2021年4月6日19時33分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
基準を超える有害物質を含む水を海に流出させたとして、小豆島海上保安署は6日、小豆島町で化学薬品を製造する会社と2人の役員を、水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、小豆島町で化学薬品を製造する「U工業所」と、この会社のいずれも代表取締役で、70代の会長と50代の社長兼工場長の2人です。
小豆島海上保安署によりますと、会社は、去年12月からことし1月にかけて、4回ほどにわたって会社近くに設置した排水口から、基準を超える有害物質を含む水を海に流していたとして、水質汚濁防止法違反の疑いがもたれています。
海上保安署が排水口周辺の水を採取した結果、いずれも最大で、ヒ素が基準値を27倍余り上回る、1リットル当たり2.75ミリグラム、亜鉛が、基準値を1600倍ほど上回る3330ミリグラムなどが検出されたということです。
海上保安署によりますと、この会社では「亜ヒ酸液」や硝酸化合物を製造する過程で、作業員が身につけるエプロンや手袋を洗浄する際、適切な措置をせずに、有害物質を含む水を排水口に流していたということで、小豆島海上保安署の調べに対し、容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20210406/8030009715.html
2021年4月6日19時2分に日テレNEWS24(西日本放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
調べに対し2人は、「薬品がついたエプロンなどを工場の外で洗っていた」、「少なくとも10年前からやっていた」と、容疑を認めているということです。
https://www.news24.jp/nnn/news111ojfll3cndhtfk65n.html
(ブログ者コメント)
内部通報だったのか?
周辺海域の定期検査だったのか?
それとも・・・。
調べてみたが、発覚理由について書かれた報道は見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。