2021年11月15日0時7分にYAHOOニュース(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日、愛知県新城市で、草刈り機の回転する刃が男性(69)の太ももに接触する事故があり、男性は外傷性ショックで死亡しました。
警察によりますと、14日午前9時45分ごろ、新城市巣山で、男性(71)が草刈り機を使って、草を刈っていたところ、直径23センチほどの高速で回転する刃が、隣にいた谷川さん(69)の太ももなどに接触しました。
谷川さんはドクターヘリで病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
死因は、右大腿動脈の切断による外傷性ショックということです。
当時、道路の路側帯などの草を刈りとるために、近所の住民、約30人が参加して、草刈り機を使った作業を3人一組で行っていて、谷川さんは刈りとった草を集めていたということです。
警察は、過失致死の疑いで、草刈り機を使っていた男性(71)から話をきくなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/638bfbe909f9fe9498acf4d5c533401a0e1ba9e4
11月14日19時1分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、隣で刈っていた男性が草刈り機を横に振ってしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時前、愛知県新城市巣山(すやま)で、71歳の男性が動かしていた「草刈り機」の刃が、隣にいた69歳男性の左大腿部にあたりました。
男性は大量に出血し、ドクターヘリで病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
当時、道路の路側帯などの草を刈り取るために、近所の住民3人が一組になって、草刈り機を使った作業を行っていました。
死亡した69歳男性が刈り取った後の草を集めていましたが、隣にいた71歳の男性が持っていた草刈り機を横に振ってしまい、刃が大腿部に当たったとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15d4cd7c3406f3eba99ece20f48f10b6ab8c6254
2021年10月16日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・亀戸労働基準監督署は、プレス機械に安全装置を取り付けるなどの必要な措置を講じていなかったとして、K製作所と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。
平成31年2月、金属板の絞り加工作業を行っていた同社労働者が左手を挟まれ、親指以外の4指を切断する労働災害が発生していた。
金属板の絞り加工のように材料の形状が複雑で、動力プレスに安全囲いを設けることが難しい場合については、安全装置を設けるなどの措置を講じることが労働安全衛生規則で義務付けられている。
同製作所では、足踏み操作式のプレスを両手押しボタン操作式に切り替えていたが、同労基署は、この対応を「不十分だった」としている。
「足踏み操作式ポジティブクラッチプレスを両手押しボタン操作式のものに切り替えるためのガイドライン」(平成6年7月15日基発459号の2)に沿って、構造規格に適合し、型式検定に合格した手引き式安全装置等を設置して使用する必要があったという。
https://www.rodo.co.jp/column/114279/
(ブログ者コメント)
〇K製作所は江東区にある自転車部品製造会社。
〇上記ガイドラインの該当記述は下記。
(中災防 安全衛生情報センター)
2 切換えのための起動装置の変更の方法等
(2) 起動装置の変更に当たっての留意事項
ロ 一般に両手押しボタン操作式ポジティブクラッチプレスは、安全距離の確保が困難であり、労働安全衛生規則(以下「安衛則」という。)第131条第2項の規定に基づく措置を講じているとはいえないことから、別途、構造規格に適合し、型式検定に合格した手引き式安全措置等を設置して、使用しなければならないこと。
ただし、構造規格に適合し、型式検定に合格した両手起動式安全措置を、安衛則第131条第2項の規定に適合するように設置し、使用することができる場合はこの限りでないこと。
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-35/hor1-35-8-1-0.htm
〇「両手押しボタン操作式」とは、両手でボタンを押している間だけプレス機が作動するようにするシステムのこと。
具体的には下記。
(しのはらプレスサービス㈱ HP)
従来のプレス作業では、作業者は2つの起動ボタンを両手でそれぞれ押す必要があります(写真)。
両手押しボタン操作により、スライドは下降を開始しますが、スライド下降中は起動ボタンを押し続けなければなりません。
これは、スライドが下降中は、作業者の両手を押しボタンに拘束させることで、はさまれ事故を防止するためです。
http://www.shinohara-press.co.jp/service/shut.pdf
〇「両手押しボタン操作式」で事故が起きるパターンについては、以下に一例?が紹介されていた。
(小森安全機研究所 HP)
・・・・・
プレス安全作業の盲点
1.両手操作式安全装置の盲点
・・・
両手操作式の安全装置は通常、図2のような構成になっていて、押ボタンの間隔は300 mm 以上である。
なぜ300 mm なのか。
これは片手の親指と小指で押せない距離である。
それ以上に国際安全規格では厳しく、肘と手が使えない距離550mm以上となっている。
・・・
