2020年10月9日5時30分にYAHOOニュース(スポニチアネックス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司(41)が、群馬県で行われたフジテレビのバラエティー「でんじろうのTHE実験」のロケで、背骨を折るなど全治2~3カ月の重傷を負ったことが8日、分かった。
関係者によると、事故は8日午後2時ごろ発生。
「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮くことはできるか?」という実験を行った際、斎藤が地上1メートル30ほどの高さまで浮き上がった。
その後、右手から落下し、さらに左腰を強く打った。
県内の病院に搬送され、エックス線などの検査を受けた結果、「第11胸椎の圧迫骨折」と「右手首捻挫」と診断された。
番組の制作関係者は、「番組側は、スタッフによる事前検証では30センチも浮かなかったとタレント側に説明したようだ」とした。
斎藤は検査後、帰京。
腰の痛みはあるものの、通常会話ができることから、9日以降も仕事を予定通り行うことを希望しているという。
「担当の医師からは、痛みは1カ月ほど続くが、日常生活に支障はないと説明を受けたと聞いています」(同関係者)という。
所属の吉本興業は事実関係について「その通りです」とした上で、「予定通り仕事を続けるか、治療に専念するかは検討しているところです」と話した。
フジテレビは本紙の取材に「現在、事実関係を確認中です」と回答した。
▽第11胸椎骨折
背骨は上から頸椎(けいつい)7個、胸椎12個、腰椎5個の計24個の骨が連なっている。
圧迫骨折する場所で多いのは第11胸椎から第2腰椎まで。
一般的治療はコルセットなどを装着して安静にする。
【最近のテレビ番組撮影中の事故】
▽17年9月 俳優の滝川英治がBSスカパー!ドラマの撮影中、自転車に乗ったシーンで転倒。脊髄損傷。
▽19年5月 お笑いコンビ「ANZEN漫才」みやぞんが日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の火の輪くぐりで左足首をひねる事故。左足首の距骨(きょこつ)が約7ミリ欠ける。
▽同9月 お笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちがTBS「笑いが無理なら体張れ」で腕をひねり右肩甲骨関節窩(か)骨折。
▽同11月6日 俳優の佐野史郎が日本テレビ「ガキの使いやあらへんで!!年末スペシャル」でペットボトルが破裂する力で空中に浮く企画で第3腰椎骨折。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fefa9e5012b752af91fbb905352b5d945daeff7c
10月10日8時6分にYAHOOニュース(スポーツ報知)からは、保護具は着用していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関係者によるとヘルメット、肘当て、膝当てを装備し、下にはマットも敷いていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1caa547f0115eb01d1ee6c0eef127fc2f95eac9
10月9日13時42分に朝日新聞からは、でんじろう先生が監修した実験ではなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
フジテレビは9日夕、番組ホームページ上で「制作スタッフがシミュレーションを重ねるなど、さまざまな安全対策を講じてはおりましたが、結果として安全対策が行き届いておらず、斎藤さんが負傷された事態を重く受け止めております」、「今回の実験はでんじろう先生の監修のもとに行ったものではございませんでした」とのコメントを出した。
https://www.asahi.com/articles/ASNB94GDFNB9UCVL015.html
10月9日21時1分にYAHOOニュース(週間女性PRIME)からは、フジテレビの番組では過去にもエアバッグ破裂ネタで若手時代の松本人志氏が顔面に火傷を負っているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司が、番組収録中の事故で大ケガを負ったことがわかった。
「10月8日に群馬県内で行われたフジテレビ系の『でんじろうのTHE実験』のロケで、“エアバッグをお尻の下に敷いて爆発させた風圧で身体を浮かせる”という企画でした。
スタッフによる検証実験では30㎝ほどだったのが、斎藤が臨んだ際には1m以上も浮かび上がり、そのまま落下して身体を強打したのです」(スポーツ紙記者)
すぐに病院に搬送された斎藤は、右手首の捻挫と背骨の圧迫骨折で全治3か月と診断された。
現在はコルセットを装着してスケジュール通りの仕事をこなしているという。
彼の妻のブログによると、斎藤は怒るでもなく、逆に《スタッフさんに申し訳ない》と番組と関係者を気遣っているという。
一方のフジテレビはというと事実を確認し、「誠意をもって対応してまいりたい」と謝罪したのだった。
「フジテレビの番組における事故と言えば、1998年の『めざましテレビ』で避難器具の体験レポートをしていた菊間千乃アナが、5階から転落した事故が思い出されます。
命こそ助かったものの、腰椎などを骨折する、完治まで1年を要する重傷を負いました。
また1993年の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』では、ゲスト出演していた香港の人気ロックバンドメンバーが撮影セットから転落して頭部を強打。病院に緊急搬送されるも後日、帰らぬ人に。
番組は打ち切りとなったのです」(前出・スポーツ紙記者)
さらに遡ること1991年、ダウンタウン・松本人志も同局の事故に巻き込まれて大ケガを負った過去がある。
今年8月23日放送の『ワイドナショー』でも、番組収録のトラブルをテーマにトーク展開があると、話を切り出した。
《オレ、この局でやらされた、あれやわ~。あれは一番きつかったよ。
“なんだろうくん”のメークをさせられて、いろんな謎にチャレンジするの。
事故った瞬間に出てくるエアバッグ(が開くのを、顔を間近に出して)を待てと》
【顔面血だらけになった松本】
「『ごっつええ感じ』放送スタート後すぐに起きた、いわゆる“エアバッグ事件”ですね。
視聴者からの素朴な質問にダウンタウンの2人が身体を張って答えを導き出す企画で、この時まだ珍しかった“エアバッグがどのくらいの衝撃で作動するのか”を実証するものでした。
最初はハンマーなどで車体を叩くも全く反応せず、最後に巨大丸太をぶつけると見事にエアバッグが作動。
ところが、次の瞬間には浜田(雅功)さん1人の絵に切り替わり、そのまま松本さん抜きでコーナーを締めてしまったのです」(放送作家)
それもそのはず、エアバッグ作動時の摩擦熱と衝撃をモロに受けた松本の顔は、火傷を負って腫れ上がり血だらけに。
そんな顔面を公共の電波に晒すわけにはいかず、何事もなかったかのように番組を終わらせたのだった。
「事故後には、周囲には見られないように顔を隠して病院へ向かい、結果は軽度の火傷だったそうですが、しばらくは顔もろくに洗えない日々。
松本さんは事故が起きた時、“もう、テレビに出られない顔になってるんじゃ”と、本気で心配したそうです。
今でこそ、ネタとして笑い飛ばしているエアバッグ事件ですが、まだ若手だった当時は“スタッフは完全に信用したらアカン”と心に刻んだのだとか。
それでも、お蔵入りも検討されたV(VTR)ですが、松本さんは“できるところまで放送してや”と、流石の芸人魂でしたね」(前出・放送作家)
フジテレビは、スタッフを気遣った斎藤の心意気に応えた番組作りをしてほしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8b3c4d225b69f9b1f380a27833978a74ecc1cdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。