ひらパーは、どんなに暑くてもきっちり30分やらされます。  
着ぐるみに入る以外の仕事も多く、ハードな上に時給が安いことが業界では有名です。
私が働いていた当時の時給は900円以下で、大阪府の最低賃金でした。
(※現在大阪府での最低賃金は936円、ひらかたパークは最低時給940円)
年に何回か昇給のチャンスはありましたが、それも10円程。
それでも、夢だったステージに立つために皆、必死に働きました」
A子さん)  

パークのショーは通常、土日のみの開催とされており、全員が出勤している土日の閉演後、園内を使ってショーのリハーサルをするのが通例となっているという。

山口さんが死亡した日も、8月から始まるショーのリハーサルが行われていた。

「当時からリハーサルは、キャスティング権限を持つB氏という男性社員が見て、次回のショーに出演できるメンバーを選定するというシステムでした。
パークの着ぐるみパフォーマンスは、表現力よりも、とにかく頭をガンガン動かしたり、ダンスもキレッキレに踊るのが良しとされる風潮がありました。  
夜間のリハーサルでは、日中働いてどんなに疲れていたとしても、みんな必死にキレッキレに動いてアピールするのが常識になっていました。
そんな雰囲気ですから、体調に異変を感じても、すぐに言い出せるような環境ではありません」
A子さん)

 

【リハーサル中でも部外者に素顔をさらすのは禁止】

現場責任者のB氏は絶対的な権力を握っていたという。

「エンターテイメント部はB氏を含めて社員は2人のみで、他のスタッフ30人は皆アルバイト。
B
氏は昔ながらの職人気質なんです。
赤字だったエンターテイメント部門をテコ入れして、ゼロから人気ショーをつくった実力者ですが、何かと根性論で推し進める。
体育会系で、しょっちゅう厳しい声が飛び、パワハラまがいのこともあった。
山口さんもB氏の期待に応えようと、体調が悪い中で必死だったんだと思います」
(同前)  

別の告発者であるC子さん(20代)は2年ほど前、1シーズンほど同部署で働いた。

「山口さんが着ていた『トランプ』はとても大きくて、女の子が2人くらいいても持てないような重さ。
1
人での着脱は無理です。
B
氏も、着る人がいないときは自身が代打で入ることもありましたが、終わった後、ゼーゼーと息が上がっていました。  
体調が悪い状態で入るのは自殺行為です。
水分を摂るよう上からよく言われていましたが、着ぐるみは一度着ると脱ぐことができず、トイレにも行けないため、たくさんは飲めないんです。
たとえ、閉演後のリハーサル中でも、部外者に素顔をさらすことは絶対に禁止とされています」
C子さん)

 

【ヘッドをとらないのは「業界の“鉄の掟”」】

同園の広報担当者に着ぐるみ着脱のルールについて聞いたが、「緊急時はハンドサインが決められており、着ぐるみの着脱は認めている」と説明する。

だが、A子さんやC子さんは、「業界の“鉄の掟”がそうはさせない」と強く否定する。

「常識で考えたら着ぐるみをはずせばいいじゃんって思うかもしれませんが、変なプロ意識もあって、外でヘッドをとるのは一回も見たことありませんし、暗黙で禁止されている。
たとえ閉演後であっても、飲食店のスタッフとかもいるし、絶対脱げない。
報道で(山口さんが倒れたのは)園内から控え室に向かうところだったと書かれてましたが、そこまでなんとか辿り着いたんだと思います。
きつければ声をだせばいいじゃんとも言われます。
たしかに、頑張れば声も出せるのですが、これも業界あるあるなんですけど、声を出すのは基本動作として駄目で、たとえバックヤードでもキャラになりきってジェスチャーをしてしまう。
人命よりも夢を守るという考え方なんです、この業界は」
A子さん)

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9ad1a4984402dfbb48346bfcdeff7b46e5b3b86 

 

(続編)

・・・

パームプラザからキャラ部屋までも、両脇を抱えられる形ではありますが、自分の足で歩いて帰ってきています。

ただ、部屋に着いてからは自分でヘッドを外す事ができず、アゴ紐と脇ゴムをハサミで切断し無理やりヘッドを外しました。

この段階で既に顔色が青白く、既に呼吸が弱かった為、すぐに救急車を手配しています。  

キャラ部屋へ行く階段の所の防犯カメラでトランプが通過したのが19:57。  

そこから部屋へ戻ってヘッドを外し、救急車を手配したのが20:02頃です。  

そこからシェルを外し全身をアイシングし、応援社員が到着して心臓マッサージと人工呼吸処置を行い、AED処置も試みましたが、AEDは作動せず。

10分で救急隊員が到着し、そこからは救急隊員に処置を引き継いでいます。

救急搬送の際は私が同行し、山口くんの親族が駆けつける中、1時間以上アドレナリンを投与したり心臓マッサージを行って蘇生処置を行いましたが、心臓マッサージを長く行った事で肺からの出血がひどく、これ以上の処置は山口くんを傷つけるだけになってしまうと医者から告げられ、蘇生処置を終える事となりました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0e4b6bd11347dea9dc7472383cc9370588d9c6 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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