両手操作式安全装置のー工程一停止、再起動防止は、次に記述した作業を行うことで、その安全を確認できる。
・第1に、片手では絶対動かない。
・第2に、下死点手前までは、押ボタンを離したら必ず
止まる。(安全一工程)
・第3に、両手を押したままでも必ず上死点で止まる。
(一工程一停止)
・第4に、第3の状態で片手を離し、再度押しても
動かないこと。(再起動防止)
これらの一連の動作の中で、第2の下死点手前の位置が問題となる。
上昇無効回路が安全一工程とともに組み込まれており、通常、図3のように角度指示計で170°付近で手を離しても、そのまま上死点で止まるようになっている。
ただ、ここで注意しなければならないことがある。
手を離す位置である。
上昇工程への切替位置は金型の上型と下型の隙間を8mm以下とすべきである。
この位置が8mm以上の位置、角度指示計の150°とか120°だったりすると、金型の上型、下型の間が、ストローク長さにもよるが、大きな空問ができ、押ボタンを離し、製品の位置直しなどを行おうとして手を入れ、被災してしまうことが十分考えられる。
したがって、これらのことも日常点検に組み入れて、毎日確認する必要がある。
・・・・・
https://www.komorisafety.co.jp/cn17/cn5/pg258.html
2021年10月13日12時8分にYAHOOニュース(テレビ新広島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後1時45分頃、広島市東区福田町にある森林公園の林業体験広場で、公園管理ボランティアの70代男性が木材を電動のこぎりで切断していたところ、誤って自分の右脚の太ももを切りました。
森林公園の職員が消防に通報し、男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
市によりますと、この森林公園は市が民間企業に指定管理を委託していて、亡くなった男性は、管理を委託されている企業の運営を手伝う森林ボランティア団体のメンバーだったということです。
男性は当時、他のメンバー4人と作業をしていたということで、広島市などが事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c37d77913480459d04fb89c7edbba100e87dadbd
10月13日12時5分にYAHOOニュース(広島ホームテレビ)からは、木の保全や体験学習を担うボランティアだったなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時前、森林公園の林業体験広場で、70代の男性が木材を切っていたところ、誤って電動のこぎりが右足の太ももにあたり、ケガをしました。
男性は広島市内の病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡しました。
市によりますと、男性は木の保全や体験学習を担うボランティアで、事故当時、この広場に客はおらず男性は5人程度で作業していたということです。
市が事故の詳しい原因について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/685b3041fea8ee08b0146448a812d3b1f4524572
10月13日12時3分にYAHOOニュース(広島テレビ)からは、木工体験などに使う材料を切っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後1時45分頃、70代の男性が木材を切っていたところ、電動のこぎりが右の太ももに当たった。
男性は市内の病院に運ばれたが、その後、死亡した。
男性は公園の管理運営会社を支援するボランティア団体のメンバーで、事故当時は「林業体験広場」で木工体験などに使う材料を切っていた。
公園を所管する広島市は、「事故の詳細を調査し、再発防止に努める」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a79fe7835aba5f12255e5be2a22951f33343e633
2021年9月22日18時16分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後2時半ごろ、四万十市の空き地で夫と2人で草刈りをしていた四万十市の尾崎さん(72)の左足に、夫が使っていた草刈り機があたる事故がありました。
尾崎さんは病院に運ばれましたが、この事故で膝の裏を切るなどの大けがをしていて、およそ3時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、現場は膝の高さほどに草が生い茂っていたということで、警察は夫から話を聞くなどして状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20210922/8010012681.html
2021年8月9日19時25分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前7時35分ごろ、兵庫県稲美町六分一のクリーニング工場の倉庫で、工場長の男性(57)=同町=が倒れているのを従業員の男性が見つけ119番した。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
同県警加古川署によると、倉庫には消毒薬の入った金属製ボンベ(高さ約140センチ、直径約20センチ、重さ約30キロ)を約30本保管。
男性はボンベの近くで倒れており、首にロープが絡まっていたという。
