2015年7月30日19時4分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月31日付の四国新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
30日午前11時すぎ、観音寺市にある産業廃棄物の処理会社、「E社」の四国工場で、45歳の男性社員の行方が分からなくなったと警察に通報があった。
警察によると、男性は、30日午前9時ごろから同僚と2人で古い紙などを破砕する機械(奥行き、幅各4m、高さ約5m)の点検をしていて、側面にある扉を開けて中を見ていたとみられるという。
警察が一緒にいた別の40代の男性社員から話を聞いたところ、「点検中に自分が機械を動かした」と話しているという。
破砕機は固形燃料の製造ラインの一部で、原料となる廃プラスチックや古紙の投入口、点検のための扉がある。
警察は、機械から血の痕が見つかったことなどから、男性が機械に巻き込まれたとみて調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033756641.html?t=1438287879437
(2015年8月27日 修正1 ;追記)
四国新聞紙面掲載記事を、本文に追記修正した。
(2015年12月20日 修正2 ;追記)
2015年12月17日19時3分にNHK高松から、事故時のやや詳しい状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
警察は、安全管理を怠っていたとして、会社の社長など3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
この事故は、ことし7月、観音寺市大野原町にある産業廃棄物処理会社、「E社」の四国工場で、古い紙やプラスチックを破砕する機械の詰まりを直そうとしていた工場長の合田さん(男性、当時45歳)が、動き出した機械に巻き込まれて死亡したもの。
その後の警察の調べで、この機械は作動させるボタンがやや離れた場所にあり、事故当時、合田さんといっしょに作業をしていた男性社員が、機械の中に人がいるかどうかの確認をとらないままボタンを押してしまったことなど、現場の安全管理が不十分だった疑いが強まったという。
このため警察は、機械を作動させた男性社員とその上司にあたる会社の社長と役員のあわせて3人の書類を、業務上過失致死の疑いで高松地方検察庁に送った。
調べに対し、3人は容疑を認めているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034394661.html?t=1450382881001
また、2015年12月18日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
観音寺労基署は、17日、機械が修理中だったのに操作を禁止する表示をしていなかったとして、E社と社長を労安法(操作禁止表示義務)違反の疑いで書類送検した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。