2017年8月16日19時38分にMBC南日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月15日付でKTS鹿児島テレビから、8月16日18時5分にNHK鹿児島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島市の清掃工場で15日、ごみ収集車がおよそ6m下に転落する事故があった。
転落した車両は16日、6時間半かけて引き上げられた。
この事故は15日正午ごろ、鹿児島市犬迫町の北部清掃工場で、燃やせるごみをためる「ピット」と呼ばれる場所に、民間業者の最大積載量2.6トンのごみ収集車が転落したもの。
運転していた58歳の男性は頭や背中を打ち、軽いけがをした。
収集車は車止めを乗り越え、後ろ向きに6m下に落ちていて、16日朝からクレーンを使って引き上げ作業が行われた。
鹿児島市によると、転落した車は、定められた積載量を900kg超えてごみを積んでいたとみられ、荷台を傾けてごみを落とす際、バランスを崩した可能性があるという。
このピットは深さが14mあるが、15日は燃えるごみの収集日で、実際にはおよそ6m下に転落したという。
工場長は、「ごみの積載量が多かったことに加え、車を搬入口に移動する際の安全確認が不十分で転落したのではないか」と話している。
車体の引き上げには、想定のおよそ2倍の6時間半かかった。
事故の影響で、北部清掃工場では燃やせるごみの搬入を一部、制限していたが、17日からは通常通り受け入れるという。
鹿児島市によると、同様の事故は平成20年にも南部清掃工場で起きているということで、市は引き続き、注意を呼びかけることにしている。
出典
『ごみ収集車を6時間半がかりで引き上げ』
http://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2017081600024820
『清掃工場でごみ収集車転落』
http://news.ktstv.net/e71025.html
『清掃工場で収集車がピットに転落』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5053070852.html
(ブログ者コメント)
同様な事故は過去にも起きている。
以下は青森県の事例。
2013年1月12日掲載
2013年1月5日 弘前市のごみ処理施設でごみ収集車がごみ投入中にバランスを崩してピット内に転落
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2597/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。