倉庫の入り口に壁はなく、台風9号による強風でボンベが倒れないように、ロープで固定しようと1人で作業中、事故が起きた可能性があるとみている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15a1ff33f4a2becb47868f279fe2e2d48703e8bc
2021年5月27日20時23分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時過ぎ、庄内町狩川の風力発電所の工事現場で、「作業中の男性が首にけがをした」と消防に通報がありました。
警察によりますと、けがをしたのは、鶴岡市の会社員、寒河江さん(男性、59歳)で、ドクターヘリで酒田市の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
現場は「庄内町風車村」から4キロほど離れた風力発電所の工事現場で、光ケーブルの設置工事が行われていました。
警察によりますと、寒河江さんは、当時、固定された滑車にロープを引っかけて、機械で光ケーブルを引っ張る作業をしていたということです。
警察は、何らかの理由で滑車を固定していたロープが切れ、寒河江さんの首あたりに滑車が当たったとみて、詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20210527/6020010408.html
2021年4月20日10時6分にYAHOOニュース(とちぎテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県は18日、豚熱による殺処分の作業中だった県職員の足に薬剤が入った注射針が刺さり、救急搬送される事故があったと発表しました。
県によりますと、18日午後8時50分ごろ、県の男性職員が薬剤注射による殺処分の作業を行っていたところ、豚が暴れ、獣医師の持っていた注射針が防護服を貫通して職員の左足に刺さりました。
県では容体を明らかにしていませんが、注射針は刺した後のもので、現在のところ命に別条はないとしています。
使用していた薬剤は、動物用の薬剤としては一般的な逆性石鹸で、殺処分をする際の消毒のために使用していました。
県は作業の安全性を考慮し、薬剤による殺処分を現在、中止していますが、作業スケジュールに変更はないということです。
県では、別の業務を行う職員が防疫作業に入る際には、デモンストレーションを踏まえた技術の習得をしてから作業に加わることにしていて、改めてマニュアルを確認するとともに、再発防止を徹底していく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0b08cf73be5d6f2b1fa696f3139926b6515942
4月20日8時27分にYAHOOニュース(下野新聞)からは、注射を終えた後、豚が暴れ出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
獣医師が注射を終えた後、豚が暴れ出し、豚を押さえていた男性県職員の左太ももに針が刺さった。
傷の長さや深さは不明。
職員の年齢や所属など詳細を県は明らかにしていない。
事故を受け、県は薬剤による殺処分をやめ、併用していた電気ショックやガスでの作業を続けている。
殺処分の完了時期は、既に発表している5月9日から変更しない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/23162c41168e4df84e4378ccd9d4720569b1f16a
4月20日5時7分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、17日に豚熱で死んだ豚が確認されたため24時間体制で4万頭の豚を処分中だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県那須塩原市の2つの養豚場では、17日、死んだ豚からCSF=豚熱が確認されました。
県は飼育されている豚などおよそ3万7000頭の殺処分を24時間体制で進めています
https://news.yahoo.co.jp/articles/03bb0c2b8cbb7a159fab553759e103dd4cb5d9e2
(ブログ者コメント)
報道から考えると、豚を押さえていたのは他部署から応援のために駆り出された職員で、17日に豚熱死亡が確認された翌日、さほど教育訓練を受けないまま作業に従事していた・・・ということかもしれない。
(2022年6月21日 修正1 ;追記)
2022年6月20日17時37分にNHK栃木からは、県の職員はリハビリなどのため長期入院を余儀なくされていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年4月、栃木県那須塩原市の養豚場では、ブタの伝染病CSF=豚熱への感染が確認されたことを受け、およそ3万7000頭の殺処分が行われましたが、作業中に獣医師が持っていた殺処分用の薬剤が入った注射の針が、県の男性職員の足に刺さる事故が起きました。
県などによりますと、男性職員は命に別状はありませんでしたが、リハビリなどのため長期の入院を余儀なくされ、警察は事故の原因を捜査していました。
当時、獣医師と男性職員はマニュアルに従って、子ブタを取り押さえながら薬剤を注射していましたが、捜査関係者によりますと、その後の警察の捜査で、子ブタが突然暴れた際に獣医師が手元の操作を誤り、男性職員の太ももに注射を刺したとみられることがわかったということです。
警察は、薬剤を注射する際の注意が不十分だった疑いがあるとして、獣医師を業務上過失傷害の疑いで20日、書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20220620/1090012572.html
