2020年10月28日18時46分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日に秋田市で住宅の一部が焼けるボヤ騒ぎがありました。
この火災を巡っては、住宅の出窓に置かれたある意外なものが原因ではないかと指摘されています。
大挙して駆け付けた消防士たち。
秋田市の住宅街で27日にボヤ騒ぎが起きました。
幸い住民にけがはなく、家も無事。
改めて取材に行くと、中を見せてもらえました。
出窓には「焼けた跡」が…。
当時はここに「紙製の花瓶」のようなものが置かれていたといいます。
問題は「出火の原因」。
出窓で「珍しい現象」が起きた可能性があります。
丸くて透明な「ガラス玉」は虫眼鏡のように光を集めます。
東京消防庁の実験では、タオルからうっすらと煙が立ち上りました。
今回の原因もガラス玉なのか。
ただ「疑問」も…。
通報の17分後に撮られた映像。
出窓に日は当たっていません。
なのに、なぜ…。
実はこの時、太陽はほぼ真南でした。
直前までは出窓の横のガラスなどから光が当たっていたとみられます。
これがガラス玉を通って収れんした可能性があります。
住民はこの時、外出していたといいます。
東京消防庁によれば、こうした収れん火災は太陽の角度にも影響を受けます。
低い時は横の物体に光が集まりますが、高くなると光は真下に行き、焦点が合わないのです。
火災発生時、この地域の高度は37.4度。
夏至に比べ、半分ほどの低さでした。
他にも悪い要素が重なった可能性があります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a93a0f733d1e95b04a3c530ef882b9b4353afc17
10月28日7時14分に秋田魁新報からは、通りかかった宅配業者が火に気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時20分ごろ、秋田市寺内堂ノ沢の住宅で、出窓の床材などを焼くぼやがあった。
秋田臨港署などは、窓際に置いていた水晶玉が引き起こした「収れん火災」の可能性があるとみている。
火が出ているのに気付いた宅配業者や近隣住民が協力して消し止めた。
けが人はなかった。
火元の女性(78)によると、ぼやがあったのは1階仏間の東側の出窓。
乾燥した植物を飾った紙製の容器、野球ボール大の水晶玉を並べて置いていた。
出火当時、日が差しており、紙製容器の燃え方が激しかったことから、同署などは水晶玉を通った太陽光が紙製容器に集まって出火した可能性があるとみて詳しく調べている。
近くを通り掛かった宅配業者の30代男性が、火が出ているのに気付き119番した。
火元の女性は外出していたため、近隣住民らが消火。
玄関に置いていたじょうろで、割れた窓の隙間から水をかけたという。
火元の女性は、「水晶玉が原因かもしれないと聞いて驚いた。大ごとになる前に消してもらって、とても感謝している」と話した。
市民防災研究所(東京)の清水眞知子研究員は、「水晶玉のほか、水の入ったペットボトルや眼鏡など、光を屈折させる物を可燃物や窓の近くに置くと、収れん火災を引き起こす恐れがある」と指摘。
冬至まで太陽高度が下がっていくことから、「これからのシーズンは、特に家の中に太陽光が入りやすく、注意が必要」としている。
https://www.sakigake.jp/news/article/20201028AK0004/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。