6月20日18時42分に毎日新聞からは、獣医師は県外から応援に来ていた、事故を受け県は子豚を電気で気絶させた後に注射する方法に改めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県那須塩原市の養豚場で2021年4月、豚熱(CSF)に感染した豚の殺処分に当たっていた男性県職員の足に処分に使う消毒薬の入った注射針が刺さった事故で、県警が20日、注射針を刺した獣医師を業務上過失傷害容疑で書類送検したことが、捜査関係者への取材で判明した。
書類送検容疑は21年4月18日、注射するために職員が押さえていた子豚が暴れ、獣医師が誤って職員の左太もも内側に注射針を刺したとしている。
県によると、職員は救急搬送された後、少なくとも1カ月以上入院し、現在も治療中という。
人手不足のため、獣医師は県外から応援に来ていた。
同月、那須塩原市では2カ所の養豚場で豚熱が発生し、県内の獣医師延べ670人に加え、県外の獣医師も延べ630人が殺処分などに従事した。
県は、この事故を受け、国が定めた防疫作業マニュアルを見直し、子豚を電気で気絶させた後、注射を打つ方法に切り替えた。
https://mainichi.jp/articles/20220620/k00/00m/040/175000c
2021年3月16日17時34分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県庁内で、県職員が押す台車にぶつかってけがをしたとして、女性が県を訴えていた民事裁判で、佐賀地裁は、県職員の過失を認めて、治療費などとして200万円余りを支払うよう命じる判決を言い渡しました。
佐賀市の女性は平成24年3月、職員採用に応募するため県庁を訪れてエレベーター前に立っていたところ、台車を押して降りてきた県職員がぶつかり右足にけがをしたとして、治療費や慰謝料など620万円余りの損害賠償を求めていました。
16日の判決で、佐賀地方裁判所の蕪城雄一郎裁判官は「事故によって、右足に相当な衝撃が加わったことが考えられる」などとして、県職員の過失を認めたうえで、県に治療費や慰謝料など200万円余りの支払いを命じました。
これについて、県は「判決文をまだ見ていないため、コメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20210316/5080008363.html
3月16日23時23分に佐賀新聞からは、MRT検査結果から衝突と負傷に因果関係ありと認定されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決によると、12年3月30日、県職員が前方不注意で台車を押し、女性と衝突。
女性は右脚を負傷した。
衝突と負傷の因果関係の有無が争点で、蕪城雄一郎裁判官は磁気共鳴画像装置(MRI)検査の結果から「事故後、筋肉全体が広範囲で痛んでおり、右脚に相当な衝撃が加わったと考えられる」と認定した。
女性は通院した14年4月までの治療関係費などを請求し、蕪城裁判官は症状が落ち着いた12年12月までの支払いを認定した。
残業ができなくなったとして求めた休業損害の支払いは、「残業の必要性などの事情を認めるに足りる証拠はない」などとして退けた。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/646110
2020年12月20日16時12分にNHK秋田から。下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前5時半ごろ、大仙市大曲の市道で、大型の除雪車の前方に取り付けられた雪を押しのけるための板が、近くにいた歩行者の男性にぶつかりました。
近所の人から通報を受け、警察や消防が駆けつけましたが、男性は頭を強く打っていて、脳挫傷のため、まもなく死亡が確認されました。
現場は片側1車線の市道で、当時、30センチほどの雪が積もっていたということです。
また、除雪車の板は、縦1.4メートル、幅3.4メートルほどで、事故当時、除雪車の運転手は、道路の除雪をするため、いったん板を上にあげてバックしたあと、板を下げる操作をしたということです。
警察は、死亡したのは近くに住む高齢の男性とみて、身元の確認を進めるとともに、事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20201220/6010009033.html
12月20日17時38分に読売新聞からは、当時は雪が降っていて視界が悪かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前5時25分頃、秋田県大仙市大曲の市道で、歩いていた男性に、除雪作業をしていた重機のホイールローダーが衝突。
男性は頭を強く打って死亡した。
大仙署の発表によると、重機の運転手が雪を押し出すブレードを操作中、男性に気づかず衝突させたとみられる。
同署は、亡くなったのは近所の男性とみて身元の確認を進めるとともに、事故原因を調べている。
事故当時、雪が降っていて視界が悪かったという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201220-OYT1T50168/
(ブログ者コメント)
どれくらい街灯があるか不明だが、朝の5時25分といえば、雪が降っていなくても真っ暗で視界は悪い。
一方、視界が悪かったこと以外、バックした後にブレードを下げたということで、後ろを向いたままの操作だった可能性も考えられる。
2020年12月18日11時48分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後8時すぎ、周南市三笹町にある「Tマテリアル」の工場で「中にある炉が爆発した」と会社の従業員から消防に通報がありました。
工場で火災などは確認されなかったということですが、警察によりますと、炉に取り付けられた、高さおよそ1メートル20センチの金属製の扉が突然開き、近くで作業をしていた作業員にぶつかったということです。
この事故で、会社の従業員で44歳、52歳の男性2人がろっ骨を折ったり頭に傷を負ったりする大ケガをしたほか、43歳の男性が頭を切るケガをしました。
警察によりますと事故当時、現場では半導体の基板となるセラミックスを製造するための炉の点検作業中で、試運転が行われていたということです。
警察は、何らかの原因で炉の中の圧力が高まり、扉が不意に開いたとみて、18日朝から現場検証を行うなどして事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201218/4060008007.html
12月18日10時52分にNHK山口からは、会社の業務内容について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「TDパワーマテリアル」のホームページによりますと、会社では電子部品などに使われる基板を製造しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201218/4060008000.html
2020年11月19日19時27分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後、愛知県武豊町の火力発電所の建設現場で、40代くらいの男性作業員が上昇したゴンドラに安全ベルトのフックをかけていたため宙づりとなり、死亡しました。
19日午後0時15分ごろ、武豊町竜宮の「JERA武豊火力発電所」の建設現場で、作業員の男性がゴンドラに安全ベルトのフックをかけて配線作業をしていたところ、上昇し、宙づりとなりました。
ゴンドラはおよそ19メートルの高さまで上昇し、男性は救急隊に救助されましたが、意識不明の状態で搬送され、およそ1時間後に病院で死亡が確認されました。
男性が安全ベルトのフックを誤ってゴンドラにかけた可能性もあるとみて、警察がいきさつを詳しく調べています。
11月16日には、今回の現場と同じ敷地内にある変電施設でも、72歳の男性作業員が意識不明となる作業事故が起きていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e287be95497797a843f764b97c182359e198f4
11月20日6時49分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、ゴンドラに引っ張られて宙づりになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
40代くらいの男性作業員がゴンドラに引っ張られ、19メートルの高さで宙づり状態になりました。
何らかの原因でゴンドラが上昇したということです。
11月16日には、隣にある武豊火力変電所でも作業員が鉄柱と重機の間に挟まれる事故がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59d999e8f8ad136d6ef225c4ce5b8a01d12c974c
11月19日19時0分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、全身をハーネスで圧迫されて死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
40歳代ぐらいの男性作業員が、転落防止用安全ベルト「ハーネス」のフックを作業用ゴンドラに掛けた状態で配線作業中、ゴンドラが上昇したため、逆さまの状態で宙づりになりました。
男性は全身をハーネスで圧迫され、搬送先の病院で死亡しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff70bd0dd44e09ee72eab9eb915912431ad4a7bb
11月19日19時7分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、1階の足場上で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転記省略)
男性は、1階の足場で命綱をゴンドラに掛け配線作業をしていたところ、突然、ゴンドラが上昇し、およそ20メートルの高さで宙づりになったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79956f6626b8e2e4a6060c3b70a4c2fb8efe3c1e
2020年11月9日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田・大舘労働基準監督署は、令和2年9月に発生した労働者が指を4本切断する労働災害に関連して、木材木製品製造業の㈱K製材所(秋田県大館市)と同社取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で秋田地検大舘支部に書類送検した。
丸のこの運転に関する危険防止措置を講じなかった疑い。
労災は、同社工場内で発生した。
同社労働者が「結束機」と呼ばれる、木材を決められた長さに切断してテープで束ねる機械を使って結束作業を行っていた際、テープが木材にうまくかからない不具合が発生。
その調整を行っている際、労働者の手が丸のこの歯に当たっている。
同法では、機械の調整作業を行う場合に労働者に危険が及ぶ恐れのある時は、機械の運転を停止しなければならないと規定している。
https://www.rodo.co.jp/column/97598/
(ブログ者コメント)
丸のこは結束機の一部なのだろうか?
それとも、運転中の丸のこ盤のそばで結束機を調整していたのだろうか?
調べてみると、この事例とは無関係だが、M社のHPに結束機の写真が掲載されていた。
その写真から推定すると、後者のような気がする。
http://maru3-m.com/facilities/
2020年11月5日18時56分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同僚の尻にエアコンプレッサーで空気を注入し、重傷を負わせたとして、静岡県警袋井署は5日、傷害の疑いで同県磐田市天龍、会社員、青島容疑者(男性、29歳)を逮捕した。
「ふざけてやった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は3日午前10時ごろ、袋井市の工場で、同僚の男性(20)の着衣の上から尻にエアコンプレッサーで空気を送り、直腸を損傷するけがを負わせたとしている。
男性が運ばれた病院から袋井署に通報があり、発覚した。
https://www.sankei.com/affairs/news/201105/afr2011050015-n1.html
2020年8月27日19時40分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後1時5分ごろ、兵庫県丹波市青垣町小倉の店舗敷地内で、京都府福知山市の土木作業員の男性(45)が首から血を流してしゃがみ込んでいるのを、別の男性作業員(44)が見つけ、119番した。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
県警丹波署によると、男性は改装作業のために、エンジンカッターを使ってコンクリート管を切断していたという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202008/0013640607.shtml
2020年8月17日20時51分にYAHOOニュース(中国新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後6時半ごろ、広島県尾道市百島南西沖の備後灘で、福山市の40代女性が水上バイクの後部座席から海に転落した。
尾道海上保安部によると、女性は直腸裂傷のけがを負い、病院に救急搬送されて手当てを受けている。
水上バイクは女性の友人の同市の30代男性が操縦。
女性が乗船中に波などでバランスを崩し、バイクの後部ステップに尻もちをついた後に海に落ちたという。
命に別条はないとみられる。
今回の事故は、船体を推進させるジェット水流が被害女性の身体に当たり、けがにつながった。
バイクは想像以上に速度が出て、思いがけない死亡事故も起きていることから、尾道海上保安部は、あらためて注意を呼び掛けている。
水上バイク事故は、尾道海上保安部と福山海上保安署が担当する県東部のエリアでは、今年初めて。
女性は後部座席に乗り、手すりにつかまっていたが、波しぶきに手を取られて海に落ちたという。
水流は消防放水の約80倍もの威力があり、スパッツをはいていた女性も身体を守りきれなかった。
県東部での事故は昨年も2件で、幸いにも、けが人は出ていない。
だが2013年に大崎上島町沖で、14年に笠岡市沖で死亡事故が発生。
17年には江田島市沖でカキいかだに衝突し、操船者が亡くなった。
速度の出し過ぎによる衝突、急な旋回による転落など、危険は身近にある。
今回は、水上バイクは直進中。
無謀な運転はしていなかったとみられるが、尾道海上保安部の麓交通課長は、「無理な加速や旋回をしないことはもちろん、同乗者の体勢や服装にも注意して」と話す。
ジェット水流が内臓を損傷させ、最悪の場合死に至らせる恐れもあるとし、ウエットスーツの着用などが望ましいという。
狭い尾道水道をバイクが並走することもあり、船舶や岩礁などへの見張りの徹底も呼び掛けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e5e628824ebe8877a4d38ab03fd41ceaee9e07
2020年7月3日に労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野・上田労働基準監督署は、フォークリフトを用途外使用させたとして、建築設備工事業の㈲K重機(長野県上田市)と同社取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長野地検上田支部に書類送検した。
令和元年11月、上田市内の工事現場において死亡労働災害が発生している。
同社は、労働者にフォークリフトを使用して給湯タンクの移設作業を行わせる際に、倒れた給湯タンクを牽引する目的で使用させた疑い。
その結果、給湯タンクが労働者に激突している。
https://www.rodo.co.jp/column/92432/
2020年7月4日10時44分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後5時40分ごろ、秋田県大仙市戸地谷字勧農地の会社敷地内で、同市の会社員男性(58)が農薬散布用ドローンを操縦中、バランスを崩したドローンのプロペラが左手に当たり、小指を切断するけがを負った。
大仙署によると、男性は兼業農家で、自身が管理する田んぼに農薬散布するための試運転をしていた。
ドローンは離陸直後にバランスを崩し、2メートルほど離れた資材小屋のシャッターに接触。
跳ね返って男性に衝突した。
男性の叫び声を聞いた近所の女性が119番した。
ドローンは幅約110センチ、高さ約60センチ。
プロペラは長さ約30センチのプラスチック製で、保護する部材はなかった。
https://www.sakigake.jp/news/article/20200704AK0022/
(ブログ者コメント)
ドローンのプロペラによる指切断は、つい先日、警視庁での点検中事例を紹介したばかりだ。
当該記事にはヘルメットや保護メガネ、耐切創手袋の着用といった安衛研提示の対策も併記されていたが、今回の事例では、どこまで対策していたのだろうか?
2020年6月27日10時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁の機動隊員がドローン(小型無人機)の定期点検中、機体のプロペラ部分で手の指を切断する大けがを負っていたことが27日、分かった。
一緒にいた別の隊員もドローンと接触し、計3人が負傷した。
操作を誤ったとみられ、同庁は詳しい状況を調べている。
警視庁関係者らによると、負傷した隊員は機動隊のうち災害時などに出動する特殊車両を保有する「特科車両隊」所属。
点検は26日午後、東京都新宿区の同隊敷地内で行われ、3人はドローンを操縦して動きなどを確認中、回転するプロペラに接触した。
全国の警察では、災害時の状況調査や被災者捜索、重要な行事を狙う不審ドローン対策にドローンを活用、警視庁は特に先進的な取り組みで導入を図ってきた。
同庁は、「当時の監督状況などを含め、状況を確認している」としている。
https://www.sankei.com/affairs/news/200627/afr2006270006-n1.html
(ブログ者コメント)
以前から危険ではないかと感じていたドローンのプロペラ。
今回の事例を機に調べたところ、以下の報文(切断された手指モデルなどの写真付き)が見つかった。
『無人航空機の回転翼による切創事故を防ぐために』
(労働安全衛生総合研究所 安衛研ニュース№132 2019年11月1日)
・・・・・
2.ドローンの回転翼の切創リスク
図1は、ドローンの回転翼に指が接触した場合の切創状態を実験的に確認したものです。
実験に使われた手指モデルは、手の形状、人骨の硬さ、腱の構成などを再現しており、一部ではありますが、血管も模擬されています。
図1からも分かるように、回転翼に一回接触しただけで血管は切られて出血しており、さらに、骨にも損傷が認められました。
ドローンの回転翼は高速で回転するため、接触すれば手指を切断する危険性があります。
このような切創リスクが正しく認知されていないのが現状です。
このような傷害を防ぐために、私達は耐切創性を有する手袋に注目しています。
産業用の手袋の中には、耐切創性に特化した手袋があります。
私達は、このような手袋がドローン操作に援用できないか検討しています。
図2は、市販されている耐切創性の高い手袋を手指の簡易モデルに装着させ、ドローンの回転翼に接触させた実験結果の写真です。
図2(a)はドローンの回転翼が接触した耐切創手袋の状態です。
明らかに切れていることが確認されます。
図2(b)は、手指の簡易モデルですが、耐切創手袋が切れた位置と同じ箇所で黒いスジが見られます。
市販されている耐切創手袋では、ドローンの回転翼との接触による傷害を防げないことを確認したことから、私達はより高い耐切創性を有するドローン操作用の手袋の開発について検討しています。
3.ドローンによる撮影作業の実態調査
私達は、手袋の開発と並行して、ドローンによる撮影作業の実態を調査するとともに、耐切創手袋を装着した際の操作性について検証を進めています。
図3は私達が最近現場調査した空撮作業時の一場面です。
操作者は、ヘルメット、保護メガネ、手袋を着用し、さらに、操作者であることが判別できるように反射材のついたビブスも着用しています。
安全確保のために、このような保護具を常用することが大切です。
ドローンが墜落するトラブルは多数起きており、その中には作業者、あるいは観客らが墜落したドローンと接触して負傷した事例があります1)。
ドローンの操作者だけでなく、周囲の関係者にも保護具の着用が求められます。
ヘルメットと保護メガネは落下してくるドローンから、あるいは、地面に衝突して飛散する破片から頭や顔を保護するために重要です。
また、不意に近づいてくるドローンから身を守ろうと、とっさに手を伸ばしてしまうようなことも起こりますので、手指を回転翼から保護するために手袋の着用も必要です。
現場調査の際には、操作者に図2で示した耐切創手袋を使用してもらい、その使用感についてヒアリングしました。
その結果、操作端末によるタッチパネル操作があるため作業性が悪くなるが、操作性自体に作業性の低下はあまり感じないない、とのことでした。
ドローン操作に適した手袋の開発および普及においては、タッチパネルに対応した機能を有していることが重要であると考えます。
今後もドローン操作者のヒアリングを行っていくとともに、ドローンの操作者や関係者の切創事故の低下に貢献できるよう、ドローン操作に適した手袋の開発を行っていきます。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2019/132-column-1.html
2020年6月4日7時4分にYAHOOニュース(日本農業新聞)から下記趣旨の記事が、原因別円グラフ付きでネット配信されていた。
消費者庁は3日、刈り払い機による事故が多発しているとして注意喚起した。
7、8月に事故が増えるため、正しい使い方の確認や体を保護する服装、眼を守るゴーグルの装着、JAや農機販売店の講習会への参加を呼び掛けている。
同庁には今年3月までの5年間に、刈り払い機による事故情報が88件あった。
農作業事故は除いており、家庭内や自治会での除草で発生している。
17年にも注意喚起したが、減っていない。
事故原因は、「刈り刃への接触・巻き込まれ」、「飛散物」の二つで8割を占める。
年代が上がるほど事故件数が多く、70代以上は全体の3割だった。
エンジンの切り忘れや服装・装備の不備などが原因。
電源を入れたまま地面の物を拾おうとして手が刃に巻き込まれた例や、石が目に入って角膜に穴が開いた例があった。
同庁は、刃が跳ね返る「キックバック」を防ぐには、往復刈りをせず右から左へ一方向に動かすことが有効と説明。
「自治会の草刈りでは初心者もいる。使い方を熟知した農家は、作業前の指導に協力してほしい」と期待する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d336c1b8d97f36236bfa2dda97dce5864e8c3e14
(ブログ者コメント)
〇消費者庁からの注意喚起は下記。
(2020年6月3日付)
人力で行うと重労働である草刈りを動力で行うことができる刈払機(草刈機)は、便利で身近な農器具です。
しかし、高速で回転する刈刃が露出しているため、十分安全に留意して使用しないと大変危険です。
消費者庁には刈払機を使用中の事故情報が平成27年4月から令和2年3月末までの5年間に計88件寄せられています。
刈刃への接触や巻き込まれによる事故が半数以上を占めており、手指の切断などの重大な事故が発生しています。
1年のうち5月と7~8月に事故が多く、これから夏場を迎えるに当たり、刈払機を使用する際には、以下の点に注意しましょう。
(1)刈払機を使用する前には必ず取扱説明書を読みましょう。
(2)作業に適した服装、装備で行いましょう。
(3)作業前に各部の点検をしましょう。特に刈刃、飛散保護カバー、肩掛けバンドやハンドルは正しく装着しましょう。
(4)作業をする際は、地面の異物を除去し、15m以内に人がいないことを確認してから開始しましょう。
(5)回転する刈刃が障害物や地面に当たって跳ね返るキックバックに注意しましょう。
(6)刈刃に巻き付いた草や異物を取り除く際は、必ずエンジンを止めてから行いましょう。
(7)農協及び販売店等が実施する刈払機の使用講習会を受講しましょう。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_032/
〇2017年注意喚起時、本ブログでもその情報を紹介した。
当時の消費者庁からの注意事項は下記。
マンネリ防止のため?か、今回とは若干、表現が異なる部分もある。
(1)ヘルメット、保護メガネや防振手袋など、保護具を必ず装着し、事前に機器の点検を行ってから作業をしましょう。
(2)作業をする前に小石や枝、硬い異物などを除去し、半径15m以内に人がいないか確認して作業をしましょう。
(3)障害物や地面などにぶつかって起きる刈刃の跳ね(キックバック)に注意しましょう。
(4)刈刃に詰まった草や異物を取り除く際は、必ず機器を止めてから行いましょう。
(5)作業者の家族や周囲の方は、作業者が安全対策をきちんと行っているか一緒に確認し、作業中も作業者に変わったことがないかを常に意識するようにしましょう。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_016/
2020年5月6日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜・多治見労働基準監督署は、伐木作業での危険防止措置を怠ったとして、岐阜県中津川市の個人経営の建設業者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで岐阜地検多治見支部に書類送検した。
令和元年11月13日、岐阜県土岐市内の個人宅地内で伐木作業を労働者に行わせていたところ、伐木中の木が倒れて別の労働者に激突した。
伐木作業開始についての合図はなく、保護帽も着用させていなかった。
労働安全衛生規則第481条では、伐木作業を行う際、立木の高さの2倍に相当する距離を半径とする内側には他の労働者を立ち入らせてはならないとしているが、立入り禁止措置の指示を講じなかった疑い。
作業は5人で行っていた。
同労基署によると、違反の理由として、安全面への軽視があったとしている。
https://www.rodo.co.jp/column/90617/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。